るーさんと駆ける 

「カメだって全速力」(mamogame.hatenadiary.com)第2章。Renault LUTECIA3 RS とシュフ。

「怖かった」よりも、「こうすれば得」を知りたかった。

 朝ごはんをサラダだけで止めておいて、電子レンジで焼き芋を作りました。イマドキのレンジの自動調理はスゴイなあ^^;
お芋を洗って、拭いて、天板に乗せて、スイッチオン。だけ。
アルミホイルに包んで焚き火に入れる方が風情がありますが…
ともかく、おいちい♪

 ここ半年1年、ずっと自分の中でぐるぐるしている思いがあります。
まあ、車と運転のことなんですが。
運転はするけれど、習うことは考えない、運転苦手、という方でも、お時間ありましたら最後までご一読頂けたらうれしいです。きっと安全の参考にしていただけると思います。(*印から後だけでも)


 以前、地元でユイのスクールを開催してもらえないかと、場所探しをしていた時のことなのですが、
「危険回避を学ぶ最短距離は、危険を実際に体験すること」
という一文を、とある施設のサイトに有る基本方針で目にしたことがありました。

え?と思い、続きを見ると、結局のところ、スキッド(水浸しで、滑りやすい路面を作ってある場所)体験や急ブレーキ体験をできる広さがあるところでの話で、一般道で危険な行為をせよということを説いている訳ではないのですが。

 その、「危険回避を学ぶ最短距離は、危険を実際に体験すること」という一文を目にした時、ふと、ユイレーシングスクールとは逆の考え方かもしれないな、と思ったのです。

 ユイでは、車というのはこうすれば危険な姿勢変化は起きないし、さらにこうすればもっと速く走れるよ、ということを、体験の前に座学で話を聞きます。
 

走る前には1番やってはいけないこと(危険につながること)、については頭で理解しているし、いちばんやっちゃいけないことの予兆のある人は、それが見て取れますので、初期段階で指摘を受けます。

本格的にみんなで走行する頃には大体そういう予兆は治まっています。

その理由について思う所を述べ始めるとキリがないので省略します。



私はユイレーシングスクールを知る前、他のスクールで、急ブレーキとスキッドは体験したことがあります。前の相棒を買って間もなくです。

車の動かし方にはきっと大前提があるはずだから、スポーツ走行するならその前にスクールだと思いました。

そして「座学」があると書いてある所に申し込みました。


しかし、その時のそのスクールでは常連さんが八割で、座学はスキップされ、ブレーキもスキッドも、コースと手順の説明はあったのですが、理想的な走り方止まり方などは説明がなく、何も知らない私はただこなすだけに終わりました。
他にも、中級、上級のコース希望者は受講必須の初級コースも受講しました。
でも、期待した様な運転の基本原則の説明の印象はないまま、自分がなにが出来ていたのかはわからないままでした。

教えてくださった方は確かに上手で、間違ったことはしておられない。

それは分かるのだけど、私には、どこへ行けば上手な運転の入り口があるのかわからなくなりました。

その後自分は、当時は、運転の大前提は実地で知るしかないのか、みんな走り込んでそこは理解しているのかと思い、実地のスポーツ走行を試み、そこから1年くらい。サーキットではコーナーが上手く曲がれず、公道では夜道で単独スピンしました。

 

 夜道でスピンした時に、とりあえず360度近く回りきって対向車線に止まってから、背後から他車のヘッドライトの灯りが見えてきて、神様に助けてもらったと思いました。もう次のお助けはないと考えました。このまま車趣味をやめるか、この失敗を超えてスポーツ走行をするかどうか考えました。

基本はわからなかったけど、初めて受けた講習で、ただ講師の見本を真似することに徹して走ったミニサーキットは楽しかった。やっぱり走りたい。

  その時にはもう存在は知っていたので、遠くだから無理だと思っていた、富士スピードウェイで行われているユイレーシングスクールに行くにはどうするか考えました。

結果大正解で、走る前の座学で、自分が知りたかった事はこれだと、内心小躍りしました。

はしるのが楽しくて、嬉しくてホッとして最後の方で泣けて来ました。

 

正直、公道スピンしてからもサーキット走ろうとする主婦が何人もいるとは思えません^_^;が…あのスピンはほんとに反省

逆に、普通の主婦の方で思いがけずスピンしたことがあるという人には会ったことがあります。

 

*スピードを落とせ、ゆっくり走ろう、は交通安全の合言葉になってます。確かにそうだと思います。

でも、車はゆっくりなら何も起きない、ということはありません。経験上でも実感あります。自分がスピンしたのはものすごく中途半端な速度です。普通の人でも出す速度です。飛ばしていたから回ったのでなく、してはいけない操作をしたからです。

 

 

 

 運転の原則は、知ってみると、特別なことではなく、日常に必要なことなのに、と思ったことがいくつもあります。自動車学校でも教わった覚えもないし、免許の講習でも聞いたことがありません。

あれはダメ、これはダメ、はてんこ盛りに聞くけれど、車の動かし方について、ああしたほうがいい、こうした方がいい、という話は聞きません。

 

 

高速道路のパーキングエリアの導入路、どう走りますか?

どう走るのが正解だと思いますか?

どこかでそういう話を聞いたことはありますか?

運転の基本を知れば、自分で考えられます。

以下はユイで教わったことを元に、自分なりの考えです。

間違ってはいないと思って書いていますが、足りないかもしれません。

実感としては合ってると思うんですが。

 

導入路が全編下りカーブのところで、自分なりに速度を落として侵入したとします。

途中でちょっと回るのが苦しくなってきて、あと少しでパーキング、という所でやっぱりこのまま曲がりきるのが苦しい…ブレーキかけた…リヤが滑る!どーん。

 もう4年ほど前でしょうか。私の父は雨の日に、この順番でパーキングエリア駐車場手前のイン側ガードレールに前を当てました。

 

下り坂ということは、ブレーキを踏んでいなくても車は前に重心が寄って前のめりになっています。(ということは後ろが持ち上がっています)そこへずっとカーブの遠心力がかかっていますから、車は外へ外へと向かおうともしています。

段々その遠心力を、ドライバーが苦しいと感じはじめて、減速しようとブレーキをかけたとします。

ブレーキをかけると更に車は前のめりになり、更に後ろが持ち上がります。

持ち上がる、ということは、タイヤが滑りやすくなります。

 

父の場合は、遠心力が高まり、車もだんだんまえのめりになった、下り坂の最後にブレーキをかけてしまったのだと思います。元々、ブレーキもアクセルも急な人です。

後輪が外側に滑り、内側のガードレールに前をぶつけた。

車は大したことにはならずに済み、ガードレールは丈夫で、父も無事でしたが。

後始末をした後に、父は娘の私から加減速について厳重注意を受けました。

かわいそうなくらい小さくなってました。

あの時にこの説明までできなかったのが残念です。

 

 多分、車の運転がお好きな方は、そんなことかとお思いかもしれませんが、私は考えたことがありませんでした。

高速道路の導入路や出口に向かう下り坂は、一言で言えば、曲がり始める前に十分に減速するのが正解です。かといって、急減速は危険なのでどういう風に減速するかはその場の判断ですが、いつも下りカーブの最後が怖い、と思う方は、はじめにちょっと遅いな、と思うくらいに減速するぐらいでちょうどいいと思います。

加減速は緩やかな方が良いです。

 

サーキットの様な所でより速く走ろうと思うと、もう少しいろいろなことを考えたりしなければなりませんが、日常でその必要はないですし。

 

 

私はスキッドや急ブレーキの練習は必要ない、とは思いません。
その言葉を使っていた施設の考え方を全否定はしないです。
そういう練習は自動車学校でやってもいいと思うくらいですが、

ただ、ふつうに車を運転している人が、危険を経験しただけでは「怖かった」しか残りません。
こうなるのが理想です、という走り方を知らずに危険を体験すると、トラウマができることがあります。それでは運転が怖いものになってしまいます。

私は、公道スピン以来、滑る、ということにものすごく敏感になりました。

それは感覚が鋭くなるという良い意味もありますが、必要のない恐怖感もあります。

交差点の90度カーブの頂点で、師匠の運転の同乗のスリップアングルで…問題ないのに背中がソワっとします。これを越えていかなければ速くなれません。

いつもビクビクしているというのは必要な操作ができなくなるひとつの要因になり得ます。

 

危険を体験させるということなら、セットで、こうすればそうはなりませんよという理屈と、体験も確実にさせてほしいなと、自身の経験を振り返ってそう思います。