車の師匠が、運転を科学で捉えろと教えてくれました。
しかし、科学とは一体何なのか、何を指すのか…私にははっきりイメージがありませんでした。学者さんがやっていること、難しいこと。物理学、ビークルダイナミクス…
私にはわからないことなんじゃないだろうか…と。
今は「リケジョ」という言葉もあるけれど、理系=男性という空気の中でずっと生きてきたし、実際理系は好きではないと思っていました。
しかし、ユイのスクールでビークルダイナミクスを教えますと書いてあった中身の実際は、思い描いたような難解な話ではなかったのでした。
学問としてしっかり学ぶ時には確かにもっと難しいかもしれないが、イメージを持つことだけならできないことはない…。
そういえば物理って習ったか?物理という科目名を聞いた覚えがありませんでした。
ふと疑問が湧いて調べました。
中学の理科が、実は第1分野の化学、物理と、第2分野の生物学、地学に分かれており、それぞれ基礎を教えているらしいが科目としては「理科」。
高校ではそれが選択となり、例えば息子の高校の場合は化学、生物、物理からの選択制だったということです。昨日聞いた時、息子は地学が選択科目になかったのを残念がっておりました。
私が物理を習ったという認識がないのは、中学では理科、として習い、高校で物理を選択しなかったからなのですね。
物理の初歩は中学で習っているらしいのですが、そういう認識はまったくありませんでした。ならば。
大人になってからの学びは、10代の頃にはない感触がありますね。
遠視と近視の違いを、光の項で説明してあって、結構感動です(笑)
薄々知っていた事もありますが、科学的な考え方は、自分が思っていた思考プロセスとは違っていたりもします。
その違いは、運転を習う過程で、私自身は「感情で考える運転」と、「物理で考える運転」という分け方をして考えることがあったのですが、それに似ていました。
そして自分が生きている世界や、使っている道具は、科学に基づいているのだなと改めて感心しています。
一番知りたいのは最後の方なのですが、最初から読む、計算も逃げないと縛りをかけたので、少しづつでまだ半分です。