るーさんと駆ける 

「カメだって全速力」(mamogame.hatenadiary.com)第2章。Renault LUTECIA3 RS とシュフ。

ルーテシア3RSを選んだ懸け その4 どんな車で走るか

 昨日は久々のお出かけ。

寒い寒い冬をなんとか切り詰めて乗り切り、高速代を少し払ってトヨタ博物館へ。

TAM TTD 2018 (TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM で Tea & Talk & Drive)というイベントに行ってきました。CG CLUBのイベントだとのことです。昨年に続き参加させて頂き楽しませて頂きました。お知り合いつながりで参加させて頂いたので、諸々感謝です。

古今東西、遠方からもヒストリックカーの領域の車や珍しい車が集まっていました。古いクルマを動体で維持するというのは、並大抵の努力ではないし、金銭もそれなりに必要だと思います。私は古い車に憧れるけれど、根気と金銭の意味で、クルマに申し訳ないからチャレンジ出来ません。尊敬の念を持って拝見。皆さん楽しそうです。

 特に車種に入場制限はなさそうなので、片隅ににこそっと(笑)我がるーさんも混ぜてクルマを停めさせていただきました。ダッシュボードには控えめにユイのステッカーをさり気なく置いてみたりして。車は大事にしていますが、モータースポーツやってます。と心のなかでつぶやきながら。

でも、お隣がBMWのZ1だったんですよね。そっち見てしまうわな(笑)私もあの格納式のドアの動くところを見てみたかった。

 ルーテシア3RSは一見ふつーの車だと思います。我が家は親子で足車にヴイッツがおりますが、特に車好きでなければそのくらいのサイズ感の車に見えますし。

でもよく見ると…あれれ?となるのかな(笑)乗ったりすると「スゴイ!」ってなるんだけどなあ。

自分のより前の世代のルーテシア(現行の3代前かな?2000年以前?後で調べたらV6のスゴイのだったのでは?うひゃ〜)のRSオーナーさんが、イベントの終わりがけに私の車に気が付き「あ?!」となっていた所に居合わせました(笑)私自身はデザインはその方の世代の方を最初に興味を持ったんですよねえ…あれも個性的でカッコイイデザインでした。

 

 

 

  さて、現在の相棒ルーテシア3RSを選ぶ前に、他の選択肢もいろいろ考えてみてた話です。MTヴイッツ、スイスポデミオ、他小型車様々。考えるのはタダですし、楽しいし。少々前置きに昔話を。

 車好きな人と結婚したのが20年ちょっと前。その3年後に子供を持つのを機に、夫は長く乗ったロードスターを降りました。

その後ミニバンも乗りましたが、長く続かず夫が輸入車に手をつけました。ファミリーカーも輸入車に。その頃は車を維持するだけで精一杯で、子供が小さい時に、保育園行っている間に、昼抜き4時間半のアルバイトをしてローンを払っていた車もありました。途中、どうにも辻褄が合わせきれなくなり、一度は半年車検を切って車を眠らせた事もありました。

それでも諦めずに輸入車に乗り続けました。車検取り直してローンも払い切れました。

歳を取ったら、退職したら…という発想に、敢えてしないでおこうと、当時心に決めました。確かに、望むことが全部かなうわけではないかもしれない。好きな車を新車で買うとか、高級車に乗ることはできないかもしれない。

 それでも、諦めなければ。楽しいことの裾野でもいいから、掴んでおきたい、掴み続けたい。その長い長い助走の先に夫の定年を迎えられたら…そういう思いでした。

(実は、輸入中古車はある意味安いのも、続けられた理由。輸入車は手がかかる、のもウソではないけれど、一概には言えない…夫の努力と出会ったお店と…それを語るには私では経験不足、そして場所の容量不足であるかと…)

 

 その後各々の両親の病気などもあり、ここ10年ほどは、どちらかの両親と家計を共にして、看病や介護の一翼を担って生活をしてきました。

そのおかげもあってとりあえず、夫も今の車に納得していて、私も日常の車に輸入車を選んで、結果スポーツ走行にチャレンジすることもできるようになりました。

しかし、そうでなければ、どうだっただろうか…と考えます。

所帯を持ち、子供を育てていく中で、モータースポーツを楽しめるのか…

 私も、今だって、その不安はあります。生活の糧のいくらかは、親の収入であるわけだし、自分も含め、人はいつどうなるかはわからない。自分たちの基本的な生活レベルっていうのがどこにあるのかは考えて、枝葉はいつもたためる心の準備が必要だと思っています。

そう考えた時に、サーキットで見る車たちは、私には、ささやかな希望を叶えてくれる乗り物には一見見えませんでした。(くどいようですが、そういう車が悪いと言いたいわけではありません。一方的な印象ですし、いろいろ方法を考えて楽しんでいる所帯持ちだっていると思います。他の選択肢を考えているだけです)

 

 以前、日常のクルマのヴイッツでスパ西浦を走ってみました、という記事を「カメだって全速力」というこのブログの前章のブログに書きました。

(1.3L CVT 型式SCP9019万キロ・8万キロ台でショックを純正に交換。オイルは8万キロ以降は3000キロ〜6000キロの間で交換、高速長距離多かった個体 /タイヤ:DUNLOP エナセーブ)

 走行時、じつはショックがヘタっていて、その後カヤバの普通のショックに交換しているのですが、交換前でしたので、言葉を選んで言うならば雲の上の乗り心地。ハッキリ言えば、操作の反応が遅れてぼやけてやってくる。切れ込みって何ですか?という状態です。

 それをわかっていて、敢えて走りました。ドライビングは私で、夫が観客。

夫は正直「こりゃあやっとれんからショック交換しよう」という状況になることも想像していたと言います。私本人は、ショックがヘタっているということは減衰力がヘタっている…ことから想像して、すべての挙動をゆるく長く考えて乗ってみようということで。

  タイムとしては遅いです。ベストは同じコースで自分が120馬力弱のクルマで出していたタイムの10秒程下でした。うまかったかどうかはわかりませんし、その結果が車にリニアかどうかもわかりませんが…いたわって走ったことは事実です。

ただ、走ることの楽しさに何も違いはなかった。楽しいです。

ストレートエンドの最高速は前の相棒のBMW E46 318ciと同じく100~120弱。若干ヴイッツの方が遅かったかな。

夫は観客として見ていて、車がどうのと言うことよりも、自分の嫁さんがサーキットを特に不安なく走れていることに感動したと言います。

私の場合はヘアピンをスムーズにコンパクトに回れた時がいつもタイムが良かったそうです。

 

その後、東海地区ではじめて開催されたユイの幸田ドライビングスクールで、ショック交換済みの同じ個体のヴイッツでの参加者(夫)が、講師の同乗走行を終えて一言

「おかしい(笑)ヴイッツが速い(笑)」

 

その一連の出来事は、自分としては、「普段乗っているクルマでも走れます」というユイレーシングスクールのうたい文句を信じて実行してみた、ということになるのですが、そのうたい文句はウソではないと実感したのでした。

 

毎度のことながら、長くなってしまいました。

もっとコンパクトに、簡潔に書けないかどうか、というのを常々考えてはみるのですが、ここに至る過程というのが、とても大切なものに思えて、それをできるだけ必要のないことを省いて書いています。

私の文章は拙いかもしれません、伝えたいことがはっきりしないかもしれませんが、興味を持って頂けましたら、次のもお付き合いください。

ここまでの「ルーテシアを選んだ懸け」シリーズを踏まえて次回で結びたいと思います。