るーさんと駆ける 

「カメだって全速力」(mamogame.hatenadiary.com)第2章。Renault LUTECIA3 RS とシュフ。

ささやかな趣味の時間

 来週が、6月のヤマ場。週4のおつとめ。それなりに進歩をしながら介護の真似事をする。

特に習ったこともないが、子育て経験は介護に活きるように思う。

 今週は出かけられるときには、ちょっと家を出て、日常の買い物をのんびり目にしたりする。

コミュニケーションが取れない相手の世話をするのは想像以上にプレッシャー。認知症で会話が困難だから、考えていない訳ではないけれど物言わぬ状態。記憶力も状況が読めない、普段関わりが多くないから余計に読めない。

側から見るよりいろいろ考えているはずだと考慮することにしている。

 


 そうやって過ごしていたりすると、ふと、自分が車が好きな理由はなんだったかなとか、サーキット走ったのは夢だったかなと思うときがある(笑)今更。

 運転すれば、その成果は間違いなく現れてはいるんだけど…

制動距離、車の姿勢コントロール

なによりも、慣れた所でよく思うのは、視野が広くなった事。それは運転技術がどうというよりは、運転することへの意識の変化とか、運転のことをブログに書いているから余計になにかを起こしたくないという気持ちから。もらい事故でも嫌だ。避けられる努力を日々考える。

 それでも、情け無い、こんなことも見えてないのかと、助手席から指摘されて思う。


運転に特別な自信はない。

このブログに運転のことや、YRSのこともたくさん書いているけれど、自分のことを見る自分はとても冷ややか。

口ほどにもない、もっと速く走ってみろよと、思うのだけれど、速さにはなにか大事な事が足りない気もして考えたけれど、まだよくわからない。今までで一番タイムが速かった時は速い感じがしなかった。

 操作の全てが、そっとしているような、優しいような、フラットで冷静。

そういう時は車は決まってストレートで伸びやかに加速した。

ストレートエンドと高速コーナーは慎重に入ったけれどそれまでより速度域が高くてソワっとした。

ストレートエンドで自分が慌てるとそれじゃあイヤだと車が不安定になった。

 


速さって何だろう?

私にとっては今でも十分速い。

前の相棒の時でも、同じ車で無理をしてなくても、もっと速いタイムが出ることは、他の人が運転したことで分かった。でも自分がいきなりそれはできない。

無知からくるできなさも、嫌という程味わった。自分だけが遅い、自分だけが知らないんじゃないか、時間があれば、お金があれば、もっと近ければ。~があれば、はいっぱい考えて、もう慣れた。

無いからこそできることだって、たまには、あるんだから(笑)

 


速くならなくてもいい訳じゃないけれど、車やタイヤを引きずりたくない。

向上心と丁寧さがあれば、数字はきっと後から付いてくるし、運転の基礎に忠実になれた時の走行抵抗の無さは、油圧補助がある車でも感じられるし快感だ。それははタイムを超える快感。車や、車が動く理屈や、ルールに従うことは、言葉から想像するよりも人間を楽にするように思うのだ。

そういうことを考えていると、タイムよりも走行感がおかしかった方が後味が悪いと感じるようになってきた。

 

 

この1年ちょっとでわかったこともいろいろある。この地域はサーキットも割とあるけど、すでにあるコミュニティもあるということ。みんな車は好きなんだ。それが良くもありハードルでもあるのかな。


自分は何のためにサーキットやオーバル走るんだろうな。

この先どんな人生とどんな趣味を持つのかな。

 

まだ先はわからないけど、最近しょっちゅうそういうことを考える。

 スポーツ走行は失いたくない時間だけれど、最優先にはできない。

今までの50年弱の時間の中で、23年の結婚生活の中で重ねた時間は、自分が考え方を変えたから、いきなり自分だけが変われるものではないなあと、家族に応援してもらっている中でも感じた。

  私は、子供たちに何ができるか、何をしてもらわなくてはいけないのか。定年後は自活して好きなことをして…自分の両親も昔は言っていたけど…

 女性だから、妻だから、母親だから、じゃなくて、家族のひとりとしての責任。変えられないじゃなくて、変えるには時間と努力が必要なんだろうな。努力と気遣いがかけると歪みができる。諦めや弱さだけでは、流されて溺れる。

前に、「家族という病」という本を見かけたことがあって、タイトルだけでお腹がいっぱいになって読まなかった。昔家族も日本も嫌いになったことが昔あったけど、もう大丈夫だと思う。

 いろいろ思うけど、ささやかな趣味の確立は諦めないことにしてる。

車をいじらなくても、すり減らさなくてもスポーツ走行はできると思うんだよね。