るーさんと駆ける 

「カメだって全速力」(mamogame.hatenadiary.com)第2章。Renault LUTECIA3 RS とシュフ。

YRSの教えと4コントロール その1

タイトルにした事に関して、正直なことを言うと。

考えてみて、ちょっとだけ、頭から煙が出そうな感があった(笑)

でも、イメージとしては湧いた感がある。それが合っているかどうかはわからなかった。

 

 ルノーの車に4コントロールなる仕組みが搭載されるらしいと知ったのは、半年くらい前だっただろうか?ちょっとはっきり覚えがないけれど、その時初めて

「同位相」「逆位相」

という言葉を知った。なんのことだかちっともわからなかったので、調べてみて、なんとなくの理解はした。

そして、実際に搭載された車が発売となった。

実は、ふーん…くらいであまり気にしていなかった(笑)

改めてメーカーサイトを見てみる。

www.renault.jp

www.renault.jp

 一体、誰がこんなことを考えたんだろう。どうも、この考え方自体は日本車の昔の車にもあったらしい。聞きかじっただけだからはっきりはしないけれど。

ホンダと聞いた覚えがあったので情報を探してみたけれど、読んでもさっぱりわからなかった。同じ発想なんだろうか?時代からすると機械式だったのかな…。

 それはさておき、4コントロールは、横滑り防止機能とか、そういう安全サポートの機能よりも、もっと踏み込んでドライバーに何かを求められているような空気を感じた。もっと積極的に!みたいな。反面、空恐ろしさを覚えたのも事実。

 

 そして秋になって驚いた。ルノージャポンさんが、購入者向けに無料でドライビングアカデミーをやる(ぃよっ!太っ腹っ!)、しかも講師が我が師匠(ユイレーシングスクール トム吉田氏)だという。

イイね乱打したかった(笑)

 

 そして先月。第一回目?(今後継続を前向きに検討という話があったとか…)アカデミーが終了し、参加した各メディアから、記事が出始めた。

www.autocar.jp

 

clicccar.com

 

www.webcg.net

読んでいくと、人によってフューチャーしているところが違ったりして面白いし、ともかく、記者さんたちが1日師匠の考え方と練習方法を体験してくれた、ということが経験者として嬉しい。

 

3つの記事中にもあったけれど、「四輪でコーナリングをする」ことがとにかく大事だと思う。

 

 私自身はミニサーキットに通うようになった頃、「前荷重命!」になっていて、低速コーナーでどアンダー(アウト側へ滑っていく)、下りコーナーでもアンダーステアで、これ以上やったら外側グラベルにコースアウト、の恐怖をいつも味わっていた。

コースに慣れれば、だれでも少しはタイムが上がる。「慣れ」の伸びしろが頭打ちになったころ、新品のミシュランPS3が7000キロでつるりんになった!

タイヤは滑れば滑るほど減る、のを身をもって知った。

「もったいない!」ってお店で怒られた。

でも独りで通っていた(当時は中高生の親。シュフの空き時間は平日昼間だから、誰ともスケジュールが合わなかったし、走り友達もいなかった)から誰にも運転を教えてもらえなかった。ネット検索で研究するも、更に悪循環にハマっていった。

 そして、いろいろあって、運命のユイレーシングスクール初参加の日、最初の座学で

「クルマは四輪荷重で走ったときが一番コーナリングフォースを発揮する」

その言葉とそれに対する説明を聞いて、憑き物が落ちた。

そうだ、単純なことじゃないか。

どれだけ頑張っても、1本のタイヤのグリップは上限が決まっている。

なぜ自分がうまく走れないのか、頑張っている気持ちだけではだめなのか。少しわかった。

 

速いっていうことはどういうことなのか。

それはコーナー手前で必死でブレーキを我慢することではなかった。

 

周回路を速く走るためには、一番効率のいいところで全速力を出せるのが近道。

平均速度が高いことも必要。

ストレートでどれだけ早く全速力態勢に持っていけるか

  =コーナーの出口で早く姿勢をセンターに戻すためにもコーナリング中の姿勢制御

コーナリングではどれだけボトムスピードを下げずにいられるか

  =ターンイン速度を上げて、イーブンスロットルで失速を避ける。

 

他にも沢山のことを教わった。コースや内容が異なる各種スクールに参加していった。

ヒントはスクールのサイトのあるコンテンツに山積みだった。

過去のメルマガを不必要な日付などの部分をできるだけ省きプリントアウトし読み漁った。

 

私は特に速くはないが、今は公道でも、コースでも、曲がり角の手前で、後傾(加速)〜前傾(減速)〜拾う〜ターンイン、の軌道をイメージで描けるようになりつつある。完璧ではないから、検証と反省の繰り返しだけれど。

コーナー出口からの加速を効果的にするために、引くところは引けるようになってきた。

 

ドラテク」という言葉があるけれど、あまり好きではない。

私がユイレーシングスクールで教わったことはドラテクではないと思っている。

車と自分を観察して、車に寄り添う。物理に抗(あらが)わない。

クルマさんに走ってもらう、という言い方を聞いたこともあるのだけど、正にそう。

ユイレーシングスクールに通いながら、今の自分の車のポテンシャルを冷静に見たり、自分自身の能力も、冷静に受け止めるようになった。そのために必要なことはイメージだけでもわかりたいから、分からないなりに調べた。

車の能力以上には走れないし、自分の能力以上にも走れない。

その上で斜め上(自分なりの向上)を目指す心地よさを知った。

 

 

 今回のメガーヌのスクールのレポートを読んでいてふと気がついた。

「われわれは、ずっと4コントロールのない車に乗ってきたが、まさに4コントロールのようなことをやろうとしてスクールを営んできた」

ということを師匠が座学で話したらしい。

そうなのか?!あまりそういう風に考えたことがなかった。

そこで初めて、同位相と逆位相を紙の上で考えてみて、なんとなくだけど(ここで書くにはおぼろげすぎます)あーあの時とあの時かな、ヨーモーメントが関係があるかなとうところに行き着いた。

 

つづく 

 

 参照(私の頭では理解できなかった)

PRELUDE 1996.11