腱鞘炎(中指)の手に一昨日注射して、家事できないのを良いことに、調べものしてました。注射打ったので急速に回復中です。ただぶり返す傾向も感じるので、今日は夫の出勤のお弁当を最後に食事作りは中止。昼と晩は何たーべよっかな♪
注射は、痛い痛いと聞いていて、妄想が膨らみすぎて実際のほうが痛くなかった(笑)
でも痛かった!新しい痛みを知った!
その1をアップしたら、いくつか反応をいただいて、それをキーワードで調べたら同位相逆位相を使った4輪操舵機構?っていうのを、過去に日本車メーカーでいくつかチャレンジしていたらしい、という事がわかりました。
現行車種でそれらしいのついてるのあるよーとか、謳っていなくても4wsの考え方がサスペンションに入っていたクルマもあるっていう話も聞きます。アプローチの仕方は色々らしいのですが。私の理解はまだ足りないかとは思いますが、みなさんありがとうございます。
調べてみると面白いですね。評価は様々だったのかもしれませんが、自分が時々辞書みたいに使っている自動車のメカニズムの本(運転は30年越えて輸入車は20年近くになりますが、なんせ車に対する理解がほとんどないとこからスタートして数年なんで)にも四輪操舵と言って良いのかな?の4WS載ってました。
その辺をまとめて書いてあった記事も検索かけたらすぐに出てきました。機械式、電子制御、サスペンションのパッシブ4WS。そうか~…トーイントーアウト使う考え方もあるんですね…
いろいろ考えると、今回の4コントロールがある意味チャレンジングにも見えてきました。面白いです。
ルノージャポンが無料でアカデミーを開催したのはどうしてなのかは私にはわかりませんが、ちょっと想像をしながら、継続を願います。そもそも車は四輪走行な物で、それが前提の機構でしょうし、4輪荷重必須な気がします。
さて、その1の続きは、また私めの失敗談。
2年くらい前かな、ユイレーシングスクールのオーバルで、師匠のリードフォローでの走行について皆で走っていて、私がノープラン(対策なし)でコーナーに入って行ってしまって回ったことがある。
ベースはできていた。徐々に上がるペースに対応がついていかなかった。
ノープランでは通過できない速度でのコーナリングを、4輪で安定して回れるいろんな方法を教えてもらって練習していたのに、ぼーっと師匠の車を眺めてしまったのだ。
ウェットの路面でも同じことを経験した。
学習能力がないんだと言わないで(笑)
ともかく、やることをやれば、びっくりするような速度で旋回できる。私が今できていることよりも、もっと上がある…。
ボトムスピードをあげる為の対策はスクールで習うし、それを記者さんたちが記事の中で文章化しようとしてくださっていてその努力は大変なことだと思う。面白く読ませていただいているし、新しい発見もあった。
でも、結果として現れる「ここでこうする」ハウツーは車の作りや、ターンイン状況によって刻々と変化するので、円弧の何分の1とかパイロン何本目かっていうことなどは細かく決められないと個人的には思う。が、目安にはなる。
たくさん走るからそのうち自分なりのものができてきたり、どうもうまくいかないから自分の中で原因究明が始まったりする。
よーするに、自分の車がどうやったらイーブンスロットルになっているかを、自分自身が検証する作業を私はずっとやっていた。
それができるように、オーバルコースはきちんと計測の上、正半円と直線の組み合わせになっていて、なんとも都合の良いことに、片側はゆるい上り坂、もう片側はゆるい?下りになっている。
そこを右回り左回りするから検証し放題。
コース全体が見渡せるから、周囲からも状況が見える。必要に応じてリアルタイムでアドバイスがもらえる。サーキットではなかなかできない。
レースをやれば走ってないグループは観客と解説者になる。全部見える。楽しい。
ちょっと?余談が多かったけれど、その「対策」が、師匠が4コントロールを人為的にやろうとして来たと言うことなんだろうかなと思ったのだ。
駆動力(タイヤの向き)の方向、慣性の方向、遠心力、それらの方向と大きさ。そして師匠の口から時々聞く、ヨーモーメント(自転)。
そういうものの複合で、車の軌道は決まっていくと思っているのだけれど、役に立つ形でヨーモーメントを出すには、イーブンスロットルベースができていることと、対策を講じた上で、高い速度で車と一緒にコーナーに飛び込まなくちゃいけない。んだと思う。
そういう意味の話を、以前から何度か座学中や師匠の書いたものの中で見てきたような気がする。簡単ではないけれども。その引き出しが開いた。
私が進歩するにはそれが必要だと思ってきたこと。
せっかく通い詰めたならそこまで行きたい。
そんなことを思いながら、紙の上で想像を巡らせてみて、人為的4コントロール、多分そういうことかな、というイメージはできた。正解かどうかはわかんない(笑)からなおさら書けない。
ターンイン速度とヨーイングじゃないかなと思う。今の自分は絶対出来てない(笑)
正直やるのが怖い。でもその領域に入れば、単位時間あたりの移動距離のイメージが変わると思うんだ。過去にその空気の入り口を感じた瞬間が、何度かあった。
その時は決まって、車が軽い。走行抵抗が少ない。そっと操作しているのによく曲がる。心がそわそわした。
とにかく、後輪のタイヤの向きを同位相と逆位相にしてより積極的な走りを促してくれる4コントロールなんだから、直前まで減速を緩めずに、すごく前のめりでコーナーに入って行っても効果が出ないだろうなと思う。リヤタイヤが接地してなかったらきっとダメだ。それだけは思う。
それを考えずに、ついてるからダイジョーブって無茶しても、きっと恩恵には預かれない。それで「使えねえ」っていう評価を下すのか?
師匠が以前からルノーのサイトのスペシャルコンテンツでブログを書いておられる。
そこの最新の記事(2018.12.13現在)で走行中の後輪のタイヤを撮影したものが投稿されている。コースの形は把握している(ストレート、低速鋭角コーナー、高速キンク、半円、でできているおむすび型)のでじーっと見ていると、これかな?と思う動きが。
でも、ほんとに普段からいろいろ頑張っていて思うのは、ほんのそっとした動きでも適切なら効果がうまれるから、これも僅かな動きなのかなと思うのだ。
操っている人間にはどういう感触なのだろう?
確信を持って4コントロールを使えたら、ドライバー冥利に尽きるんじゃないかな。
よし。新型メガーヌ買えないし、3RS気に入ってるから、人為的4コントロールの領域に入れる様に頑張ろう。
ちなみに、個人的には、ユイレーシングスクールは「デキる」人たちのためだけの集まりじゃないと思っている。本当にいろんな人がいろんな想いを抱えてやってくる。
私はどういう風に周囲から見えているのか。
まあ、口(文章)は長い。(スクールでは喋ってるよりはスタッフ席にへばりついて師匠のつぶやきを拾ってる・笑)
あとは、できそうで出来ないとか?
みんなが時々、やってみれば(ステップアップ)できるからって、ジリジリしてくれてるのは感じる時があって。
みんな優しい。ありがとう。
やった方が良いことはもちろん、車を不安定にする操作、絶対にやってはいけないこと、というのも最初に教わる。
まずはそこがわかれば(難しくない)。
時々職員室に呼ばれるくらいで、それを常連が遠い目をしながら昔を思い出し?見ているくらい(笑)
私自身は今は、走り込む、というところまで時間と費用が確保できないけれど、諦めずに自分なりの進歩を刻みたい。次に走れるのはいつかな。諦めないぞ。