退院日が決まった。
もちろん嬉しいのだけど、根本的な治療はこれから。投薬治療。
外科的に手を切開して、いわゆる病巣?を取り出した。それを病理検査にかける。
1つは原因菌が出た(名前はまだ聞いてない)
前にも書いたけれど、海や土にいる系の細菌。
他の人にうつる様なものではないらしい。
病理検査の結果が出揃った段階で、それに効く抗生剤の飲み薬で化学的な治療を根気よくやって完全撲滅、という方針。出揃わないので根本治療が始まらない。
腕のみの部分麻酔なので術中の執刀医2名の会話は全て聞こえていますので、その治療方針で納得。
(その状況は、むやみに怖がらなければ、大丈夫。事故などで怪我をする方がよっぽど恐ろしい。私のは衛生管理された空間で切ってるんだから)
手の動きの方は、リハビリをして出来る限りの復元を目指す。
まあ、現時点は激しく危機的状況ではない。
で、少々退院が早まった理由が、病理検査で、微量すぎて判断がつかないものがあるらしく。
判断をつけるためにそれを培養するとのこと。
培養して数を増やすのだが、当然時間がかかる。
今までの経過から見るに、進行が相当遅いので、入院、拘束をして待つ必要性は無さげなので、ひとまず退院しましょうか、ということなのだ。
(黄色ブドウ球菌、みたいな毒性が強い菌だと、もっと急激に進行して、腫れ上がり発熱などを伴う。今同じ病室の人がそれに苦しんでいる)
幸い主婦なので、大変だけど、連日リハに通うことは出来る。
通院の交通費よりも家族の外食の方が高くつく。
外食メインだと食生活のバランスも崩れる。
退院かなと。
先が長い話なのと、目下の大変なことは掌蹠膿疱症との付き合い。ステロイド剤を内服(花粉症の酷い人が飲むこともある薬)して、症状をコントロールしていたけれど、今は薬ストップ中。免疫力が下がるから。しばらく飲めないかなあ。いつまでかなあ。
この病気は、結構治りづらいので、民間療法などもあれこれあるらしいですが、ちょっと調べてみましたが迂闊に試すのはやめます。病気自体の原因がひとつでないので、原因がわからないとね。
今回の病理検査と根本治療が膿疱症の方にも何か進展をもたらしてくれないかと淡い期待をしつつ、当面そちらとのお付き合いも知恵を絞ります。
なあに、10年来の付き合いですから。
共存するにもいろいろ手はあります。
しばらくは、くっつく包帯にお世話になるかな。
とりあえずね、手の使いすぎが原因でなかったことと、自分の労働環境に対して変化が訪れそうなので、そういう意味ではある意味ホッとしています。
子供達には、自分の身の回りを自己完結することが何よりの助けだと入院前に話した様に思いますが、入院中ほとんど向こうからは連絡がありません。
完結できてるかは不明だがw
とりあえず、帰宅した段階での作業分担を再構築して治療中の立場を少しだけ主張しよう(笑)
あまり主張してプレッシャーをかけるのは筋違いな気がする。まずはお礼を言わなきゃね。
とりあえず料理がしたい〜
箸のところまで中指が参加する様になりました!
豆掴みもできたけど、なんかぎこちないのと手がしびれる。まだまだこれからだけどホッとするー