るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSとKangooを主婦が皆さんの協力と知恵をいただきながら一生懸命乗っています。

減速と失速

f:id:mamogame:20200210091546j:image水仙クリスマスローズ

f:id:mamogame:20200210091644j:image黄砂来た!

 

 先日、ふと運転の師匠のブログの走行動画を見ました。運転は多分師匠です。

(改めていうと、「師匠」っていうのは、私が勝手にそう思っているだけで、弟子にはなれていない、とずっと思っていました。師匠が使う言葉で卒業生っていうのがあって、一度でも参加して座学と走行を体験した人はみんな卒業生。私はそれです。)

スクールでは求めれば同乗で見本を見せてもらえるし、走っているのも外から何度も見てきたし、今更驚く事でもないはずだけど、改めてすごいなあ…と思ったのと、ふと「under control」という言葉が浮かびました。

以前から、無駄がない、失速がない、というのは思ってはいたけれど、それがどういうことなのか、自身はわかっていない所が多くあるんだろうなと思っていました。

 


余談になってしまうかとは思いますが…

走行動画をみても、以前は見ていても正直人に説明できるような何かはわかりませんでした。スムーズだなあ…くらいで。今は、速いということがどういうことかを考えてきたので、少しはわかるつもりです。

ユイのスクールに通い始めて、遠方だから行くのが精一杯で詳しくお話を伺っている時間も取れないし、参加資金も限られていたから、スクールのホームページから探して、師匠が以前書いたもの(メールマガジン)を昔のから順番に読んで、師匠の考える理想的な走行状態っていうのはどういうことなのか…っていうところを考えて行きました。

教科書と名前がついた入門編の教科書だけでなく、たくさんの文章がコンテンツにはおさめられていました。それらが私の教科書です。

物理学的な言葉も多くありますが、それは自助努力で(自身の理解が学問的に完璧かは別としてイメージレベルでは)理解できることでしたし、ざっくりとではありますが物理を理解しようと努力してみて個人的に思うのは、限定的な場面でのハウツーというよりは物理的な根本の理屈であることで、各場面に自分で当てはめて考えることができるように書いてあることが、深い意味で良心的だと私は感じました。

物理の理解に乏しいのでざっくりと物理のおさらいをしつつ、自車も中古車で距離が出ているので、維持にも役立つしと、車のテクノロジーの解説本も買って、車自体のイメージも持つ努力も試みました。

MT車の運転は20代後半からしていましたが、所詮夫の金魚のフン。四十をすぎてから急に車に個人として興味を持ち始めた私。車好きな男性陣の中に入っても、正直宇宙語が飛び交っている状態で、自分が疑問に思うことを集団の中に投げ込んだら、周囲の会話が止まってしまうのは明らか。みんなの既知の内容を「それ何?どうして?なんで?」といちいち話を止めるわけにもいかず困ることが多かったので、車そのものの解説本はありがたかったし、運転の解説をまとまって読める師匠の文章は本当に嬉しいありがたい存在でした。

だだ、車好きな夫と話をしているとしみじみ思うのですが、現在40代後半くらいかなあ?から上の世代、個人的に感じるのは特に60代以上かな?は、自動車の機械的な進歩と一緒に生きてきた世代なんでしょうね。私みたいなにわか車好きとは違って、体験や若い頃のロマンと一緒に、そういう知識が体に染みついているんだろうなと感じる人が多いです。

私が本を読んで思っている事を話したとしても、結局知識量としても、体感としても別な世界にいる様な気がします。

いまだに、結局車好きの輪の中に入る時間や機会はあまり作れずにいますが、それでも、その解説本や師匠の文章や、走りに行った経験が、今の生活の中で非常に役立つものをくれた有意義なものとなりました。物理や化学を含む科学って、本当に日常に関係していて、そういう視点から見た話をもっと若い頃に聴きたかったです。

 

今の機械は電子制御で基本的なことはなんでもやってくれるから、それがどういうことなのか、よりも、それを使って何ができるかを求められているのだろうなと感じています。仕事のスピードとしても、いきなり応用を求められて、基礎を振り返る機会も時間も手段もない状況なのかもしれないと思います。若い人も大変なことだと思います。

どうしてその基本が成立しているのかを理解することは、機械をうまく使うためにも、機械が壊れた時のためにも、本来ものすごく大事なことだと思っているのですが、今や車も電子制御が当たり前、日常の中にそれを理解する機会はあまりないでしょうね。

私自身も頑張ってはみましたが、正直、自分が何を知っていてわかったのか、今ひとつ自信を持てない部分の方が多いです。

車だけでなく、機械という物に対しては他でもそうなのかもしれません。


余談が長くなってしまいました。

で、減速と失速、under  control 。

師匠の運転は、すべてがunder  control なんだなと改めて思ったのです。

立ち上がりの時に特に思うのですが、操作がちゃんと車の実際の動きの先手を打っている、先回りができていて、車はそこへきっちり入ってくる。お膳立てができているので車は走りやすい。

そんな感じ。

車が走ることで生まれるエネルギーがすべて手の内に入っていて、移動はすれどもこぼれない、逃げていかない。

連続していて切れ目がない。

そんな感じ。

現実には、ブレーキングで熱エネルギーに変換されて放出されてしまう分はどうしてもありますが、それも、自分の経験として、効率的なブレーキングの練習をしていったら、体感としてですがビックリするくらい少ないエネルギー消失になっていきました。(停止距離も短くなって踏み込み量も少なくなった)

ドリフト走行のunder  control は違う種類になるのかなと思いますが、通常の走行で、減速はunder  control 。スロットルを再び開ければ回復。失速はスロットルだけでは回復しない類のもの。

なんとなくそんな考えが浮かんだ、という瞬間でした。それが自身の1つの疑問の解決に繋がる気がしていて。

 

日常でワインディングを走る時に、ブレーキ踏まなくても曲がり切れる所でも、若干のブレーキ使用(具体的にはケースバイケースなのでどのタイミングかは書けませんが…)でコーナリングがすごく安定して加速に早く移れる(そこまで車を安定して走らせることができている状況下という前提です。不安定になっている場合はそれをさらに助長する可能性もあると考えます)、というのを、公道領域速度でも実感はできていて自分の中では納得できているのですが、果たして、サーキットでその方法で前に前にと車は進められるのか、というのは体験できてないので未検証

個人的には、under control なら、ブレーキ使用で減速する分よりも姿勢安定で加速に早く移れる分で結果速くなると思っているのです。

是非、自分で走って納得できる日を迎えたいですね。

 

自身の体調としては随分歩きやすくなり、階段の上り下りもスムーズになってきました。今月の中頃からは多少時間に余裕ができるので、自宅付近で散歩するつもりです。

他の部分では孤独な戦いが続いています。皮膚科のステロイド治療はできないので、結構大変な状況で、今後どうするか考え中です。

新たな問題や新展開が家族の中ではある予定で、ひとつひとつ向かっていくしかありませんね。

頑張るぞ。