るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

日常運転でわかること

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時々通る場所です。

この先のカーブをいく時に、ブレーキを使わなくても使ってもセンターをまたがずに通り抜けることはできます。

制限速度を超えてしまうとどうかな?

日常の中で運転の検証をする時に、例えば自分はこういうところで、どこでどのくらいブレーキを踏んで、どこで緩めて、どこでアクセルオンして、どのくらい踏んだかを、若干の成功失敗くらいのことは走っている時によぎりますが、後は走った時の結果を思い出して、走ってない時に考えたりします。

 

1 やらないけど、ノーブレーキ

2 手前でブレーキ(アクセルオフ)、カーブ入る前にブレーキは終了でアクセルオン

3 やらないけど、カーブの頂点に向かってブレーキングでステア(という事はコーナーの半分はブレーキングということに…)

 

大きく分けて3つ。4つあると言えばあるかも…

 

車の性能や各操作、速度等で、全く結果が変わるかと思います。この方法で実験をしてみようという意図では書いていませんので、細かいことは省略です。

カーブ手前で速度を20km/hとかまで落とせばラインキープは確実ですが、過去にここで自身の前を行く車でブレーキランプがつく車は多くなかった事を考えると、ブレーキを使わなくてもなんとか車の力で抜けられる所なので、後ろを考えると大きくは減速しないほうが良さそう。だけど、制限速度付近でも操作次第では微妙な気もします。

 

制限速度を守っていれば、おそらくどの方法でもセンターをまたがずに通り抜ける事は可能です。別に深く考えなくてもいいんじゃない?細かすぎない?と、言われてしまえばそれまでですが(笑)。

何がいいたいかと言えば、自分が日頃の運転の中で考えて(検証して)いる事はこういう、日常の速度域の中では結果としてはものすごく小さな違い(センチ単位の違いかも)になって、運転にさして興味がない方から、どっちでもいいんじゃないのと言われてしまいそうな事です。(私は大事だと思います)

 

そもそも実験するために走っているわけではなくて、ここで何をしたいかと言えば、結構道路幅が狭いので、安全に対向車線の車とすれ違える様に、出来るだけ車にとって楽に確実にラインキープしたいという目的で考えています。

 

 

上の写真とは別の場所ですが、

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条件が重なると、多くの人がセンターをまたいでいるためにセンターラインが見事に消えている場所だって近くにあります。(ここは数年前に上ってきた車の路外逸脱事故あり)

 

何事もなければ表向き問題にはなりませんが、誰でも有事の時、普段の操作の延長線上のことをする様な気がして、だから普段から無意識にちゃんと運転できるようになりたいです。せっかく習ったんだから。

 

最初の写真の場所は、私は2の方法で、ブレーキ(アクセルオフだけでも可)終了させてからステアしてカーブに侵入して、じわっとアクセルオン状態でカーブを抜けます。逆の下り勾配は概ね同様ですが、上りよりも早めに、更に減速してゆったり曲がります。

3は私はやりたくないです。危ないです。

自分なりに考えたことですが、カーブやコーナーでは、車は慣性と遠心力で外側へ引っ張られる力が働くので、コーナーに侵入するまでブレーキを踏んでいてブレーキペダルから足を離すと、その外側へ引っ張る力の割合がより大きくなります。ステアする前に減速終了させて、ステアリングを少しずつきりはじめてじわっとアクセルオンして、タイヤの向きに働く駆動力を加えることで、より車をコントロールし易いと考えるので、そのバランスを取れるタイミングを都度想定して走ります(車が安定してコーナーに侵入している前提です)。カーブだろうが曲がり角だろうが、クランクだろうが、ベースは同じじゃないかなと思っています。おそらく、自然にそうしている人も大勢いると思います。

ブレーキ残しとか引きずりブレーキというのはテクニックとして聞いたことありますし、実際役に立つ事はあると思うしコースで練習もしたことがありますが、各操作の度合いがどの程度かというのが、解釈によってものすごく幅があると思いますし、近年自分なりに考えている所では、公道では自分は使う必要がありません。

レーシングスクールと名のついたところに一時期通いました。ユイレーシングスクールで教えてもらったオーバルの走り方は最速に向かう走り方だと思います。

イーブンスロットルで四輪を使いきって180度旋回って、サーキットでもなかなか経験できないです。

そういう体験からも思うけれど、日常の道路で高速コーナリングやサーキットでの走り方の実験は無理です。うまく伝わらないかも知れませんが、環境や時間軸の目盛り(単位時間あたりの移動距離)が違う。ここでやってみようなどと思ったところで実験になどならない、とターンインする前から思います。

ゆっくり走っていても「実験」を運転目的にしないことと、なによりも周囲を確認すること。運転が楽しくなってからはそこにも気をつけています。

 

環境や指導があるところで、最速の方向性を知ったうえで練習したことを元に、公道の運転に何が最適かをフィードバックすることはできますが、逆にコースに役立てる実験を公道ですることは危険に繋がるし、そもそも実験したとして、結果出るかなあ…?延長線上で考える材料になる事もあるかもとは思います。

 

自分は今スポーツ走行は出来ないし、家族や自分自身の将来を考えた時に、自分が遊ぶ時間とお金があるかどうか、親の老後と若者の大変さを間近で見ている今、非常に疑問に思っています。そういう意味でも自分にとっては、あの時期にまとめてスクールに通って、考えることができて良かったなあと思います。時折で良いから参加できるようになれたらなあと今を頑張っています。

サーキットの門をくぐって、ひとりでサーキット通いをしていた頃から、公道の走り方とコースの走り方をはっきりと自分で定義づけ出来るようになりたいって思いました。違うじゃないか当たり前だと思われるかもしれませんが、改めて考えてみるといろいろな観点がありました。

コースと公道の走り方の区別を自分の中ではっきりさせていかないと、人間って都合よく考えようとするから、自分は絶対に何かしら「実験」「利用」しようとするんじゃないかと思いました。ちょうどその時は家族の駅への送り迎えが日常的にあり、時間の切迫(時間通りに家族が出てきてくれない)と安全をどうするか、速く目的地に着くってどういうことかっていうのを考えました。道が空いてると、ああすればもうちょっと速くなるっていうのは瞬間よぎるんですよ。だけどね。

まあ、時間通りに玄関を出てこないなら、電車に間に合わないということを、結果で家族に学んでもらうしか無いのですが(笑)

自分自身の速さと安全と、集団の速さと安全は状況によっては別のものであったりします。そういうことを、必要が有れば人に説明できる様であれたらいいのかなと思っています。考えが至らないことも多くて日々反省の連続でもありますが。

運転の上での効率とか速さって、時として急がば回れということが結構あります。例えば、最短距離は右折だけど、回り道して左折3回で同じ場所には行けますよね。そっちの方が危険を避けられて周囲の邪魔にならず、5分余分にかかるとしたらどうするかとか。その抜け道はほんとうにありですか?とか。時々、日常の中の些細なことを、ほんまに効率よく合理的にこなすのにこの方法で良いのか?と立ち止まって考えると、それ以前の行動が、自分の気持ちだけを満足させていて、あまり合理的でなかった事もありました。一回じっくり考えて、その行動を修正、それを習慣化させると、そういう思考回路がひとつできるので、他のことにも気づきが生まれるようになります。

速く走りたい気持ちは運転が好きな以上ありますが、はやい速くないよりも、そういうことを考えられたことが私にとっては何より大事で役に立ったことでした。

 

イメージの中の最速は、遠い遠い先にあります。簡単に手に入るものじゃないなあと思います。方向性を教えてくださったのは師匠です。あんな自由自在に車が動く経験は今までなかったし、最速へ向かう方向性はある程度見える様な気がします。自分自身は最速には遠くても、目指す方向が見えるというのは良いです。

 

長くなってすみませんでした。

そういえば最近車で遠出してないです。どこかへ出かけて車を良いペースで動かしてあげたいなあ。