るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

年始に見た本ですにゃ

新年明けましておめでとうございます。

皆様の健康と、充実した1年を祈念致します。

 

私の新年は帰省もなく(集まれる家族は既に一緒に暮らしているため)、夫も盆暮れ正月が休みではない仕事をしているため、割と淡々と過ごしています。

明日くらいに仕事明けの夫と合流して初詣に行くくらいでしょうか。

 

さて、昨日は年始にあたり、今年1年の見通しを立てていたりしました。

年明け早々なのですが、それには訳があります。

父は長年取り組んできた仕事の延長で、退職後も現場を指導する仕事を続けております。が、一緒に暮らしている父母のうち、母が要介護4です。

元々我々とは別々に住んでおり、父が主となり介護の日々を送っておりましたが、父の仕事がなくなれば、父の生きがいとささやかな収入がなくなる、しかし、母の体調は悪くなる、というところで段々負担が大きくなってゆきました。

 父がなにもかも抱え込み雪だるまの様になった状況を見て、一度は母のメンタル事情がもとで事実上親子断絶となった我々親子でありましたが、こちらから申し入れ、なんとか関わりを復活させて現在の新天地に住居を構え、今に至ります。

今思い出しても、ようやったなと思いますが、子どもたちにとってはこちらの環境のほうが水に合った様で、それが救いでした。

 

 父の仕事は、相手先が年間予定を立ててくるので、この1月くらいには大筋の予定が決まってしまいます。

母の介護はデイサービスや訪問看護介護保険の恩恵を受けていますが、都合が合わせきれない部分を、私が在宅で補っています。

なので、その予定が年間で出てしまいます。

後発で予定を組もうとしても、相手先が大きく父が行かないとその企画そのものが潰れてしまうので、変更はほぼ不可能です。

冠婚葬祭とか大病くらいしか通用しないでしょうね…。

 

 私自身は介護のことも元々覚悟の上のことで、父の仕事も意味がある大事な仕事だと思っています。その事で多少ですが報酬も得ますし、同居したことで得る恩恵もありますので納得しています。

何よりも、積年の我が実家の人間関係の様々な問題を、このへんでスッキリさせるには、我が母に、将来幸せな最期を穏やかに迎えてもらえるようにすることが大切だと思った、タダの勘。

 介護=大変、なのはウソではないと思いますが、家族の頭数が増えれば分担できますし、見送った時にみんなが少しずつその最期に関われて、後悔や諍いがないだろうなと思います。

まあ、諍いが起きそうな親戚筋はみんな離れていったり自壊していった様なところもありまして、夫の両親も見送って、少数精鋭(笑)でこじんまりとした我が家です。別の方向から見れば、一族の中でも自由奔放な不思議な人間が集まった、という見方もできるかもしれませんし(笑)

 

 1昨年の終わりごろになって、年始にこちらの希望日を父とすり合わせることができると知り、希望日を調整したことで、昨年クルマのスクールへの参加も出来ました。

忙しい月はあるので、そういう時週2で私が介護していたりしてどうにもなりませんが、主張すれば希望が叶うこともあると知り主張してみました。

無事に数回ゲットできそうですので、有効に使っていこうと思います。

父もそのほうがきっと気が楽ですよね。

ないときは本当にないので、フラフラしているくらいならバイトしようと挑戦した時期もあったのですが、無理が重なり、食事の外注比率が増えて不経済で、きりがいいところで辞めました。

 

さて、年始に開いた本はこちら。昨年ふと目に止まって買いました。

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結構面白いです。禅にはまったく知識はありませんが、猫の写真とユーモアで楽しく見られます。

 

まだ全部見ていませんが、この年始に目に止まった言葉は

 

無功徳(むくどく)  〜ノーリターンでもいいじゃない〜

工夫   〜修行で人生が豊かになる〜

 

でした。工夫というのは、元々禅語だそうです。

 

本の他に、偶然時代劇のドラマ(みをつくし)の総集編(前編しか見なかったけど)で知った言葉は、

 

雲外蒼天(うんがいそうてん)

 

でした。雲外蒼天というのは、様々な困難や苦労を努力して乗り越えれば、その先には蒼い空が開けるよという意味だそうです。

その努力が大きければ、誰も知り得ないような蒼い空がが拝める…

それはどういう青空なんでしょうねぇ…。