るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

投薬中止

手の手術したのが2019/1/15でしたので3ヶ月が経過しました。

抗酸菌(結核菌に似ているがうつらない、日常にいる菌で感染しても活性化する人は少ない)に感染したというか、中指で菌の活性化が始まったと思われるのが11月、そこから腱鞘炎と誤診というか、見分けるのは初期では難しいらしいが、地元開業医の2回目のステロイド注射(2回目は今の担当医も話を聞いてこっそり首を傾げてた?)を経て感染範囲が手首まで拡大(ステロイドは炎症を抑える力はあるが、その分抵抗力を下げる可能性があるらしい・自分調べ)、2つ目の開業医受診で基幹病院送りになり、即手術決定、という流れでした。

 

さて、術後の傷は随分きれいになりました。

中指の腫れも収まり。可動域もずいぶん増えました。

まだ腱の癒着がありますので、完全には曲がりませんが、個人的にはステアリングと包丁が握れるのでありがたいです。まだリハビリが続きます。

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どこ切ったかわかりますか?

答えは最後に。

 

先日、三週間ぶりに投薬担当の先生の診察でした。(そもそもまず術後に摘出した感染部分から菌の種類を培養で特定するのにひと月かかり。特定後の投薬開始から現在7〜8週経過、最初の2週はじんましんに苦しみ、その後は飲んだ30分後からしばらくの気持ち悪さと、連日の身体中の痛みとむくみに耐えました。)

結局それを医師に訴えたところで、今回の場合は薬の選択肢がなく、飲み方としても、処方のたびに医師が薬局に連絡をして事情説明を入れる必要がある処方でしたので、素人的判断では多少の副作用は覚悟の上です。副作用が許容範囲かどうかだろうなという感じで、毎回診察の際は血液検査の結果を見ているという所だったので、ひたすら副作用と付き合いました。

前回の診察後、最後の3週間はむくみで膝が曲がりにくく痛みが出て、相変わらず筋肉がこわばり手の痺れはデフォルト状態になり。

夫の母の抗がん剤治療なども間近で見てきましたので、怖がっていても仕方ない、まあ、行けるとこまで行くしかないだろと腹をくくり、週に2回会うリハの先生に軽く愚痴を垂れながら3週間耐えました。

で、定例診察の時に担当医(若いけど、手術してくれた整形の担当医ご指名の感染系の専門)に身体中痛い、下半身とくにむくむ、膝つけない、しゃがめない、歩きにくい、たくさん歩けないなど洗いざらい、でも落ち着いて主張。困っているしこのまま続けて良いのか心配…と。

 

先生的には、副作用の出方が解せないご様子で、むくみが心臓に異常がある可能性も否定できないということで、その場でレントゲン撮影にまわされ、レントゲンでは所見は見当たりませんでした。

前回と今回の血液検査はCRP(炎症反応・感染時は数値が上がる)は陰性。感染した手の経過は良好なんですが…しつこい菌のため、本音はまだ投薬したいところだけど、とりあえず2週間投薬を中止となりました。

2週後に、

今回の投薬中止で諸症状が緩和するか、CRPが再上昇することはないかを見て、同時にエコー検査の予約をとってくださり、心臓を検査してもらうそうです。

とりあえず薬から2週間は解放されます。

薬が抜けるのに1週間近くかかるかもなあと勝手に思ってます。痛みはすぐ抜けないね。今まで頑張れたんだから大丈夫でしょう。何事も休み休み。

心臓は実はちょっと気にはしてました。

掌蹠膿疱症の治療で、量は少ないですが10年くらい服用してたステロイドの副作用で血中コレステロールの増加はあるので(皮膚科では年に2回血液検査して経過観察はしてました)動脈硬化も心配だし、血圧が高くなりつつあります。(更年期近くなると女性はホルモンの影響で血圧上がってくることあるそうですが)

 

自分で笑ったのは、

1-2年前に大腸のカメラやったし、今度は心臓の検査してもらえる。今回手術したことでステロイドとおさらばして、今のところ無しでなんとか掌蹠膿疱症をコントロールできてる。

心臓を疑われた時点で、何かあってもまだ軽症、これはもうお達者な老後を目指して健康に向かうしかない、と思ってホッとしたというかなんというか、実に晴れ晴れした気持ちになっているんです。

多分ちょっと異常なテンションだろうなと思います。

 そんなこんなで、日常をこなしながら治療は前進中です。

日本の医療体制に感謝です。健康保険料ちゃんと払ってきたしね…。

 

中年に差し掛かると、体力がついてこないけどやらねばならんということが多々あります。体力が落ちすぎるとこういう厄介な菌に侵されることもあります。

抗酸菌感染は症例としては肺が一番多く、肺に既往歴がある人が多いらしいです。皮膚よりも治療が厄介で、入院必須な場合もあります。

定期検診で肺に影が…程度だと軽度なら経過観察で終わることもあるそうです。

皮膚感染は、土や水にいる菌なので、作業時はゴム手が有効。

ガーデニング用の一部ゴムの手袋では不十分。土が入らないものを。

厚手のゴム手袋の下に綿手袋をすれば汗対策もできますのでオススメです。

そして日頃から手肌のケアをした方が良さげです。怪我をしていなくても、乾燥やひび割れの傷も感染の原因に。

そしてなによりも、休息と栄養、心にも栄養。

 

そういうわけで身体中痛くてスポーツ走行できないけど、ミーティングに参加して、お友達を増やそうと思っています。

 

 

そして、最初の写真の答えは…

 

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術後回復した時に手の動きを戻しやすくするためにはジグザグに切った方が良いらしいのでこうなります。軽く30針はあったかも。

これの抜糸は達成感ありましたわー