梅雨明けまでもう一踏ん張り。洗車したいがどうも最近腰が痛いです。
犬のことを続けて書いていますが、めちゃくちゃ落ち込んでいるとか、そういう事ではないですよ。半年くらい前から覚悟はしておりましたし、本人(犬)も人も、お互い精一杯やった感あって。良くも悪くも、家族が亡くなるのは子供も夫も私も3回目です。
動物は本当に潔くて、何も厄介事を残しません。私もお迎えが来る時はこうやってひっそり潔く行きたいものです。
人の場合は、お葬式とか、お役所の事務手続きなど、それからその後の香典返しだのといろいろありますので、逆に半年くらいなにかと忙しいし、当時驚きましたが、死亡届を出すと、例えば夫の母が亡くなってじいさんが残された時なんかは、香典返しの業者が入れ替わりたちかわり、独居のじいさんのところに勝手に訪ねて来て、うちでやってくれとかなんとか。傷口に塩を塗り込んでるのと同じ状態です。
元々夫の父母とは同居で、手狭になって我々世帯が近所に引っ越したという経緯でしたので、徒歩2分。毎日顔出してたので、よかったですが…。それでも一度、訳のわからん男(なにかのセールス)が上がり込んでたのを夫がたまたま見つけて追い払ったこともありましたっけ。
結局、毎日食事を届けていたし、じいさんひとりなので、当時のこちらの住まいを直してじいさんを呼び寄せて落ち着きましたっけ。
本当に、人によっては残された時に何もかも止まってしまいます。取り乱したり泣き叫ぶこともなかったけれど、じいさんは婆さんが亡くなってから2年くらい、匂いが分からなくなりました。こっちに呼び寄せるまでに1年独居、同居になって1年経って、食事時に「あーええ匂いがする」と嬉しそうに言ったのが忘れられません。
本当に看取りって現実ですね。日々を積み重ねて超えていくものなんだって知った瞬間でした。
で、いまだに結構しょっちゅう亡くなった父母のことは話します。
面白い人たちでした。笑顔で話に花が咲く。
犬のこともそんな感じです。
犬の方は飼育に使っていたものは、年季も入っていたので徐々に処分していますが、首輪だけは残しました。娘が持っているぬいぐるみの首に巻いて、娘がクッションを作ってくれて…
妙にぴったりで笑えます。
そして要介護の母は、特養の入所が決まっています。が、また例の騒ぎで面会謝絶です。
みんな踏ん張れ。柳の様に。何事もこだわりすぎず、しなっても揺れても良いから倒れない様に。