寒くなったり暖かくなったりで、なんだかよくわかりませんね…なんだかだるくて、いわゆる寒暖差ってやつなんでしょうか?
先日の関東往復、9割夫が運転だったのですが、昔から思うのですが、
「なんでこの人この長距離平気なの⁈」
無理してるとかいうことでは無いそうなんですが…車が最低限好みに沿っていてシャキッとしているのが前提ですが、トイレ問題がなければ500kmくらいはノンストップでも平気だそうです。トイレ問題は年々ね(笑)。
(余談ですが、行程中に、最近「見えん、聞こえん、思い出せん」ばっかり言ってるな、歳だなという話になり。ただ、今の所そればっかり言ってるという事は覚えてるからまだ大丈夫とも言えるなと・笑)
私は長距離は苦手で、今でこそ1時間位なら平気ですが、2時間連続はちょっときついかも。
昔は1時間で頭痛がすることも結構ありました。なのに片道4時間かけてスクールに行き始めた(笑)。ユイレーシングスクールに通ってた時は3〜4回休憩で、片道4時間強位が、マップで見ると260kmくらいで3時間半くらいと出ます。
結局何年かかけて10回以上参加しましたが、途中から、それなりに対処するとか、慣れるとかで、特に帰りが2回休憩で、特に飛ばしてないのに早く着いて疲れが少ないという事が起き始めました。帰りの方が下り基調な気もしますので、そういうことも体感的に関係があるかも知れませんが。
以前、疲れないならその方が良い、航続距離が長いならそのほうが良いと思って、この人はなんで平気なんだろう、なんで自分は頭痛がするんだろうと考えていた時期がありました。
思い当たったことが幾つかあります。今回はそれを改めて確認しながらの旅でした。
まず、自分が頭痛がするのは、車だけでなく、新しいこと、慣れないこと、プレッシャーを伴うことには全身の緊張を伴いやすいから。
これは生来のもので無意識なものなので、完全解決は難しいですね。
夫が長距離平気なのは、若い頃から長距離が板についているという単純なこともそうだと思いますが、大方のことを「想定の範囲内」にしているから、の様な気がします。
そうそう人間長所ばかりではない事は一応前置きしますが(笑)、周囲がよく見えていて、視線が遠く、3つ先くらいまでの想定をしながら走っているそうです。昔から助手席で見ていますが、若い頃は、想定から外れるとイライラしていた様な気がしますが、程よく諦めが入ったり、想定の選択肢も増えたのか、実に飄々と走っています。
私自身がスクールで多い時は100km以上走るのに帰路の高速で疲れが少ないのは、おそらくその日1日走っているので車を運転している状態、振動、速度感に脳が慣れていて緊張しないから、とも考えられます。夫は若い頃から遠距離出掛けていたから、遠距離モードが脳に確立されてるんでしょうね。
(ちなみにユイレーシングスクールはたくさん走りますが、(根拠があって)一度に走る時間は大方10分以内なので意外と疲れないです。たくさん練習できて行った甲斐があります)
スクールで 運転自体がレベルアップしたこと、オーバルやコースで追いかけっこやレースを少しだけですが経験して、追い抜きや追い抜かれ方には原則ルールがあって、それに従わないと交通が混乱して周囲にも危険が及ぶことや、皆の共通理解が有ればサイドバイサイドやスリーワイドも安全に可能な場合がある、といったことを、序の口ではあるけれど経験したことで、公道でも、自分がどうするべきかを冷静に考えられたり、逆に「この人おかしい(危険)」と近づく前に感じ取れたりする様になりつつあります。
そういう「想定内」を増やす事で身体の緊張を防ぐ効果はあると思いますね。
まだまだ夫には及びませんが、そういうことを話し合いつつ、「想定」のレパートリーを増やそうと思っています。
自分にも周囲にも難癖つけたり、面白い車が走ってるのを見つけたり、なんやかんやとやっていて、楽しいながらも看板の字が遠くから見えなくなったとか、あれが思い出せないとか、結局「歳食ったなあ」と。
笑い事で済んでるうちは良いですが、気をつけて運転しなくちゃですね。
ちなみに、最近一番びっくりしたのは、高速道路でトゥクトゥク走ってるのを見たこと。しっかりした走りっぷりでした。