るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

あっさりと決まった…

 前回の記事で書いていた親の運転卒業問題だけれど、あっさりと決まってしまった。

いや、揉めからかしたとか(「揉めからかす」って方言か?それとも我が家だけの方言か?私は夫から聞いたのが初でしたが…)、私が説得したとかいうことではなく、本人が自分で決めました。運転卒業です。

 近年、運転機会、特に遠方は本人が減らす、と考えて減らして来ていたのですが、今後どうするかを真剣に考える機会があり、本人も思う所が多くあったのでしょう。私からは、行動変容をすればあと数年は乗れると思う、とだけ話しました。私なりに、父の性質上、一度向き合わないとこの先の運転には危険がつきまとう、と思う点がありましたので、乗るならそこを指摘するつもりでした。ちょっとした事なんだけども…運転には致命的な気もする…。だからどうするかをずっと密かに悩んでいました。

 

 中古で買った今の車で6万キロ、孫にお下がりさせた同型機でその前に19万キロ走破。

おそらくこの10年は父が一番車に乗った時期なのではないかと思います。10年で25万キロ以上。その半分以上…3分の2が介護していた母の送迎でした。25万キロの後半の半分強は同居していたので見てきたし、夫や私が一部運転を担ったこともあります。

介護せずに病院や施設に早々に入れてしまえばあんなに苦労はしなかっただろうと思いますが、父が一生をかけたライフワークを持ってしまったことで、母もずいぶんと寂しい思いをして来たのを父も知っているので…。(私も家族としては言いたかった事はいろいろ抱えてるwけど仕事のことも認めてるというフクザツな立ち位置)

 父の今の仕事は、ほぼ定年まで勤めた職業を活かしたある分野のコンサルティング業だと私は理解しています。いわば、相手先の行動変容を促し導く仕事です。

なので、運転の事はおそらく自分で決めるだろう、決めて欲しいと思っていました。問題は、運転卒業となった時に、この先我々に送迎など(遠くは列車等ですが)で世話になる事を極度に遠慮しないかどうかだなと思っていたら、あっさり決めたし(笑)。しかも、あそこはバスで行けるとか、早くもめちゃくちゃシュミレーションし始めていて…「俺はポジティブ人間だからな」とのことです。

 考えてみたら、人様指導する立場の人間が、重大な人身事故でも起こせば、ライフワーク含めて全ておじゃん。事故って、自分の過失割合が少ない時でも相手の状況次第では大きな問題になるし…そうやって考えると、父の場合は40年以上今の方向性でやってきたライフワークを犠牲にするリスクを取るメリットはないなと思うわけで。

 

そういう事も話してみようかと思っていたら既に結論が出てました(笑)もったいないような、ホッとした様な。

歳をとっても、ライフワークや趣味、家族以外の人との付き合い、なんでも良いけれど、刺激や楽しみを持ち続けていることは大切ですね。運転と天秤にかけたらあっさり結論が出ちゃうんですから。

その楽しみが運転な人は運転の行動変容を選ぶのかな?私も長く運転が楽しめる様に頑張ろ。

 

個人的な話ばかりで申し訳ないのですが、我が家の運転卒業はこんな感じであっさり決まりました。ワシもちょっと先に働き口探すこと視野に入れてたんやけど、サポートせなあかんし、考えなあかん要素が増えましたなあ。

まあなんとかしますがな。