るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

平穏無事の有り難さ

 我が家の家系には戦死者が2人います。

実父の父はニューギニアで遺体もなく戦死ということになっている。

夫の父の兄はフィリピンに向かう船ごと沈んだそうです。

昨年末、夫の父と母の年季をささやかに家族だけでお参りをすることにして、準備していたら結果大掃除になって、その時に仏壇下の収納から、国から頂いた叙勲関連の品々が出てきました。

調べてみると、戦死者にはおしなべて与えていただいた類のものらしいです。

日付としては昭和42年頃です。

終戦が昭和20年ですから、20年以上かかっています。

これを手にした時の、父母(夫の祖父母)の気持ちはどういうものだったのか、察するに余りあります。ひっそりとしまわれていました。

仏壇は夫の祖父母が存命だった頃からあったようですが、その仏壇が今我が家にある経緯も含めて、戦争が作った罪を思うと虚しくてなりません。何故日本が戦争に踏み切ったのか、諸説あるようですし、当時もいろんな考え方があった様ですが、するべきか否かという点を差し置いても、結局要所要所で判断を間違っているのでは?という印象を持っています。詳しくはないので普段はそういう事を言いませんし、細かいことを突っ込まれても答えられません。ぼんやりとした全体の印象です。

一般庶民は、皆が家族や国を守るために戦い、偉い人の一部は保身とプライドのために戦っていた様な気がしています。

今平穏無事な生活ができていることはありがたく、当たり前ではないなと近年ずっと思っていました…。80年近く前は日本は戦争してたんです。私が生まれる30年前です。そんなに昔じゃない。

 

 

ここしばらく、いろんな情報を目にします。

BSの世界のニュースだとたまに遺体映像もあります。

敢えて目を背けない様にしています。

情報戦もあるので、信憑性が問われるものも多いですが…ただ、一生懸命に平衡感覚を意識しても、露の主張は無理があると感じます。

無理筋で通すための苦しい言い訳の羅列に見えます。

他の国でも独裁で情報統制や人権抑圧をする国はあると思いますが、理解できないし、長期的には基本無理があると私は思っています。細かいことはわたしには分かりませんので一般庶民的感覚です。

 いつになるかわからないけれど、露の人たちが将来実際を理解した時、露にも戦死者がいます。その家族はどう思うでしょうか。自分達が支持していたものは本当にそうだったのか?もう既にわかっている人も大勢いると思います。

日本でも二次大戦後、価値観崩壊して人格崩壊みたいになった人も多かっただろうし、我が曽祖父もそのひとりだったようです。周囲が相当苦労したそうです。

なによりも、ウクライナの方々は本当に今虚しさでいっぱいだと思います。

 

以下、より個人的感想で井戸端会議的内容なことをお詫びしつつ、続けます。

正直、プーチンさん的主張って根本的には係員に個人的な都合で文句をつけて、係員に正論で説得されてブチ切れして手がつけられないお年寄りと変わらん感じにどんどんなってます。

国民のために軌道修正するのは独裁者の責務やろ。

 

日曜の言いたい放題のテレビ番組(大真面目に政治経済を議論しつつ茶化しも入れる番組)で、宇宙人が攻めてきたら、地球人は団結するって言った人に対して、その宇宙人をどう扱うかで結局地球人は揉めるんだって反論した人がいたけど、きっとそうでしょうね。

先日の宇宙ステーションの宇宙飛行士の帰還を妨害するかもしれんっていう露の主張(実際は無理らしい)は、主張された当人も呆れてたらしいけど、ほんとにそういう主張をしたなら、宇宙まで持ち出すか、終わったな、って思っちゃいました。

 

じーっといろいろ見聞きしながら、自分がウクライナの人ならどうするか考えました。

子供はもう成人、孫はいない

多分自分なら残ります。無駄死にはしない様に精一杯知恵絞ります。

戦うことが正解なのかは分かりませんが、そうするだろうなと今までの人生を振り返って思いました。

もしほんとにそうなったら怖くて後で後悔するかもしれませんが、民族問題はほんとに複雑ですが、何と無くそう思うんです。