るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

エアゲージ、ジーノさん曲がらない、のその後

 エアゲージの針が0を指してないのに気づいて調整してみたが、目盛り0-2は遊びみたいなもので、新品の写真を探したら全部0を指していなかった、という事を先日書きましたが、その後、0-2の間で2パターン調整して試してみましたが、空気圧計測したら両方同じ値が出ました(笑)

結局多分出荷時の状態が正常だと思う(遊びの0-2の真ん中にしてある)ので、別段調整の必要は無かったのではないかと。というわけで元に戻さないと(笑)

夫にも話したら、メーターってそういうものだそうです。下限ギリギリまでの正確性を求める意味が無ければそこを追求するメリットがない。エアゲージの仕組みはわかりませんが、メリットない理由はわかる気がする。

 

そして一昨日、我が家のジーノさんが曲がり始めが遅いのをどう操作すれば良いのか?といろいろ試しているという話を書きましたが、読んで下さった方から、

ステアリングホイールのロックto ロックは何回転とどのくらい?」

という質問をいただきました。

ロックto ロック、左回しでも右回しでも良いけど、どちらか片方の最大舵角から反対側の最大舵角(回せる限界)までステアリングは何回転回るか、という事なのはなんとなく知ってました。どこで覚えたか忘れましたが…車の回転半径に違いはあるでしょうが、普通乗用車として想定する最大舵角の角度にそれほど大きな差はないだろうと思われるので、ステアリングをたくさん回さないと最大舵角に達しない車と、少ない回転数で最大舵角に達する車、極端に言えばそういう違いがわかるのでは?と理解をしています。

 

実際回してみると、ジーノさんはざっくりで3回転半くらい。

比較対象としてるーさんのもやってみるとざっくりで2回転半くらい(後日の夫調べによると2.8らしいです。

ご存じの方々からすると、知らんかったんかい!っていう事かも知れませんが…ロックtoロックという言葉をなぜ自分が知ってたのかよくわからない位、言葉や数字としての認識は薄くて、以前夫に(曲がり辛いのは)ステアリングのギアレシオが違うんじゃないかと言われた時も、1回転も違うなんて考えたことがありませんでした。(夫には知ってると思ってた的反応をされましたが…知らんってw。あなたの嫁は大したことないのよw大したことないから一生懸命考えたりすんのよ)

一般的には3回転くらいが多いらしいとのこと。ちなみにルーテシアrsはスポール度合いでその辺も違うらしい…スポールのマイルドグレード?なるーさんは改めていい塩梅な気がする)

ステアリングを回した回転が、リンク場所でギアを介して伝わっていく、そのギア次第で、何度回せばどれだけホイールの向きが変わるかが変わってくると一応の理解はしているので…

2台のステアリングを回してみて、そりゃジーノさんが曲がらないと感じる訳だと納得しました。

他にも反応を頂いていて、その反応も頷ける話で。足回りの伸び縮みのスピードもそれぞれであろうと思うし、その車でどの辺りからターンインするのが正解だと思うか、という所もおそらく車によって変わってくると思うので、時々タイヤの位置を改めて確認してみたり、走りながらどこからステアリングを回し始めるかを探ったり、感覚頼りでそういうイメージ作りは努力してきたのですが、ステアリングのギア比のイメージが具体的にはなかったので、どの車も同じような速さでステアリングを回そうとしていた可能性は高いですギア比が違うならステアリングを回す量を調整しないと、舵角が思った通りになっていかないでしょうね。

 

 車の向きを変えるときは、荷重移動ももちろん影響するとは思いますが、日常の速度域でもどこでステアリングをどのくらい回して、どのくらいずつ切り足していくか、も結構影響します。

パワーステアリングのアシストで気軽に回していけますが、回せるが故に切りすぎると、本来曲がっていける以上に舵角がついているので、タイヤが転がりづらくなって引っかかっているのにそれを無理やり押している様な状態です。アシストがない車は、タイヤが転がせない舵角には明確に抵抗が返ってくるのでわかりやすいのでしょうが…

私はそのことを知ってから、「(ハンドルを)きった、曲がってきた、追加できった、曲がってきた…」大袈裟に言うとその連続でステアリングを回すようにしています。コーナリング中はステアリングを回すか戻すか、常にどちらかに動かしている感じです。車はコーナリング中気持ちよくつっかえることなく弧を描きます。そうならない時は原因があります。

足りなければ足す、やりすぎたら少し戻す。気長に車の声を聞いていくと、そういう作業もしている時が出てきます。今回はそこに慎重になりすぎたのと、そんなに車によって違うものだという認識がなかった、ということだろうなと。

 

試しに、本当に少しですが、ステアリングを回す速度を上げようと思ってみました。同じ時間内に回す量を増やそうとするなら速く回すのが単純です。他の作業が合っているなら、それで解決するのでは?と。実際測れるわけではないのであくまで感覚による判断ですが。

少しずつ、ジーノさんと一体感が出てきました。

この話を夫としていたら、昔一時期乗っていた車にロックtoロック2回転の車があったと言ってました。AZ-1、軽規格のスーパーカー(笑)。重心がほぼほぼ着座位置に近いらしく、切った瞬間から斜め前に曲がっていく感じでカートの様だったそうです。それでいて、軽いボデイのガルウイングで天井付近にガラスがあるので、曲がり始めるとワンテンポ遅れて頭が持っていかれるような遠心力が…との事でした。私はその頃育児で趣味どころではなく、なんかやっとるわくらいしか思っておらず、一回くらいしか運転してません。もったいないことをした(笑)。

 

その辺の話から、最近の軽は大きくもなってきてるし、実用性重視で背が高いので、結構スローな曲がり方をしないと危ないんだろうなあ…と思ったところで気がつきました。

ミニ(classic)最強やないですか(笑)

小ささと軽さと重心の低さ。

とにかく、ジーノさんとはのんびりトコトコ、でもスムーズに走れる様に努力します。

そして先日るーさんで曲がり角曲がるときに、自分の足の裏がついてステップを踏んだ感覚がよぎりました。ちょっと楽しかったな。うれしいですね。