るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

初めて見ました

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この白い小型車、初めて近くで見ました。

後で調べたらトヨタ車体のCOMSというEVのようです。近所にヤクルトさんの営業所があるのですが、そこにも配達用のこういうのがあって、調べてみたらどうもそれもCOMSという情報もあります。

最高出力5kw  最高トルク40N•mと言われてもパワーの想像がつきませんが…

日産のノートe-powerが58kwで130N.mとあります。

COMSは一応60km/hほど出るような事が諸元に書いてありました。タイヤは145/70R12でした。

普通の乗用車と同じような方式の足回りとブレーキみたいです。

どんな乗り心地なんでしょうねえ?

目線と目測

久しぶりの西浦から3日目。

ようやく悔しさを消化した。

一昨日のブログにはそう書かなかったけれど、一昨日の走行は実に後味が悪かった。

環境や周囲やタイムのせいじゃない。楽しくなかった訳ではない。あくまで自分自身の問題。

 途中から、もう一本走って、自分なりにもうちょっと納得がいく走りをして終わりたい自分がいた。

タイムのせいではなく、自分の走りの感触に、自分で自分にがっかりした。押しすぎなのを引いたのは間違いじゃないかもしれないけれど、それだけじゃなくてなにかが根本的にダメだというのはわかった。

 

でも、今日は帰ろう。その時に思った。

原因がわからないなら続けてもう一度走っても結果は同じだろうなと。

秋までにもう一回西浦かどうかは、内心迷った。根本的に間違っている部分が何かわからないのに、もう一回走るかどうか。

 

家に帰って家事をして、夕方、とりあえずプラス方向でブログを書いたけれど、ずっと頭の片隅で、なぜか、どこか、と間違いを探していた。

コース図を出力して、課題だと思ったことをみんな書き出しても、スッキリしなかった。

 

 今朝、いつも通り朝の仕事をしていて、何故かは忘れたけれど、ふと、ああ、そういうことかと思うところがあった。

 

単純だけど大きな間違い。

 

 YRS(ユイレーシングスクール)に通う前に半年で12回通ったコースなので、ブレーキングポイントがもうクセになっていて、気がついたらそこで操作を始めている。そこを目標に走ってしまう自分。一昨日走ってみて思ったけれど、もう間違いまくっている。

YRS幸田ドライビングスクールで味わった走行快感皆無。コースが違っても、走行感の違いでわかる。

そこから少し前とか、そういうことじゃないのだ。最初から作り直すべき。

 

 後半、ストレートエンドは根本から考え直して、気持ち的には速くなるとは思えないタイミングの操作で減速とシフトダウンをしている。それが大正解かどうかはわからないけれど、落ち着きは出た。

少なくとも前のタイミングでは、車をいじめないとあれ以上速く走れない様に思うし、その伸び代は少ないと思う。

3年前は感覚的に、

今のままではこれ以上は速くならない、車に無理を強いている、

と思って、YRSの門をくぐり、師匠にもそういう話をして、ちゃんとした走り方を知りたくて来た、と話した。

 今回はその理由がわかっているはずなのにできない悔しさ。3年前当時の倍以上の悔しさ。自分を容認する気にはならなかった。容認すれば同じミスをまたやる。ものがあったら投げたい(実際投げないけど)くらいの気持ちだった。

タイヤは予想通りのことになった。修正を試みた分まだマシ。またやり直しだ。タイヤは一度荒れると荒れ方によっては簡単には戻らない。

走行終了後、車のボンネットを開けて、車に謝った。

 

 この1年くらいかなと思うけれど、公道で運転していて、ブレーキ、拾う、ターンイン、に必要な距離をイメージして操作を開始、曲がりながら、マルバツをつけている自分がいる。

(公道ゆえできない部分も加味して、無理のない速度と周囲の目配りに、底辺の自信の反面、慢心しない心持ちに、少し頷くところが出てきた。意識が足りないなと思うことはもちろんある。)

 

 西浦でも今までの記憶をリセットして、もう一回慎重にそのイメージを作ろうとして走れば、多分見えるものがあると思う。視線は遠く、広い範囲を視界に捉えて。

目線と目測。

「速さ」というのがどういうことなのか、瞬間速度と平均速度の違いは教えてもらっているし、師匠の書いたものや、自分で物理を説いたものを探して読んで、ずっと理解しようと考えてきた。

 サーキットで車の動きを細かく感じ取る、というのは、訓練なしでは難しいことだと思う。私自身は、オーバルをたくさん走った繰り返しの経験と、走ってない時に理論を理解しようと頑張った事が感覚を深めたと思う。(そのオーバルでレースまであって、これがまた面白そうなのだ。見てるだけでも面白い。先の楽しみにとってある。)

イーブンスロットルのコーナリングの速さと安定は、カルチャーショック。

コースの捉え方においても、物理的速さと感情に左右された速さはこうも違うのかと驚いた。

これは師匠の教えとは無関係だけれど、車のことや科学のことを一生懸命考えていて、自分の日常や、大げさに言えば生き方にも影響はあった。

だからといって、なにかが劇的に変わるわけではない。嫌なものや困難がなくなるわけでもない。なんでも全て矯正出来るわけでもない。

ただ、同じものに対しての感じ方は変わったと思う。

10年後くらいにもう少し自分らしく生きてたいな。独り言。

 

やっぱりもう一回西浦行きたい。

ただの自己満足だけれど、西浦でも、速さよりもその感覚をちゃんと味わってみたい。出来るだけ空いている時を目指していった方がいいな。

子供が出払うのが朝7時、朝8時に家を出て、午後1時には家に帰れる。

でも秋までにあと1回。1回でちゃんと納得するというプレッシャーを自分に。

 

今朝は、介護の方でも新しいチャレンジを(ちっさいことだけど)思いついた。

今日は雨だけど、ちょっといい日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりにスパにし

  いいお天気の中、久しぶりのスパにし(蒲郡の方にあるサーキット)に行ってきました。

いろいろ忙しいのもあって、朝から行ってとんぼ返りで、写真も動画も撮らずじまいでした。

前回走ったのはいつだろう?

ひょっとしてヴイッツチャレンジが最後でしたか…その前って…

おそらく1年以上?走ってないかもしれません。実は逆回りの方が好きなのですが、今日は正回り走行の時間に走りました。

 

ともかくコースイン。5台でした。

うーん、2〜3周走って、これはちょっと無用に押し過ぎ(頑張りすぎ突っ込みすぎ)だなと思い修正にかかるとこから始まり。

1コーナー前のシフトダウンとブレーキングは、今までより到達速度が高いのと、シフトダウンが増えたので、少し苦労しました。気がつくと突っ込みすぎてる(笑)

後半は割と落ち着いてターンインできましたが、ちょっと気になるところがあります。

なぜかなあ…操作のせいなのかなあ…。ブレーキングが荒い時かなあ?という所ですね。

 

 

タイムは前の相棒の時よりはアベレージ、ベストともに高かったですね。でも良くはない。(best 1"12"035  average1"14"01)

タイトコーナーやS字の方は、もっとこう、速くなくて良いから車が曲がる経過を感じて楽しんで走ればいいのになあと、自分で思っちゃいました。まだまだ手はあるのに知っていることを試せないまま、シフトダウンとブレーキングのタイミングを探っているうちに終わりました。

「もっと軽く走れ、もっと軽く」

と自分に言い聞かせ、侵入よりも出口で加速できる様に、押しすぎたところをどんどん引いていった感じです。 終始一貫同じようなタイム推移で、後半のほうが楽に軽くロスが少なく走っている、という結果に。

引いて遅くなった訳でなく、かえって後半のアベレージの方が若干良かったわけですから、引いていった事自体は間違いでは無いのかなと思いますが、それが最初からできないというのがYRS受講者としては不甲斐ない感が残りました。どこかで気合が入りすぎてる部分があるんだなあって思いました。それとも、車に対して操作が後手に回ってるかな(笑)

 課題は幾つか見えましたし、追いかけっこやパスする、されるも以前より随分落ち着いてやっています。周囲のポテンシャルの想像も昔よりはしていて、LSDついているだろう車にタイトコーナーでついていけるほど自分の腕はないだろうから焦らない、と考えてみたり。

 初めて1コーナーにインから侵入という場面もありました。後で、インからを判断するのがもう一瞬早いほうが良かったかもしれないなと思いました…経験不足、ごめんなさい〜。ポテンシャル格上の車が右端で徐行?あれ?で、うわー下りコーナーインからか…^^;っていう感じでした。

落ち着いて速度管理をして、鋭角に曲がる…やればできた。

気持ちの上では1コーナーが以前より怖くなくなってますね。っていうか、コースの下り始めを誤解していた。地味な下り始めがある。前何やってたんだ。

秋までにもう一回だけかな…今の腕だとあまり多くを望んでも力むだけ。もっと楽に落ち着いて楽しんで今日のベストくらいを出せる様に、自分自身で持って行ってみたいです。

もひとつ引いて、立ち上がりをラクにした方が、ルーテシア3RSの加速がもっと活きるかもしれません。

 

 おそらく秋までフジ行けないのですが、いろんな意味で、YRSに行きたい…と思う自分が、ある意味予想どおりでした…。

でも、娘が今年就活です。

いろいろ思うところあり、何もできないが常に支えられる状態に居たいので、最低限彼女の就職決まるまでは我慢。来年はじめにかけて色々物いりにもなりそうです。

 

スパにしではいつも親切にしていただいて感謝です。

いい天気でいい気候で、ロケーション最高でした。うみー!っていう場所にあります。

 

 

補足

スパにしコース図です。

正回りは向かって左端が下りコーナーで、ぐるっと下りながら回ってストレートの下をくぐり、上りきってS字です。

ストレートエンドがコーナー手前から地味に下り気味になって、1コーナーから本格的に下ります。

http://www.itoracing.co.jp/snmp/course.pdf

 

初夏も終盤かな

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前線が。

 

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割と気の早い方の我が家のアジサイ

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こちらはゆっくりさんな山アジサイ

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ひまわリーズ発芽。

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コスモスさんたち。

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我が家の畑の番人。信楽のご出身。

自分が20代からなぜかずっと持っている。

 

気温が乱高下しています。

思っているよりも体力を消耗します。

皆さまお体ご自愛ください。

 

 

玉虫色は無理だよね(笑)

 本格的に忙しく、暑く、ならないうちに空いていそうな小さなサーキットに行っておこうと思っているのに、なんとなく腰が重い。疲れてる。多分、この気温の乱高下のせいと、畑やお花の世話を集中してこなしたからだなと思って、今日は少し休み加減で。

 

 先日、スーパーで買物をして、荷物を持って自分の車に戻りながら、ルーテシアのことを見て、「ヘンな車だな」と思った。好きな人からはお叱りを受けるかもしれないし、自分もこの車が気に入っているんだけれど、やっぱり変なんじゃないかと思う部分があるのだ。

 ぱっと見て、まず自分の感覚から行くと、ホイールが大きすぎる。タイヤの外径も大きいなあ(215/45R17)。

そして、大概、自分が座っている位置と車の上屋の大きさ感で抱くイメージなのか、実際にステアリングを回した時に、おや?と一瞬思う時がある。回転半径が予想より大きい。

いい加減慣れろと自分で笑ってしまう。勝手に思い描いている半径があるのは、日常の足のヴイッツのせいかもしれない。

 

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うちのルーテシア3RS

 

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ルーテシア3 ベースグレードの5MT

 

そもそも骨格から違うのだろうから当然のことなのだけれど、私自身がこの車を選ぶ時に今ほどその違いを具体的には考えてはいなかっただろうなとは思う。

 

ルーテシア3RSは、街乗りで、楽しく乗れる。それはウソではないと思う。

しかし、街乗りでしなやかか、と言われるとそうではないと思う。

そういう足回りではないのだろうな。

ただ、それなのに、街乗りに不便がない、というのがスゴイとファーストドライブで感じたのが購入の決め手になった。

バネレートとか、サスペンションの減衰の強さとか、数字的にはわからないし、他の車と数字で比べたことはないけれども、体感で言えば、世話になっている店にある(あった、かな?)代車のアルファと、タイヤサイズや扁平率、足の硬さ加減は近い様に思った(そのアルファはいろいろあって足回りがかえてあった)。旋回感や荷重のかかり方ハネ具合などの感触。

もっとも、そういう感覚というのは、経験値の少ない私の場合は「近い」といってもどの程度近いのかは疑わしい限りだけど。

3RSはうっかり踏みすぎると回転数が上がってしまうから、勿体無いというか(笑)スロットルワークやブレーキングを繊細にして、必要以上に波を起こさなければ、穏やかに乗ることはできるし、それがツマラナイとは私は思わない。

 

ただ、ちょっと街乗りでおふざけしてみよう、という発想にはやり方によっては付き合ってはくれないかもしれない。柔らかい足回りなら、街乗りでも簡単に車を傾ける事ができるけれど、そうは行かない感じ。私が腕が足りないだけか?

 というか、街乗りでできることの範囲は、普通に乗れば車を傾ける必要自体がないんじゃないかな、というのを、先日参加したYRS(ユイレーシングスクール)のオーバルスクールで自分自身がYRSでは小さい方の半径22m、直線130メートルのオーバルを走ってみて思ったのだった。後で考えれば、自分ができないなーとこだわっていた感覚はあの時必要だったのだろうか?後になって、自分が囚われていた考え自体が、自分の経験の浅さを物語っているのじゃないかなと笑えた。何事も経験だからしかたないや。

 

 街乗りでは硬いな、と思う足回りが、サーキットに行くと印象が変わる。柔軟にフロントが沈む。ブレーキングで最初の位置を確認する瞬間の間を経てきれいなターンインをすると、気持ちよく車が回る。正しい操作に応えてくれる頼もしい車。

この車に乗ったら、サーキットを走らないと勿体無い。

 

そんな車を家族にお金を貸してもらって買い、返済するまでジリジリしながらサーキットもオーバルも控え、必死に走ればポテンシャルには程遠い速さ。今は。今は、だ。

ずっとじゃない。そうはしないぞ。

この車を買った以上、速くなりたい、そうでなければ面白くない。

しかし時折、ほんとにこの車で良かったのかという思いがよぎる。

街乗りメインで楽しい車、もっとしなやかな車は他にもあったはず。

 

しなやか、で実体験として印象深かったのはプジョーだった。

プジョー307SWが家の車で10年乗った。

5年落ちを買って納車された時に感動した。多分足回りのしなやかさと優しさ。

走る癒し空間と名付けた。ショックがヘタった時に足車だからと安いショックを自ら指定して心の底から後悔したっけ。

本当は406のセダンが欲しかった。座っただけで動かしてもいないのにシアワセになった(シートと内装だと思う)

もっと憧れたのは406のクーペ(写真↓)だった。実車をみて恐れ多かった。自分には不釣り合いなくらいスタイリッシュだった。

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同じフランス車として、今はルノーにも似たあこがれを持つ。

今のルーテシア3RSを所有して、仏車乗りの方たちの印象などを目にする機会が増えて改めて、共通項の、シートや乗り味の良さなどを見聞きして、心の何処かに迷いが生まれたような気もする。

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同じルーテシアでいうならゼン。

スタイリング的にはトゥインゴのブルーノクターンの方が好みだ。GTのオランジェブレイズもいい。(どっちにしろ新車買えなかったなあ…)

街乗りで小気味よく走る車の楽しさは、昔の相棒フィアットプント(5MT)が教えてくれた。足なんて硬くなくても良い。圧倒的なポテンシャルも必要ない。その後の相棒318ciでYRSで走りを練習して真面目にそう思うところがあった。大きなサーキットには向かないかもしれないし、ポテンシャルの壁を感じることもあるかもしれないが、そういう方向性もあったと思うし、そういう車でその車なりに速く走れたら、それはとてもロマンのあることだと思う。

 そういう迷いはあっても3RSを選んだ事に後悔はしていない。かといって、なにがなんでも速くならなければというものを背負ってもない…。

 いちばん大事なのは、ちゃんと乗れることで、本当に速いことはその上で無いとホントではないんだろうと思うし、速さを求めるかどうかは個人の自由。

自分がYRSに通っているのはちゃんとした運転をしたかったから。それが一番最初の目的だった。この先は、ちゃんと乗れれば、速さも手に入ることを自分で納得したい部分もある。

果たして、今のサーキットでちゃんと走っている人がどのくらいいるのか。

それは乗っている側だけの責任なのか。

YRSは参加者が自ら考える姿勢を大事にしてくれる。それは大事なことだと思う。

習うほうが自ら考えるという事を教えることは、とっても難しいと思う。子育てをしていても思う。失敗したと思うこともたくさん。教える側に深みがないと、予想外の子供の考えに対して、子供を導けない。

どこまでいっても、最初の子育ては、一緒に歩くくらいのことしかできない気がする。

 

 

ルーテシア3RSは良い車なのは間違いがないけれど、ほんとに、いろんなことを考えての上での選択だった。すごく沢山の想いがあって、なんだかずっと頭の片隅で考えているのだけど、考えてみても書いてみても出てきた言葉が自分の思いとしっくりこない感じがしている。

今の走りはルーテシア3RSに乗っています、と私が誰かに話して想像するほどの速さになっていないのだけは、自覚がある。それでもサーキットが楽しい。

 

 

きょうせい終了

 長かった〜。

高校3年の娘が小学校5年の時に始めた、歯科矯正が、事実上終了しました。

器具を外して3ヶ月ほど。戻る様子はありません。もうしばらくは経過観察が続きます。

 

順調に進んだ方ですが、それでも長かった。

本人が一番大変だっただろうなと思います。

最初はいろいろ大変でしたが、最後の方は自分なりにいろいろ工夫して愚痴を聞くこともなかったですね。

いちいち人には言わない不便なことはたくさんあったでしょう。友達とご飯食べに行くのを避けてましたしね。

本当にお疲れ様でした。

先日、早速友達と初シロノワールしたらしく、母は先を越されました。

私、シロノワール未経験です!

 

 

エモーショナル封印の向こう側 〜日常の運転をかんがえる 最終/YRSは格安だ!

少し蒸し暑さの気配を感じます。

 

日常の運転を考える、と題して3つほど書きましたが、とりあえずそちらの方は今回でとめようと思います。

読んでくださった方には感謝しています。読んでいただいたらお分かりになると思いますが、内容として、参考にしていただくには不十分かなと思っています。逆に私では不十分なのだとわかって頂ける書き方にしようと思って書いている部分もあり、書くのが苦しいですね。

 運転に限らずよく、ハウツー本ってありますし、昔そういうものも読んだことがありますが、大体最後まで読破したことがありません。ハウツー本の途中まで読んでハウツーの根本がわかれば具体例を読む必要がないからかもしれませんし、ハウツー読んでも根本がわからなかったかもしれませんし、私がこらえ性がないからかもしれません。

結局最後はユイレーシングスクールに参加してください、結局宣伝なのかと思われるかもしれない、と思いながら書きました。それはこのブログを始めた時からそういう迷いは常に持っています。

特に許可を得ているわけではなく、常に私の経験と感想です。宣伝と言うより一緒に走りたい、仲間を増やしたい、ただそれだけ。もちろんお金をもらっているわけなど無く。

 以前から、運転に関する内容を書いた時は、その日の夜中にはっと目が覚めて、果たして書いたことは第三者的にどう受け止められるのかと、書く時に必死に考えて書きますが、それでも、拙いであろうということは自覚しているので、それを思うとしばし眠れなくなったことが何度もあるのは事実です。

 自分は、浮ついた気持ちで運転に取り組んでいるわけではないし、車が好きな人たちをたくさん見てきましたが、私が知っている人はみなさんほんとに車が大好きで大事にしたいと思っていらっしゃると感じます。

車好きでなくても、車って、生活の中の大切な道具です。運転は日常の一部です。

車との時間というのは、各々、人それぞれ、いろんな意味を持っていると思います。

 しかし、10年落ちとか10万キロを見るような車を手にする機会を持って、その維持をしていく中で知った様々なこと、運転に真剣に取り組みはじめて知った様々なことで、何度もカルチャーショックを受けたり、車の管理に対する世間一般の誤解とか関心の無さにに憤ることもありましたが、その時かならず、じゃあ自分はどうなんだと考えました。事故も経験あります。未遂もあります。

とにかく自分自身が学んで反省することが多かった。

 最近、昔の友人と連絡を取ることが時々出てきたのですが、その中のひとりが、正面衝突を経験しました。グループ内にアップしてくれたドラレコの画像を見ました。過失の多くは相手方です。あの状況を避ける、のは難しかったかもしれない。でも、なにかしら手はあったかもしれない。しばし必死に考えました。

いろんな思いが心のなかにあります。

何か起きた時に、命や、財産、生活がかかわります。

起きる時にはほんとにあっという間に天国から地獄へ。

 

 

 

 5年前、大手のやっている、運転を教えます、と謳っている場所で、今思えば座学でやってほしい基本的なことは何もなく、「難しいことは置いておいて、とりあえず走ってみましょう」

という流れになったことがあります。同じところの講習に三種類出ましたが大体その部分は同じでした。それ以外でも、会社が大きいと、サービス優先、営業優先にならざるを得ないのかなという思いを感じた瞬間も無かったと言えば嘘になります。

私が関わった講師の方の運転はすごくお上手だったと感じました。だから、悪口を言いたいのではなく、教えることというのはほんとに難しいことなんだなと思うのです。

やらなければわからないのも事実ですが、理解する、理論を知るって、めちゃくちゃ大事ですし、役に立ちます。

最初からできる天才には、もしかしたら理論が必要ないのかもしれません。いや、それもおかしいな。理論も含めてすぐできちゃうのが天才かもしれません。

最初からできないのが多数派で、だからこそ習うわけで、できない時に、なにを目指すのかを見失わないためにも、理論とか指針って必要だと思います。

物理でこうなる、っておぼろげでもわかっていれば、そのとおりになるように自分を持っていく努力をすると思うんです。自分ができれば、そうなれる、という確信があるって、頑張る上で大事だと思います。

 

 ユイレーシングスクールに通ってみて、最初の座学を聞いて、続けてやってみようと思えました。難しい物理をすべて理解できないと実行できないことではありませんでした。すべてわかるほうが、確かに理解度は深まるかと思いますが、そうでなくても、随分役に立つと思います。

ものすごく教えるのが上手なのか、それは私は教育の専門家ではないのでわかりません。

でも、とにかく、根本に流れている物理や必要な要素を正面から説明してくれます。

一度参加すれば、一番やってはいけないことはすぐわかります。

それだけでも、大事な経験になると思います。

そこから先も、食い下がれば、かならず得るものがありました。

車の運転は、その場で自分自身が判断を繰り返すしか無い乗り物だと思います。

だから、根本に流れている理屈を本人が自分で理解して実践するしかないと思います。

 私みたいな人間でも、考える切っ掛けと、教えてくれる場所と、正しい指針があれば、どうやって運転するべきかを自分で判断して行ける、進歩していけると感じます。

 大げさに見えるかもしれませんが、大いに真面目です。

どのくらい努力するかは人それぞれだと思いますが、努力無しで車に乗れるはずがないのに、楽さを売りにする広告はキライです。

多くの人が行き交う交通の中で、常に自分の思うとおりに走れるわけもないと思います。

急ぐなら時間に余裕を作る。遅れるなら遅れる算段をする。

 聞けば当たり前ですが、自分を含め人はそれを忘れている瞬間があるような気がします。

 

 

 私にとって、夫が車好きだからではなく、車を自分の趣味にしようと思ってからの何年かは、車はとてもエモーショナルで、情に訴える乗り物でありました。

35歳くらいのときで子供がようやく小学生になった頃で、夫の母を見送り、妻を失くした夫の父を自宅に迎え入れた頃でした。

 

最初は、昼間の数時間の自由時間にとにかくずっと車に乗って何処かに行く、というところからはじまりました。結婚前は時間は時々あったけれど束縛もあり、束縛から逃れ独立するための貯金をしていたからお金がなかった。35のときは、車の最低限の維持費と交通費と、行った先での食事代くらいはありました。

 

 もうそんなに食えないから、孫と朝飯食って、お昼は好きなあんパンと夕方に焼酎すこし、晩飯がありゃええ。と言いたげな爺さんを家に置いて平日の昼間走ってました。

農道があって、緑の中をアップダウンを繰り返しながら走るのが楽しかった。

知らない所に行くのが楽しかった。

オイルが1500キロ、3000キロくらいでかならず感触が変わっていくのが面白かった。

運転が楽しかった。自由時間の9割を運転に費やし、食事とトイレ以外はずっと乗ってました。頭痛がすることがあっても、気がついたら時間を作って乗っていました。

好きな歌を聞いて、歌を歌うのも楽しかった。

4年くらい乗ってから、高速道路で非力な車のスロットルをいっぱい開けてみたこともたしかにあります。

その時に、運転には技術が要ると感じました。

プントだったのですが、プント、マイルーム。という場合じゃないなと。

これ(運転)は面白いけど、簡単ではないなと。

ファッションでない、しっかりした車に乗ってみようと思って、前の相棒の318ciを買いました。

そこからユイレーシングスクールにたどり着くまで、3年かかりました。

ユイレーシングスクールで運転に真剣になりはじめて、自分はカーステレオを聞かなくなりました。好きな人を否定する気持ちは特にありませんし、今は時々は使いますが、基本必要がなくなりました。御殿場往復も使わなくなりました。

今の車になってから、特に。車内音だけで十分にぎやかです(笑)

自分は本来エモーショナルな人間で、感情に流されやすい。

情は大事ですが、呑まれて流されたら人生をまちがう。

人生の中で、失敗をした、人様に迷惑をかけたと思った時は感情に流された時が多かった。だからここぞという時は感情を殺してフラットに判断をすることもそれまでにもありました。

だから、運転のエモーショナル封印しました。

すぐには難しかった。

今の運転はエモーショナルの向こう側がすこしだけ見え始めた。

多くの反省の向こう側でもあります。

 

 

 

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ホームページ上に公開されているものの一部を随分と前にプリントアウトしたものです。

ユイレーシングスクールのホームページには沢山の運転のヒントが詰まっています。

一度座学を聞いて、スクールを体験すると、この沢山のヒントに食らいつくとっかかりを得ます。

その後もうまくいかない時、頭を整理したい時、なにを目指しているのかわからなくなった時に読めるとおもって出力しました。多少分類もしました。

すべてサイト内にありますが、一部どこから出力したのかわからないものもあって、その中にドライビングポジションもありました。

大手企業のドライビングスクールに行きましたが、こいうものは存在しませんでした。

その全てを一度にことばにする術がありませんが、運転技術だけでなく、トム吉田さんの経験がぎっしり詰まっています。

 

そのどれかを、許可をとってリンクを貼ることも何度も考えましたが、おこがましいし、なにが必要かは人によって様々かと思うので、興味を持っていただいた方は、ユイレーシングスクールのホームページを探検して見て下さい。かなり読み応えがあると思います。

本気でドライビングスクールに参加するなら、是非ユイレーシングスクールに。

いろんなことを考え合わせると価値として、受講費用は格安なんじゃないかと私は思います。

何よりも教えるほうが本気です。

 

 

 

今、お金が作れないから、しばらくユイのスクール行けません。

お手伝いも、今年は事実上無理だと思います。

なにかしら、自分のなかでモチベーションを切らさない努力をしようと思っています。

そもそも、今まで通い続けたことも、大変なことだっただろうと理解していただいているかなと感じているし、先々何かしらの形で貢献できればと思っていますが、今の私は何ができるのだろうか。

もっと自分自身の中身の質を上げたい。物理的に遠いというのも自分の立場では辛い所。せめてスズカくらいの距離なら。

参加して一生懸命走る姿を、一緒に走る方たちに感じてもらって、一緒に頑張るほうが先なのではないかな…と常々思っています。

この冬から春はほんとによく頑張って節約しました。

やればできるんだなあって。最低限親としての備えはして、いざという時の算段はあっての話ですが、日常使えるお金は常にすっからかんです(笑)気持ちええくらい(笑)

ここまで丸腰なの久しぶり。ほんとにすみません(誰に?笑)