るーさんのショックを交換してもらって随分楽になりました。
減衰の調節はのんびり考えていくことにします。
さて…前回に書いた、バネ問題。水が溜まって腐食して折れる、のことなんですが…
写真提供(Kenworks)
ドライバーでクニクニ…怪しい。
中身はポッキリ…
(ちなみに我がるーさん、サスペンション前期型です。)
私的には、チューブがあるからダメなんだよなあ、何でチューブつけちゃったの?それなら取ってしまえー…っていう思いがありました。
でもちょっと今は違うかもです。
結局チューブは付けたままで、お店の方で少々工夫をしていただくことで説得されました(笑)。とった方がいいのか悩みどころだったそうですが、とってしまうと再度つける事は不可能なので。
実際に外したバネなど見ながらお店の社長さんの話をうかがったのですが、
バネの下の受けの部分の形状から見て、一番力がかかりやすい場所と水が溜まりやすい場所が同じようなところになり、他のくるまとはその辺がちょっと違うかな?ということと、Double axis strut system(DASS)のフロントサスペンション故に、ステアリング操作でサスペンション部分が連動して動かないことも同じ場所に水が溜まりやすい一因になっているかもしれないね、ということでした。
現物を見ながらだとイメージ的に入って来るものがあったのですが、言葉だけになると伝える自信がないです。
私はこのクルマに乗るまでトルクステアというものを知識として知らなかったので、いまひとつ実感もないし、この車のDASSについて書いてある雑誌を読んでもわからなくて、トルクステアがないとか、運転のしやすさ、ということの意味をイメージができなくて、ずっと棚上げ状態になっていました。
車の事は時折自動車のメカニズムの本で少しずつは理解に勤めてますが、一朝一夕では理解出来ず…社長さんの話は分かったのですが、DASSの良さがよくわからない。
今日やっと、夫に聞いてみてイメージができました。
理解してみると、ハンドリングの件も、あーあれがそういう事なのかなと思いました。
そういう事を考えてみて、改めて思った事は、本気で車を作るという事は、ほんとに大変な事だなあ、ということ(あちらを立てればこちらが立たず)と、ルーテシア3RSに乗り始めて、きっと車の運転が大好きな人が作ったんだろうなって最初に思った事を改めて思い出した事。
ひとまわり大きなサイズのクルマの為のエンジンと足回りをギュギュッと入れたマッチョなホットハッチ。
メカニック目線で見ていると、こんなところにこんな工夫が…なんていう泣かせるところが見つかって、触るたびに発見がある、いろんな意味で(笑)ワクワクする車…なのかもです。整備にはいろいろコツが要るそうです。(お世話かけます)
私にはそのワクワクを感じ取ることはできても、自分のワクワクはあくまでも又聞き程度(笑)触って走れる人は羨まし~い。
昔は、輸入車が「壊れた」話を書くのが好きではありませんでした。そのイメージを膨らませる気がして。自分自身が「輸入車は壊れる」というイメージを最初は持っていたし、ビクビクしていました。出会ったお店のおかげでもありますが、壊れるかも知れないという心配よりも乗っていて楽しい事の方が勝ちました。
ひとつ直るたびに、成功体験化(笑)
理解すれば、真っ当に直してくれるところを見つけられれば怖くない。
それを世の中では変人と呼ぶのかなあ。
なんだか釈然としないが、大変じゃないとも言い切れない(笑)
まあ、良いんですけどね。
車って、移動っていう実用も満たせて、趣味になるなんて一石二鳥。別にスポーツカーでなくても、(申し訳ないが)国産の実用車よりも乗り手が楽しさが味わえる輸入車が好きです。
ユイレーシングスクールで運転を習って、足車のヴイッツも楽しく乗れるようにはなりましたが、欧州車との操作感の違いは、よりはっきりわかるようになりました。
以前、気に入っている輸入車を、直す事を諦めていく女性を目の当たりにして、凄く残念になりました。直らない話でもなかったのになあ。
今回のるーさんの件で、結局自分は楽しみたくてこの車買ったんだって事を再認識した次第です。
メカニック泣かせなのかも知れないけれど、乗ると納得しちゃう、受け入れちゃう何かが。
バネを純正にして、不安は無くはないのですが、折れるの怖くてやめようと思っていたのですが。
確信がないのでここには書けませんが、調べてみて私は純正にして良かったかもと思っています。
コツコツ、おおらかに(笑)頑張ろうっと。