るーさんと駆ける 

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ユイレーシングスクールに通い続けたい理由・リターンズ

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前の相棒と参加したスクール開始前の富士スピードウェイP2。この日は眼下が深い霧でした。幻想的。

 

 ブログ再開して2年を振り返って、ユイレーシングスクールに関しては、ほんとにたくさん書いたなと思っています。スクールに通ったことは自分の人生の中では一番一生懸命に、自分のために、頑張った時期だと思います。目からウロコの出来事がたくさんありましたので、自然と多くなりました。

 

 私自身が驚き、ブログに書きたいと思ったのは、ユイレーシングスクールの指導方針、練習方法などいろいろなところでカルチャーショックを受けたからです。まあでも、何かを伝える、というよりは自己満足的なものになっているのかも知れません。

何かのきっかけにそれを目にしてくださって、興味を持ってくださったのなら嬉しいのですが…。 

 

 ど素人代表の自分が、それまでに3回も4回も大手のスクール経験しても、速く走ろうとするとタイトコーナーでどアンダーだったのに、初参加のユイレーシングスクールの最初の座学を聞いて、走る前からどアンダーの理由が思い当たりました。最初の1回目の参加で、どアンダーは消えました。

その後は、単純にそこで走る事が面白くて面白くて参加し続けています。速くなるのはこれからだけど、本当に運転が変わりました。

私は特には速くないけど、今は車に乗せられているのでなく、車を無理に従わせているわけでもなく、車を運転しようとしています。

何だかわからないけどうまくいかない、から、ああなりたいからこうする、という運転に変わりました。

 

 

 

 最初の座学でどういう観点から自分の運転を見るかを教えてもらえたので、まずは単純に、今車が前傾状態か後傾か真ん中か、っていうのを探っていく感じで始めました。

最初から全部理解しなくても、根底には理論があるってことと、言葉をいくつか覚えておけば、必要になった時に紐解けば良い、くらいではじめました。

理屈を知った事で埋もれていた感覚が呼び覚まされたアハ体験あり、はたまた今度は感情に騙されて理論を見失い、ハッとして感情から理論に戻り…回り道しながらも少しずつ進んで来ました。

理解が早い人や以前の経験値が高い人は、うまくなるのがもっと速いです。同じ頃から始めた人たちを見ているとそう思います。

でも、焦らないですね。それなりに年食ったせいもあるかとは思いますが、車の運転は勝った負けた、速い遅いとは違うところにもたくさんの楽しみがあるんだなあって思ったんですよね。

 以前は漠然と「速く走りたい、上手くなりたい」とだけ思っていて、サーキットで走っていても、車につけたラップタイムの表示を見て、一向に良くならないタイムに、なんで?こんなに頑張ってるのに。と思っていた時期がありました。

 その後、ユイで説明されていることを少しずつ考えていって、知らない言葉を調べたりすることで、「速く走る」っていうことがどういうことなのか、このコースを速く走るにはどうすればいいか、ということを教わったり考えたりしているうちに、あっちこっちでそれが応用が効くようになって、気がついたら、ここをどうやって走れば一番ロスが少ないか、一番速いか、などなどいろんな選択肢があって、TPOでそれは変わっていくものなんだなと思うようになり。

その時その時で大正解、やや正解、あまり意味なし、など、結果は様々ですが、前より安全になっているのは、家族の反応から見るに確かです(笑)

 集団の中で競争として走るために足りないもの、まだ知らないこと経験がないことはたくさんあると思います。次のステップを目指したい自分もいるし、この先どの位通えるか不安な自分もいます。

でも、やっぱりまたユイレーシングスクールで走りたいなと思いますね。

(私がカメなだけで、一度でもスクールを受講すればスクールレースに参加できるシステムなので、すぐにオーバルレースに移行する人も何人もいます)

今は参加の見通しがあまり立ちません。走りたいけど、家族に対する勤めがあるので、思い通りにはなりません。体力もまだちょっと目処が立たない。それでもモチベーションが下がりきらないのは、車が1メートルでも動けば楽しいという感覚を持てたからかも。言葉で説明するのは難しいけど、この感覚でコースを走ってみたい、と思っています。

 

今まで、ユイレーシングスクールで「やってはいけないこと」もさんざん教わりましたが、同時に「やったほうが良いこと」も教わります。上手く(速く)なるための秘訣です。

特に高速域のコーナーで四輪のグリップのすべてを使い切るコーナリング

その領域のほんの入り口を、スズカの1コーナーと130Rで経験できたような気がします。1コーナーは体感ですが、それまでで一番速い、軽いターンインだったのですが、リヤが微妙にふわりとしました。ビビってスロットル緩んだか、ビビってブレーキの終了がおそすぎて前荷重が乗りすぎたか。

 

私自身は、そういうこともあり、イーブンスロットルがちゃんとできてないのに挑むのは恐ろしいことだと思ってきたので、思い切りが良くなくて、周りには「まだまだ行ける」的なことを言われることもよくありました。いまだに、その未体験の速さに畏れを持っています。

人の心に競争心と向上心は大体あるものだと思います。

上手さと速さは最終的には一致するんだろうなと思います。

 私はどこまで行けるのか、どこまで行きたいのか。

 

書ききれない事もたくさんありますが、ともかく運転は楽しい。本当にそう思います。

自動運転や人任せや運任せじゃもったいない。

また行きたいです。体力戻さなきゃですね。

はーいつまでかかるんだろ。

 

今日はわりと元気で、車をピカピカにして、はたと気づいて犬のシャンプーを注文しました。ワンコ洗わなきゃ(笑)

 

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