るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

2種類の怖さ

 日頃そこそこのペースでブログを綴っているなと思います。ヒマなのかといえば忙しいです。では忙しいかといえば、コマ切れの時間はあります。

 日々いろんなことが起きていて、クスクス笑うようなことから、悩むようなことまでいろいろですが、意外と書けないことが多い。

夫のことは本人があまり書いて欲しくなさそうだし、子供たちのことも、もう彼らが大人になりつつあるので、書きづらいんですよねー。

私の日々の生活ってそういう事がほとんどなのに、それが書きづらいっていうのもなんだかなあ。

そういうのもあって書くのは車の話が多いですね。

そういうわけで、このブログから得る私のイメージは、本人とは少々違うにちがいない、と自分で思うんですよね…。そう思いつつ、また今日も書きます車ネタ。

  今シーズンは、JSPORTSのオンデマンド導入で、ルマンも富士の24時間もなんとなく状況は把握しようとしてます。iPhone6splusで視聴…日常業務をこなしながら、ほぼ「聴いてる」状態に近いですが…(笑)だから解説頼みです。

車のこともレースのこともよく知らないから、解説を聴いているといろんな言葉を知ることができるし、一つのことに対してもいろんな意見があるんだなってこともわかるし。

ルマンでフォードとポルシェが意地の張り合いしてる状況の解説なんて面白かったですね。見てる方は面白いかもしれないけどおれは好きじゃないね…もっと他の方法があるでしょう?(意訳・そのまま転記ではないです)っていうベテランの意見とか。

トヨタ優勝!良かったですね。

次の日朝のニュースになってるの見ながら、こんだけしか報道しないんだ、苦労が伝わらないじゃないか…とか思ったりして(笑)

 

っていうか、近年、日本はまだ自動車レースにたいする関心がすごく局所的なんだっていうことをはじめて感じました。

自分がサーキット走る、というと大抵驚かれます。この数年、モータースポーツというものに初めて興味を持った自分も、以前はそういう感じでした。

昔にいろいろあったのかもしれないけれど、レースをさせなければ何も起きないって、車がすきじゃない人が考えた結果が今になっていろいろあるんじゃないの?って思っちゃいますね。だから、ああなんだよ、こうなんだよ…誰か一人が悪いわけじゃないけど、みんな一生懸命に生きてるけど、っていうことが日本に多すぎんだよ。ここ独り言でスルーしてね。

 今になって、というか、昨年あたりから思っていることなのですが、サーキット走る=危ないことをする、というイメージがどこかついて回るのかなあ…と思っています。

実際やっている人の間でも、タイムを削るためには危険を冒す必要がある、という意識がある人がいるような気がして、それでは困るからと車で走るのは好きだけど、時々高速飛ばして、サーキットはやらない、という人もいるように思います。

秩序を知って、実行して、そういう人が集まれば、はじめての人が来てもサーキットは楽しい。YRSではそれがはじめての人にも高次元でも実行されている気がします。

 

 

良いタイムを出すために、速く走るためには危険を冒す必要は本当にあるのか?

自分にとっては、スポーツ走行始めてから、心中にいろんな疑問を抱えてきてたので、とても大事な問題でした。

 

YRSでイーブンスロットルを使った4輪のコーナリングを練習してきて、私は危険と速さは同居しないと思っています。レーサーがプッシュする っていう言葉を使いますが、あれは危険を冒しているのかといえば、そういう人もいるかも知れませんし、結果的にそうなっちゃったという場合もあるかもしれませんが、それが「かっこいいのか」はすごく疑問だと思います。

彼らは運転を仕事にしていて、そのために走りまくって練習して、体もトレーニングして、頭も使って勉強して、今の若いレーサーは特に、子供の頃からカートやって、人生の大半を運転に費やしています。素人がそういう人と同じことができるはずもないし、車にメカ的安全性配慮ができる範囲も少ないし、そもそも、車の反応、感度、ドライバーの感度、実力、習熟度がどれだけ違うか。その人達のプッシュやゾーンを素人が再現できるわけがない。

我々のその言葉自体の理解も正しいかどうかなんてわからないと思います。

自分なり、車なりということをもっと考えないと…!

 

 

2種類の怖さについて。 

自分がサーキットを走っていて、自分の運転に関して感じる「怖さ」というのが、今の所2つあります。

一つは、アンダーステアオーバーステア、それにつながる、要するに車のバランスが崩れたときの怖さです。

コーナリング中に2輪、3輪バランスでも最速は望めません。絶対に出口が苦しくなります。

アンダーは失速することで回避するか、車とその状況によってはバランスが崩れかかっていてもスロットルを開けなければいけなくなります。

どちらにせよ、4輪コーナリングの上限を練習によって把握した人間が、確信を持って速い速度でのターンインを決められた時、そのバランスを保てたときは、回避の操作は不要ですし、車が安定しているから速やかにステアリングを戻せて、そのままフル加速に移れます。

 前荷重をめいっぱいかけてリヤを振り回す走り方だと、必ずどこかでアンダーやオーバー回避の操作が入ります。それをどれだけ上手にするか、という勝負にでるということになります。(昔はそれが速い時代もあったそうです。今のタイヤは高性能になった代わりに、限界がいきなりやってくる。車自体も高性能。限界超えは死につながる。不安定さは昔より即危険につながる。)

その走り方はかならず、どこかで前に進む力をロスして、失速している瞬間があります。自分がやってしまうとコーナーに突っ込んでいった先の頂点で「溜め」のように感じる一瞬の間(失速)がおきるか、立ち上がりでスロットルを開けたぶんの加速が来ない失速がおきるか、だいたいその2つになります。

私はターンインを失敗したときは、そこを潔く失速することで、仕切り直します。

そこで欲張ると乱れて、派手なカウンター当てることになるかも。カウンター慣れてないからその方が危ないし、カウンター失敗しなくても、カウンターによる失速はロスの上塗りになると考えていますオーバルで4輪コーナリングを練習していると、そういう小さな失敗の段階で気づけます。だからYRSのサーキット走行はいつもみんなコースアウトやクラッシュがないんだと、私は思っています。)

YRS受講前に、私は公道で回ったことがあります。飛ばしていたというよりは、雨をなめていた、砂を拾った、というあまりにもおそまつな顛末。

以前はサーキットでもどアンダー出してましたので、そういうトラウマがあって、バランスを崩すことは、小さなことでも「怖い」「嫌悪感」あります。

もうむりーっていう怖さ。

 

そしてもう一つの怖さ。

4輪のバランスを保ったコーナリングは、コーナリングで受けることになる、車を行きたい方向に進ませない力(遠心力など)にタイヤが4輪のすべてを使って対抗するわけで、2輪や3輪バランスより高い速度で入れるというのは理屈として正しいと思います。

より高い速度でターンインする方法を練習していくと、その効果たるや驚く。

えー?こんなとこからターンイン準備ぃ?

うわー!こんな速度でターンインできるの?!

それはちょっぴり背筋がそわっとするターンイン速度。

なのに圧倒的に楽ちんコーナリング

今までドッカンブレーキがっつり前荷重、ハンドルは気持ちよく思い切り回せ!っていうやりかただったとしたら、とても回りきれるとは思えない速度でのターンイン。

これは多くの人から同じ様な感想を聞いたし、「前はこう思っていたのに、こういうふうでいいんだ」というところで参加者間の連帯感が生まれることだってしょっちゅうある。

 

そのターンインから生まれる2つ目の怖さは、四輪コーナリングなら車がまだ余裕が残っているのに、自分が未経験な速度でのターンインと脱出に挑む、という怖さ。

車は危険に陥っていない。怖いと思っているのは自分の気持ち。だから自分次第で超えられる。

 

この2つの「怖さ」というのは全然質が違うものだと思う。

自分は速くない。バカにされたら甘んじて受ける。説得力がないのに書いていることは恥ずかしい。でも、焦ることが一番自分にとって不利益だということもはっきりしているし、速いことだけが車の楽しみではないとも思う。運転を知ればきっと車に維持にも役立つ。

 

 

私は今2つ目の方の怖さに引っかかっている。車が速くなったから、もっと速い速度でターンインできるはずなんだけど、シフトダウン作業が、緊張でおかしくなって失速、仕方がないからゆっくり回る、の繰り返し。

そういえば、随分前に前の相棒で師匠の運転に乗った時(YRSストリートⅠ)に、スリップアングルで、両方の怖さが相まって、感心しながら心拍数が上がった(笑)この怖さ、奥が深かった(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YRSドライビングスクールFSWはフジショートコースだ!(萌)

来週、自分は行けないけれど(泣)、ユイレーシングスクール(YRS)の

YRS オーバルスクール FSW

YRS ドライビングワークショップ FSW

そしてなんと…来月フジショートコースを1日満喫できる、

YRS ドライビングスクール FSW

があるらしい。

フジショートコース、萌えます。

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写真奥の土手のアスファルトは、昔のバンクのついたコース跡
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1コーナーへ向かう下りのストレート

あー萌えますw

下りストレートからの高速ターンイン、路面うねりながらのシフトダウンからの上りタイトコーナー、続いて上りながらの時計回り大回りで上りきって左巻き、最終コーナーのラインどりをどうするか。

 とにかく速く走らなきゃと思うと、ちょっとおそろしい感が漂う下りストレートですが、走り方を知ると、これが楽しくなる。自分が走ったことがあるショートコース5種類ありますが、その中では一番楽しいです。

 

 私は、YRSツーデースクールの2日目と、エンデューロレースで走りましたが、コースを歩いたり、解説を聞いてから走った事が凄く役立ちました。

例えばストレートエンドのブレーキングからの1コーナー高速ターンインは自分で走ってみて、また他の人の走りを見て、その繰り返しです。

下りコーナーの奥深さと、普段から教わっている理論を実行することの大切さと効果を感じました。人間って、やってるつもりで意外とできてないんですよねー…わたしだけ?(笑)

 最終コーナーのラインの取り方はツーデーのときに教わりましたが、練習&理解しておくと臨機応変に使えるんだろうなあ…などと思います。他にも「そうだったんだ!そうじゃないか!」っていうポイントがいくつも。

  見たところ、ユイレーシングスクールが初めてでも参加可能みたいです。

カリキュラム見ると、座学とブレーキング練習が入ってます。この2つがあれば初めてでも楽しく走れること間違いなしと経験上思います。

昨年行われた愛知県の幸田サーキットでのスクールでも、YRSはじめての方が楽しんでました。

blog.renault.jp

こういうのもありましたっけ。

blog.renault.jp

YRS幸田ドライビングスクールで知り合ったnojeeさんのブログの記事です。

Nojee Chips : ユイレーシングスクール 3/28 幸田サーキット 行ってきた!

 

YRSでは説明の仕方として、このコーナーはこう走る、というハウツーというよりは、物理的に根底にある理屈に沿って走りを考えて組み立てることを教えて下さるので、こうだからこうなる(走る)と良い、ということが理解&納得できるのが嬉しいですね。

根底を理解できるから、他で応用ができるわけです。

 あと、大事なYRS参加者の利点としては、コースアウトやクラッシュの芽になる動きというのは、前半で摘まれて行くので、YRSのスクールのサーキット走行ではセッション中断ということがないです。断言してもいいくらい。

逆に、あまりに言うことを聞かなければなにか起きる前に職員室に呼ばれます(笑)

教えられていることと進行を思うに、普通中断になるような事が起きないです。そういう無理は速さにはつながらない事だということを教わるので。

過去にサーキットでの参加はスズカ2回、幸田2回、フジショートコース2回でそのうち1つはレースですが、コースアウトやクラッシュによるセッション中断無かったし、それが無いのがスクールのウリのひとつで、しっかり走れるから嬉しい。

頑張ってお金貯めてまた走りたいと思っています。

 

余力がある方は事前に6月のオーバルやワークショップに行っておくと尚楽しめるのでは…と。

自分が行けないのがつまんなくて、個人的に書いてみました。ちきしょー…

おススメ企画です(笑)

 

 

 

ささやかな趣味の時間

 来週が、6月のヤマ場。週4のおつとめ。それなりに進歩をしながら介護の真似事をする。

特に習ったこともないが、子育て経験は介護に活きるように思う。

 今週は出かけられるときには、ちょっと家を出て、日常の買い物をのんびり目にしたりする。

コミュニケーションが取れない相手の世話をするのは想像以上にプレッシャー。認知症で会話が困難だから、考えていない訳ではないけれど物言わぬ状態。記憶力も状況が読めない、普段関わりが多くないから余計に読めない。

側から見るよりいろいろ考えているはずだと考慮することにしている。

 


 そうやって過ごしていたりすると、ふと、自分が車が好きな理由はなんだったかなとか、サーキット走ったのは夢だったかなと思うときがある(笑)今更。

 運転すれば、その成果は間違いなく現れてはいるんだけど…

制動距離、車の姿勢コントロール

なによりも、慣れた所でよく思うのは、視野が広くなった事。それは運転技術がどうというよりは、運転することへの意識の変化とか、運転のことをブログに書いているから余計になにかを起こしたくないという気持ちから。もらい事故でも嫌だ。避けられる努力を日々考える。

 それでも、情け無い、こんなことも見えてないのかと、助手席から指摘されて思う。


運転に特別な自信はない。

このブログに運転のことや、YRSのこともたくさん書いているけれど、自分のことを見る自分はとても冷ややか。

口ほどにもない、もっと速く走ってみろよと、思うのだけれど、速さにはなにか大事な事が足りない気もして考えたけれど、まだよくわからない。今までで一番タイムが速かった時は速い感じがしなかった。

 操作の全てが、そっとしているような、優しいような、フラットで冷静。

そういう時は車は決まってストレートで伸びやかに加速した。

ストレートエンドと高速コーナーは慎重に入ったけれどそれまでより速度域が高くてソワっとした。

ストレートエンドで自分が慌てるとそれじゃあイヤだと車が不安定になった。

 


速さって何だろう?

私にとっては今でも十分速い。

前の相棒の時でも、同じ車で無理をしてなくても、もっと速いタイムが出ることは、他の人が運転したことで分かった。でも自分がいきなりそれはできない。

無知からくるできなさも、嫌という程味わった。自分だけが遅い、自分だけが知らないんじゃないか、時間があれば、お金があれば、もっと近ければ。~があれば、はいっぱい考えて、もう慣れた。

無いからこそできることだって、たまには、あるんだから(笑)

 


速くならなくてもいい訳じゃないけれど、車やタイヤを引きずりたくない。

向上心と丁寧さがあれば、数字はきっと後から付いてくるし、運転の基礎に忠実になれた時の走行抵抗の無さは、油圧補助がある車でも感じられるし快感だ。それははタイムを超える快感。車や、車が動く理屈や、ルールに従うことは、言葉から想像するよりも人間を楽にするように思うのだ。

そういうことを考えていると、タイムよりも走行感がおかしかった方が後味が悪いと感じるようになってきた。

 

 

この1年ちょっとでわかったこともいろいろある。この地域はサーキットも割とあるけど、すでにあるコミュニティもあるということ。みんな車は好きなんだ。それが良くもありハードルでもあるのかな。


自分は何のためにサーキットやオーバル走るんだろうな。

この先どんな人生とどんな趣味を持つのかな。

 

まだ先はわからないけど、最近しょっちゅうそういうことを考える。

 スポーツ走行は失いたくない時間だけれど、最優先にはできない。

今までの50年弱の時間の中で、23年の結婚生活の中で重ねた時間は、自分が考え方を変えたから、いきなり自分だけが変われるものではないなあと、家族に応援してもらっている中でも感じた。

  私は、子供たちに何ができるか、何をしてもらわなくてはいけないのか。定年後は自活して好きなことをして…自分の両親も昔は言っていたけど…

 女性だから、妻だから、母親だから、じゃなくて、家族のひとりとしての責任。変えられないじゃなくて、変えるには時間と努力が必要なんだろうな。努力と気遣いがかけると歪みができる。諦めや弱さだけでは、流されて溺れる。

前に、「家族という病」という本を見かけたことがあって、タイトルだけでお腹がいっぱいになって読まなかった。昔家族も日本も嫌いになったことが昔あったけど、もう大丈夫だと思う。

 いろいろ思うけど、ささやかな趣味の確立は諦めないことにしてる。

車をいじらなくても、すり減らさなくてもスポーツ走行はできると思うんだよね。

 

 



 


 

 

 

 

 

 

 

鉱物油と部分合成油と化学合成油

 

最初の相棒プントは、1998年のDOHC直列4気筒16バルブエンジンでした。

その次の相棒318ciは、2001年のSOHC直列4気筒のエンジンでした。

今の相棒ルーテシア3RSは、2011年のDOHC直列4気筒16バルブのチューニングエンジンです。

 

プントの時にお店で勧められて使い始めたのが部分合成油のブラッドペンでした。

エンジンのフィーリングが軽くなり、よく回り、5千キロオーバーまで大丈夫だと言う人も居ました。

2年くらい入れ続け、エンジン好調でしたので、次の相棒318ciにも継続。3年くらいでしょうか、使い続け、10万キロを前にしてもオイル滲みもありませんでした。

ある時、お店で新しく取扱いを始めたオイルがあって、社長さん絶賛。ブラッドペンも良いけど、これがまた良いんだよとおっしゃいます。

さてどうしようか。

 

 その時に、一度自分で、その2つのオイルがどう違うのかを調べて考えてみようと思ったのです。なぜかといえば、その以前に、自分と車との関わり方にちょっと反省をする出来事があったからなんです。

 

 ある時、車が好きな人達が集まっているところで話をしていたら、相手の方が、私はお店に騙されているんじゃないかとつぶやきます。

ちょっと驚きました。

私は騙されているつもりはありません。

つぶやき程度でしたので、それ以上その話に絡まないようにしましたし、相手の方が私を気遣ってくださって言っているのはわかっていました。

 

 車に対するお店のスタンスが、何が何でも100%宇宙レベルで正しいと盲信しているということではありませんでしたが、以前にも、私がお店を盲信しているような誤解を受けた様な気がすることがあって、その時ははっきり言われたわけでなくて、そう思われているのかもしれないな、という程度のことでしたが、今回はそれをハッキリ口にしてくださった訳です。

そこで思ったことは、お店が正しいか正しくないかということよりも、私自身がお店の方の仕事へのスタンスを信じてはいるものの、自分が自車に対して知っている事では、それを人に説明することはできないんだな…ということでした。

 その時私がお店の方の車への想いとして聞いたことや、他に聞いたことがある話を展開したとしても、その時点では「感情で信じ込んでいる」という印象にはなにも変化はないだろうな、と思いました。

 

 騙されてる、と言った方の真意は今もわかりませんが、あとからいろいろ考えて、その言葉は出入りの店がどうかという事を超えて、とても深いと捉えています。

ともかく、その一言を受けて出た自分の結論としては、私のその方への情報提供の仕方がよくなかったので、お店の印象が悪くなったのだと。

 どういうことかと言うと、車には少し手が入っているが、その内容を持ち主が「よくわからないんですけど勧められて」と言う。お店の方はとってもいい人たちです。というような感情としての印象のことばかりを話す。

 なのでそういう疑念を持たれたのかなと。それはお店にも、自分自身にも損をしたなと思いました。店の名前を出しての話ではなかったのですが、それはお店に申し訳ないことをしてしまった。

 

実際、それでも車屋かと同業者から呆れられる仕事をする車屋は確かにあるようです。

そういう仕事をされた車が、私の行っている店に入ってきて、みんなで呆れた、ということがあり、後で自宅で夫に内容をざっくり説明してもらって、改めて呆れたこともありましっけ。最終的に車の持ち主を危険に晒す整備でした。なにが専門店だと。

 

 そもそも、前にも書いたように、輸入車乗り始めた当初は「輸入車=壊れる=路上待機」の固定観念からスタートした私の輸入車生活。何も知りません…と若いうつくしい女性が路頭に迷っているのと、私のような者がそうなのとでは、ずいぶん周囲の印象は違うだろうなとは思っていて(笑)

まあそれは半分冗談だけれど、ともかく何も知らない、というのも困ったちゃんだなという思いはありましたが、知っていることが断片的で、人様に対してできる話はほぼ感情論にしかなってないんだなと、その時思ったのでした。だから、今すぐそれは解決しないから、今後の自分自身の進歩で、この先で、ご理解いただくしかないなと。

 

 その後、ユイレーシングスクール(YRS)で運転を習っていく中で、必要に応じて知ったこと、調べたことで、ずいぶん車に対しての理解は進んだと自負しています。

少なくとも、自分が必要だからこの整備をしてもらっている、このオイルを選択している、ということをざっくりでいいから人に話せるようでありたいと思っています。

運転を知ることは車を知ることに繋がりますね。実感です。逆もしかりです。

足りているとはちっとも思っていませんが、マシになったとは思います。

 

前置きが長くなりました。オイルの話です。

 

ブラッドペンは鉱物油ベースの部分合成油です。

勧められたPOLOオイルは化学合成油です。

当然お店の側としてはその違いも知った上でのことです。

その説明を、自分なりにもっと理解したくてネット検索。

そこは自助努力で。

まーいろいろでてきました。

旧車には鉱物油、という定説があるのだなということと、鉱物油の神は北米産という定説。いやいや、今どきは北米産だけにあらず、という話、缶に入っている鉱物油はだめだとか、他にも、化学式まで書いて説明を試みている個人サイトもありました。

ともかく、真偽のほどは自分ではわかりませんが、面白かったですね。

複数の意見を見比べると、これは間違いだな、とわかった情報がいっこだけあったような気がしましたが、内容は忘れました。自分には関係なかった情報だったような。

オイルというものを説明してあるサイトもあり、どういうところでオイル性能を測るかとか、そういうことも書いてありました。

 

鉱物油と化学合成油のメリット・デメリット、向き不向きを複数のサイトの情報とお店の説明から自分なりにまとめ、自分の前の相棒のエンジンにはおそらく鉱物油ベースの部分合成油、ブラッドペンのほうがおしなべて向いているが、データシート(性能分析表)で見る限りはPOLOの方が熱に対する耐性は高い値が出ている、ということがわかりました。

もう、データシートの見方も忘れちゃいましたが(笑)、すぐに忘れるのでその過程で書いたものや、出力したものは残しています。

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結局POLOチャレンジを決めました。

入れてみた印象としては、走りが力強くなりました。

粘度としてはブラッドペンより低温時が若干低めになっていますが、その違いはあまり考えてなかったですね…。

ただ、それまでオイルにじみがなかった318ciでしたが、オイルにじみは多少出ました。あからさまに「漏れる」「減る」ようなことにはなりませんでした。

 

ルーテシア3RSにもPOLOを入れてもらっていますが、家庭内借金で買ったことでスポーツ走行に行く回数ががくっと減っているので、交換頻度も落ちていることと、FFになってエンジンルームの配置がタイトで、上からだと前の相棒みたいに様子が見られないんですよね。それと、高回転型のルーテシア3RSのエンジンフィールが今までと結構ちがうので…これからですね。そういえば調べてないことがまだまだあるような気がします。あー説明書もう一回見なきゃ。

 

 素朴な疑問として、例えばですよ、15年前、20年前の車をディーラーに持っていってオイル交換をしてください…ってお願いしたら、どういうオイルを勧めてくれるんでしょうね??国産、輸入車ともに、そこは興味があります。

きっと純正銘柄があるはずで、そのなかで指定粘度のものを入れるのかなあ?

それならそれはそれで正しいのかな。昔の車だとずいぶん違うはずですが…。

考えてみたら、輸入車乗るようになってから、ディーラーって一回もお世話になったことないんですよね。

 

それと、確かに、オイルで走りが変わることは間違いがないです。それはずっと実感してきました。添加剤も、ものによって効き方が違うのも事実です。

頻繁に乗らない車だと、保管状態でのオイル劣化という問題もありますが、例えばブラッドペンなんかはそういう意味でも良い感触だったという意見もありました。

 

それは確かにそうなのですが、YRSで運転やサーキットの走り方を習ってきて知ったことは、オイルで速くなろうとする前に、走り方だけでも速くなれるし車に対する負荷も変わってくるということです。(出入りのお店の人がオイルだけで速くなる考え方だということではありません)

 この間、自分が走ったサーキットの走行動画に偶然行き当たって(知らない人)、たまたまそれが同じ車種でした。

見てると、ほぼすべてのコーナーで2速レブお知らせの「ぴー」が鳴っています。

 

自分は、バックストレートの途中でピーを聞いてからシフトアップするとこだけだったんですが…???自分が正しいかどうかは別にして、その動画を何度も見てみると、 コーナーの出口でタイヤが空転してる感じに見えました。

どうしてそうなるのかははっきりしませんが、これはエンジンが大変だなと思いました。

 

 自分はYRSで知りましたが、車を傷めることなく速く走れる方法というのはあって、四輪を駆使する走りでほんとに速く走れたら、それは二輪や三輪荷重のコーナリングを越えるのは道理ですし、コーナリングで無理をすればストレートの加速にも影響します。それはオイルとは関係なく、オイルを変えても解決しない。

 オイルだけでなく妥当なパーツでポテンシャルアップすればその分のタイムは上がるはずなので、これつけたらどれだけタイムアップ(するはず)というのは事実だと思いますが、ポテンシャルが上がれば上がるほど、車がピーキーになっていくから、乗りこなせなければ、ポテンシャルアップによるタイムアップの幅が薄くなると私は思います。

だから、自分は前の相棒でポテンシャルを下げて基礎を積む選択をしました。

ポテンシャルアップの理由を人に説明できない自分がするのももったいない。

そもそもの前の相棒の改造も、ポテンシャルアップよりも、維持目的、経費節減の意図のほうが自分は強かったのでした。ポテンシャルダウンの過程でも車のことを勉強できました。

 

今は完全に車が自分に対してオーバースペックですが、YRS卒業生ですもの。頑張ってみますがな。時間はきっとかかるけど(泣)

オイルやパーツの楽しみはあると思います。私もオイルはとにかく高けりゃ良いとまでは思いませんがあまり下げたくない方です。

だけど、それをタイムアップの道具だけにしてそこに頼ってしまうのは、残念な気がします。

 

 

 

オイルに敏感になり始めたのは故障恐怖症がはじまりでした

 冒頭からナンですが、一応タイトルとしてオイルに敏感に…という書き方しか思いつかなかったのですが、そんなにオイルに凝っている、という自信は実はないんですよね。オイル選択はほぼお店にお任せです。選択肢をあげてもらって、目的と出せる価格帯に合わせて決めています。

 

 昨日の記事の中でオイルの交換時期の話を書きました。

私なりの交換基準の話を書いたのですが、大事な事を書き忘れていました。

交換してからの走行距離とか、期間とかも目安としてあるんですが、オイルの残量のことを忘れていました。

なによりも、「オイル残量が少ない」っていうのは、悪です。

走行距離の出ている車は特にそっちも心配です。

オイル残量のチェックは定期的にやります。

オイルの汚れ具合も気にはしています。お店の人みたいにはわかりませんが、ずーっと気にして追っていれば、自分の車ならある程度まではわかりますよね。

交換目安って、おそらく、一般的な目安とか(空気圧の月イチみたいなのね)もあるんでしょうが、個人レベルになるとすごくいろんな意見があるんじゃないかと思うんですよね。

だけど、諸条件でオイルの状況ってすごく変わるんじゃないかなと思います。

運転状況、選ぶオイルの特性、エンジンの状態。

近年はエンジン自体が以前とは変わってきて、オイル粘度も0Wーとかって聞きます。

えーしゃびんしゃびんじゃないのー?って思うんですが、そういうものらしいですね。

 

だから、自分が昨日書いた

期間最長1年以内 走行距離1万以内とか、自分の場合の期間4〜6ヶ月 走行距離3〜4千…っていうのも、

それだけ読んでいただいても当てはまらない場合もあると思い、「私の場合」という言い訳をつけました。近年のエンジンとちょっと前のエンジンとではそういうところも違うのかもしれません。そういう話も小耳に挟んだことがあります。

 

1年1万キロまでオイル換えない…私自身はあり得ないです。オイル残量に問題がなければ走れるとは思いますし、そういう人はいっぱいいると思うので、そういう書き方をしましたが、その場合はまずオイル残量が心配です。

車のことを少しずつ知っていくと、オイルの役割というのは大事だなあと思いました。

動くところの各部の潤滑と、エンジン内の冷却と清掃も兼ねているそうです。

詳しく知っているわけではないのですが、オイルの循環経路にエレメント(フィルター)もあって、これも交換目安があって、定期的に交換します。

シュフ的には、調理油とある意味同じなんですよね。

天ぷらやフライの油も、使えば色が変わったり粘度が変わったり、酸化したりしますよね。それと根本は同じことなんだと思っているわけです。

 

 そもそも、オイルに興味を持ったのは、前の前の相棒のプントのときでした。もう10年位前ですね。。当時輸入車歴は10年弱ありましたが、メンテナンスは夫任せ、自己整備のユーザー車検で、諸事情あり同じ車に長く乗っていなかったので、それでなんとかなっていました。

 初めて、自分の趣味の車、自分の相棒として、当時10年落ちのフィアット・プントを買いました。思い切って買ったものの、何も知らない。車は輸入車の10年落ち。

その当時の自分は、「輸入車=壊れる=路上でドナドナを待つ」という固定観念があり(笑)常に故障の恐怖を持っていました。しかも車のことを知らないので、余計に恐怖感だけがあるわけです。壊れたらどうしたら良いかわからない!今思えば笑える。

 頼れるお店がある、という状況ができたので思い切って買ったわけですけど、そんな風なので、買ってからしばらくして、どうも買ったときと走行中のエンジンの音が違う…となると、妄想が「故障!?」へ直結するわけです。

「ちゃんと走ってるんだけど、なんか音がおかしいんです」

わざわざお店にいって、そうやって訴えました。

お店の社長さんが話を聞いて、ほっほーぅ…ってな感じで教えてくれました。

実は、その車はしばらくお店にあった車だったので、社長さんがオイルに添加剤を混ぜてたらしいのです。私が気がついたのは、添加剤の効能切れ、もしくはオイル劣化だったわけです。

そこで初めて、オイルの交換時期とか、添加剤、というのを認識しました。

で、それが感じられるなら、ということで、次のオイル交換の時に添加剤を入れてみるかという話になって、面白いからやってみたい、ということでお楽しみが始まりました。

お店の社長さんと相談しながら何度か試して、最終的には、その店で輸入車に入れているベーシックオイルを入れて、1500km走ったら添加剤を入れ、4500kmでオイル交換というプログラムになりました。

交換後から1500kmまでは別に何もしなくても、オイルとハネムーン状態なので、添加剤がもったいない。1500で添加剤を投入して蜜月を長く味わおうという魂胆でした。

その過程で自分なりに出てきた基準が、1500km 3000km 4500kmという段階のオイル劣化。当時はお楽しみがオイルだけだったので、そればっかり気にしてましたから、今より敏感でしたね(笑)

とにかく、1500km越えると社内音が蜜ではなくなり、3000km越えると同じ坂道を走っていて、加速が悪くなります。そう感じた時に距離を確かめると、だいたいそこに当てはまってきました。4500kmすぎると蜜どころか音がカサついてくるのがわかります。

理想は3000kmで交換なのだと思いますが、ちょっとだけ粘ってました(笑)

 その後、添加剤なしでもいいオイルが出てきたぞ、おれもいろんな車で試したけどこれは自信をもって勧められる、というオイルが出てきて、オイル自体を変えて添加剤とはサヨナラしました。オイル代プラス添加剤代と少し、くらいの値段でしたし。

交換時期と劣化具合はだいたい同じでしたが、蜜具合と回りっぷりが違いました。

鉱物油ベースの部分合成油で、古めの車には一様に良い感じでした。

私自身は、長期的にエンジンを長持ちさせる目的でオイル管理をしていこうと思っていました。資金が多くないのでエンジンの修理をできるだけ避けたかったからです。

懐具合が寂しくなれば、オイルのランクを下げざるを得ませんが、そうなると、きっと自分は交換時期を早めることにすると思います。どっちがいいんでしょうね(笑)

人それぞれだよね。

 

 そうやって4年乗ったプントを手放して、前の相棒を買いました。プントはお店に下取ってもらって、その後昨年末か今年のはじめくらいまで、よそで元気に走っていました。行き先の親戚から伝え聞くところによれば、車齢20年近くになり、部品かなにかで限界を迎えて、おそらくお役目を終えたのかな?というところです。

 

長くなったので、とりあえず今日はここで一度止めて、今使っているオイルに至る話と、その過程でわかったことを次の機会に書きたいと思います。

 

 

 

あれ?抜けますやん!

 昨日の記事でひとつ誤りがありました。

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 このエアゲージ、左端がタイヤのバルブにつなげるチャックですが、パイプの上に出ているボタン…?ポッチ?(笑)で空気抜けますやん。すみません。

というところが間違いでした。陳謝。

というわけで昨日の記事はその部分(抜けない、のところ)を削除しました。

さっきふと気がついてやってみたら、空気抜くことできるんですが、その前にチャックを押し込むのが意外と難しくて(タイヤの方の圧力に負けて挿入角度がずれる)、きちんと測れる前に「しゅーーーーーっ!」って大事な空気が何度も抜けいくんです…コンプレッサー持ってない人間にとっては、入れられない環境で余分に抜けていくのは非常に困るんですよね。人によると思いますが…わたくし不器用なんでしょうか??

 写真の左下角に大型の方のエアゲージのチャックの部分が写ってますが、ああいう形状の方が使いやすいです。

自分は大きなものを買ってしまいましたが、チャックが使いやすい方の形状で小型なものも、どなたかが使っていたのを見たことがあるので、そういうものはあると思います。

そろそろ空気圧点検

そろそろかなというか忘れていたというか、車の空気圧一斉点検。(車を日常使う人で空気圧のことを考えた事がない方はこの先をぜひご一読ください。車の維持と安全に役立つと思います。私も数年前まで考えていなかったことです。)

 セルフ式スタンドが広がる前はガソリンスタンドのサービスで空気を入れていたと思うので、タイヤの空気圧調整は一般人には忘れられてしまっている部分があると思いますが、結構大事です。

路上パンクの増加の理由の一端を担っていると聞きます。タイヤメーカーがサービスエリアなどで空気圧測定キャンペーンをしていることがあると、報道で見ました。

   空気は温まると膨張するから、暖かくなって行く季節は、空気圧(内圧のこと)がだだ下がり(笑・そういう言い方するか)することはないのだけれど、寒暖差があったりすると、意外に下がっています。寒くなっていく季節は特に下がります。

公には月に一回は空気圧チェックと言われています。個人的には季節ごとで季節(気温)が動いたな、というタイミングくらいになっています。冬場は月一かな。

 


空気圧計を持って自分ちの車を巡回。

概ねコンマ1、コンマ2くらい下がっているところがありました。冬季はコンマ3くらい下がったことも。

コンマ1くらいは気にしなくて良いよという人もいるし、日当たりだけで変わりますね。実際通常走行で感覚では気がつかないかなと思うくらいの違いです。

 これは私の個人の感覚&意見ですが、コンマ2~3下がると結構感覚でも違ってきて、まず加速感が悪くなったと感じます。そして段差を越えた時の振動が、タタンタタンでなく、ドタドタ、ドシンドシン。自転車の空気が抜けている時と同じです。

理由は空気圧が下がると、必要以上にタイヤがたわむから、衝撃を受け止める状況が変わります。(タイヤの耐荷重値は内圧に比例し、内圧が適正範囲を超えると多くても少なくても性能に影響があるそうです。)

空気圧が下がって良くないのは、タイヤが必要以上にたわんでいると、想定よりもタイヤが変形することになり、走行する時にタイヤがグルグル回る中で、タイヤチューブの中の空気が異常に膨張するらしいこと。高速道路でパンクしている車のパンク原因のひとつ。釘拾ったからパンクする、だけではないです。

古くなったタイヤで空気圧を調整していない、ということは、硬くなったゴムチューブをへんな形に押し付けた状態でグルグル回して擦り付けているのと同じこと。

 タイヤの空気圧について、タイヤについてなどは、メーカーのサイトに詳しく書かれています。例えばこんなふうに…


 タイヤは適正空気圧で性能を発揮するように作られていると思いますが、どんどん高性能化、高機能化しているのに、販売の形態が多様化して、安く売るけど面倒も見ないという販売方式も今や普通にあってもおかしくない。

買う側が理解しないと、「自己責任」です。

スポーツ走行を趣味にしていると、タイヤは3年持たないことも多いけれど(走る回数などで個人差あると思う。下手くそだった時は半年でなくなった!)、日常なら長距離多くなければタイヤは5年以上履き続ける。

ディスカウントだけが得なのかは、一考が必要。自分の使い方をよく考える必要があると思う。

 


管理の仕方をちょっと知るだけで、タイヤの寿命は伸びる!走り方をちょっと知るだけでもっと伸びる!

そして走り方に敏感になると5年経ったタイヤは替えたくなったり、良いタイヤを履くとニマニマするという事態にもなるらしいが…(笑・恐ろしい…)

 


余談が過ぎた。

管理する方法として一番気楽なのが、スタッフ給油のスタンドでタイヤの空気圧見てください方式です。

この場合スタンドによって対応に差が出ると思います。私は経験がないのでわかりませんが、きちっとやるところもあるかなと思いますが特に計らずに、テキトーにぶしゅーっとやって終わりとかもあるかも。入ってないよりはいい、と思えば。

 


次にお手軽なのが、セルフスタンドのエアコンプレッサー。

たとえばこういうの。

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自分で空気圧の値をセットして空気を補充するのだけど、意外とこの設定が機械によって?いいかげんな事になっています。

空気圧が高い方から低い方へ圧力で空気を押し込む、という仕組みのことなので、押し込む方の機械が元気ならちゃんと入るし、お疲れとか、アバウトな機械だと、設定どおりに入らない可能性があります。

自分は、設定値をわざと高めに設定して、高めに入れて、自分の空気圧計で再度空気圧を測りながら空気を少し抜いて、下げて目標値に合わせる方法で補充しています。

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指定圧はドアの内側などにこういうステッカーがあります。

 

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これは自分のエアゲージです。コンプレッサー対応で、測りながら空気を入れることも抜く事もできるものです。ミシュランのものとかだと1万円越えますが、これは7千円前後だったかと。

エアゲージは安価な物だとホームセンターのカー用品のところで小型のものが1000円弱で売っています

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ただし、小型のものはきちんと測るのに慣れが要る形状のものがあります。(チャックを差し込む角度により、測るたびに値が違って出ることがあり、私は苦手)

 

もう一つおすすめな方法は、ディーラーや車屋さんで、半期に一度オイル交換をして、作業をお願いする時に、「タイヤの空気圧も一度見てください」と一言添えることです。多分言わなくても見てくれるはずですが…念のため。

半年に一度オイル交換はちょっと…ということなら、1年に一度オイル交換で、冬のはじめにオイル交換するとか?オイル的にも空気圧的にもいいかもです。ついでにバッテリー残量見てもらうのもアリかも(冬場のバッテリー突然死防止)

タイヤ屋さんとお付き合いがあると、空気補充だけでもやってくれるんでしょうか??

 

自分で勉強して、経験を積めば、タイヤの空気圧管理は十分可能です。

言葉で書くと大変そうに見えても、2〜3回やれば慣れます。ホントです。

なれちゃうとスタンドがとっても気楽です。

コンプレッサー持つと管理が必要な場合もありますし…。

始めてからもう4年くらいたつのでサクサクやってます。

空気圧は冷感時に合わせるのですが、スタンドまで行く時にコンマ1くらい上がってしまいます。なので、例えば2.3kg/㎠が指定圧だとしたら冷感時に2.3kg/㎠なら着いたときには2.4kg/㎠になっているはずですよね。

だから補充するときは2.4kg/㎠になるようにします。

この方法で補充して、翌日自宅で測ると冷感時の適正値になってます。(自分が補充に行く場所までにいくつ上がるか、一度自宅とスタンドで2回測ればわかります)

 たとえば、車の管理者が自分でなくて、やってくれとお願いしてもやってくれそうにない、関心を持ってくれない場合は自分でちゃちゃっとやって、だまっとけば良いわけです。無用な喧嘩をしなくて済みます。意識の差ですから追求するのも大変。でもほっといてそこらへんでパンクして、露頭に迷うのはゴメンです。

うちは勉強のために任せてもらって、そのままです(笑)

季節ごとに一度ちょっとめんどくさいことやれば済むんだもん。

こういうことを今知る機会もあまりないです。

知らないのは自分やパートナーのせいではないかもしれない。社会の流れかもしれないけど、何かあって損をするのは自分だもん。

自分がわかってきたから得意になって書いているのではなくて、知らなかったから損をしたと思うし、知る機会があれば誰でもできることだと思うので、書いてみました。

ご存知の方にはそんなことかということかもしれません。ごめんなさい。

 

オイル交換もやろうと思えば自分でやれるはずなのですが…やっている車好きもたくさんいるのも知っていますが…私は腰痛持ちなのでやりません。それよりも作業はお店にお願いして、交換頻度を自分で管理してエンジンを大事にすることのほうがまず優先な気がします。

オイル漏れやほかの劣化箇所も、車を頭上まであげないと見つけにくいし、素人ではわからないポイントもたくさんあるし。それで劣化を見つけてもらって路上ストップを免れたことも何度もあります。今までとなにか違う…と感じた時にそれを相談できる付き合いのお店があったというのも良かった。(アクセルワイヤー、クラッチベアリング、ハブベアリングなど、異音、何か違う、しかわからなかったけど相談して、見つけてもらえました。)

車に特に熱心でなくても、エンジンを長持ちさせたいなら期間でいうなら最長1年、もしくは走行距離1万キロ以内でオイル交換、というのが個人的な意見です。

(自分は、特にオイルの種類に関係なく20万キロヴイッツは走行距離4千キロ以内&減り具合で判断、ルーテシアは3〜4千キロ前後。期間で言うなら両車両とも4〜6ヶ月という目安にしています。今までトヨタ純正含め4種類くらいオイルの使用経験ありますが、良いオイルでも5千を越えるとエンジンの感触が悪くなりました。サーキット走行が間に入ってもだいたい変わらず、それで車が大丈夫な走りを目指します。

あくまで個人的な意見ですけどね。kenworksさんのおすすめ目安でやってみて10年。自分なりにたどり着いた意見でしかありませんが。)

 

 以上、主に空気圧、ついでにオイルのお話でした。

お付き合い頂いてありがとうございました。