るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

ブレーキ上手い下手でどんくらい違うんだよと子供に聞かれたオカンの対応(笑)

 息子が通勤に車を使う様になって半年以上。娘は怖い怖い、事故する自信がある、今日も事故りそうだったとか言って(実際横に乗るとそんなコトも無いし、事故りそうだったという状況を聞くと大した事でない。考えるなと言っても根拠のなさそうな不安って本人しか消せないから打つ手がない)あまり乗らない。今はそれで無理に乗らなくても良いし、本人も乗っていかないといつまで経っても乗れる様にならない事も理解してる。焦る必要はない。

 両方とも運転を始めた初回は同乗して若干指導っぽい事をした。ゆっくり走るので特別教える事も無いけど…(笑)。彼らは母親がある時から運転を習っていた事は知っているし、それで学生時代送迎の運転が変わったという実感があるらしい。なのでまあまあ聞いてくれる。

家でも少し話をした。その過程で、息子がちょっとうるさいなと思ったのであろう(笑)、じゃあブレーキの上手い下手で止まる距離ってどのくらい違うのか?と返してきた。

その場は曖昧な答えをして、ここで母ちゃん本気出さんと今後聞いてもらえない、と感じたので、再度具体的に回答をしようと思った。

調べてみると制動距離、というものを数字にした基準というのがあって、事故の裁判で使われたり、子供の車校のテキストにも目安の制動距離が出ている。

実際の上手い下手の数字は無いけれど、制動距離を計算する時に、雨天と晴天で摩擦係数が違うということなので、車を止める最後の頼みの綱は4本のタイヤで、前後荷重のバランスが悪くて前のめりだとリヤのブレーキはあまり働いて無いわけだから、制動能力は下がるはず。

実際は摩擦係数が減るのと、タイヤにかかっている荷重が減る事は別の現象なんだろうけれど、晴天を前後バランスの上手いブレーキ、雨天を前後バランスの下手なブレーキというイメージで捉えれば、制動距離の違いのイメージにつながるのでは?と考え、数学が苦手なオカンが必死に計算。

結果車1台分くらいは変わるぜという結果が出て、それを母の脳みその限界だと報告した次第。

「え?計算したの?」

驚いた様子だったと記憶している。向こうも聞かない訳にはいかない(笑)

出てきた数字が正確にその現象を捉えていない事はお互い分かってるんだけど、そこが正しいかどうかよりも、オカンマジメに言うてるというのが伝わればいい。

それが2019年の9月。翌月から3年弱出向で運転せず(笑)

因みにその時のお恥ずかしいブログです。

止まれる距離 止めるのはタイヤと路面、実は自分の前の前以上 - るーさんと駆ける

 

 成人した子供相手にオカンが必死にかます最後のはったりか。もう今は心配ばかりで何もできませんし先の人生に責任も持てないし、私自身の世界も狭いから、失敗する事もできるだけ黙って見守る方がいい。迷惑かけない様に元気な年寄り目指さなきゃいけないと思う様になってきました。