るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

止まれる距離 止めるのはタイヤと路面、実は自分の前の前以上

ここの所、ハンバーグ!が頭から離れない私です。

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ハンバーグ師匠の術中にはまってるんでしょうか(笑)

個人的にはアンジャッシュのコントとか、笑い飯鳥人とか、ノンスタイルとかの方が好きなんですけどね。最近見てないな。

小梅大夫とか芋洗坂係長とか、お、意外と覚えてますね(笑)

古いかな、みんな最近ちらっと見たけどなあ?

それとは別で、ここのところ、ブレーキのことを考える機会が多かったのですが、行き着いたのが車間距離とブレーキと状況判断です。

 

最近になって、交通裁判で使われる停止距離の計算方法というのを、検索で調べたことがあります。

ある時息子とブレーキングのことで話していて、ブレーキを上手く扱えた場合どのくらい停止距離が変わるのかと逆に問われ(実は私の話のもっていきかたがイマイチでその瞬間うるさがられてた)、自分でも答えが無くて(笑)数値化にチャレンジ。

(まあ、そのものズバリの数値化は私の脳みそでは無理なのですが…後述)

 

まあ、そういうのもあって考えてみた事です。

まず停止距離とは…から始まりました。

停止距離=空走距離+制動距離

という考え方で計算するそうです。

 

 空走距離とは、ドライバーが制動の必要を認識してから実際に制動が行われるまでの反応時間の間に車が走る(空走する)距離です。

 制動距離とは制動の操作が始まってから車が停止するまでの距離です。

 

調べた公式による計算で行くと、時速60キロからの停止距離は 約31.41 m、時速100キロからの停止距離は 約52.5m、時速120キロからの停止距離は約75.6m、となりました。(あくまでもまもがめによる計算です。反応時間は調べたサイトによると平均的数字で摩擦係数はドライアスファルト)

そもそも、100キロからのフルブレーキングで停止となると、まずまっすぐ制動をかけられる状況と技量かどうかというところが問題になってくると思います。だからABSが車に備わっている訳ですが…高速を走る以上、スクールなどで一度経験できた方が良いように思います。

子供達の教習所のテキストにも、停止距離のことは書いてあります。(60km/h→44m 100km/h→112m)

自分が調べた公式で計算した数字と、運転教本の停止距離は大筋近いですが、教本の方が数字が大きいですね。(公式の要素の反応速度や路面状況の数字などに若干幅があるので答えにも幅が出るんでしょうか?)

時速60キロでも、一般的なハッチバックの車長の10倍ほどの数字が出ています。車10台分以上の車間がないと完全停止はできないということなの?

(運転教本には安全な車間距離は60km/hの時に45m以上とあります)

しかし、そんなに車間を開けて走っていられることも街中ではあまりないと思いますが、事故だらけにならないのは、自車も走っているけれど、前の車も走っているので、同じペースでブレーキング出来れば車間が狭くてもぶつかる事はない訳ですよね。

しかし、前の車のブレーキランプが点いたのを見てからブレーキを踏もうとした場合、実は同じペースではブレーキングできていません。

先ほどの停止距離の計算にも出てきた「反応時間分の空走距離」の分だけ前の車よりブレーキングが遅れています。その場合、前の車より多く制動をかけないと、車間距離にもよるけれど最悪前が完全停止した場合ぶつかってしまうこともあるかもしれません。

自車の前の車よりもっと前の流れを、視線を遠くして見ておいて、前の車と同じタイミングでブレーキランプを点けていないと同じペースでは走れてない止まれてないわけです(レーシングスクールでリードフォロー(先導あり)でくっついて走って練習する時に時々話題になることと同じです)。

 改めて考えると、日常の道路の一般的な車間での走行って、思っているよりも大変なことだと思うわけです。無意識に大体の人は周囲の人の運転の様子を観察していて、状況をいくらか予測しているんだろうなと思います。

よく前に詰まるとか、びっくりブレーキングが多い時は周りが見えてないのかもしれないですね。

 

 

因みに、上記の停止距離の計算の中で、路面の状況に摩擦係数の数値を使うのですが…(アスファルトのドライ、ウエット、などそれぞれ基準の数値があるそうです)

そもそもブレーキ操作で車を止める、と言いますが、ブレーキはタイヤの回転を止めて、徐々に速度を落とそうとする「制動」操作で、動力を制限しても、タイヤと路面のグリップがなければ、一度走り始めた以上、事実上車はすぐには止まれません。

習ってきた事や自分なりに考えた事から、ブレーキングをうまくやるという事は、4本のタイヤのグリップを最大限に引き出す事だと思っています。

ホントのホントに全て引き出す事は、かなり難しいと思うし私自身出来てませんが、意識するだけで随分とブレーキングの状況や停止距離、時間も変わりました。タイヤの能力を越えたグリップは得られないから、踏み込みもただ強ければいい、速ければいいというものでもないなと思うようになりました。

 そうやって練習するうちに、びっくりするくらい安心して止まれる様になりました。タイヤが路面を掴んでいる感、若干グリップロス(失敗)している感などだんだんわかる様にはなってます。コースで上手く使うには、まだまだ精進が足りませんが。

(我が家の若いもんたちには、初心者だから、すぐできないのは仕方ないとして、本来ブレーキがどういうものかを、どうやって説明するかでその後のその人の意識が変わることもあると思います。だからただ思い切り踏めばいいというのは…ブツブツ…我が子にはそういう話だけでもちゃんとして、意識を起こす努力をしています。今すぐわからなくてもいい、彼らの頭の引き出しに身を助く言葉を、言葉だけでも押しこみたいのです。娘にはまだ話できてない部分が…汗)

 

そういう観点からすると、ブレーキを上手く扱えればグリップが増え、下手こけばグリップが減る、というのを路面側に置き換えれば、上手い(グリップ増える)時をドライアスファルトの数字で計算し、下手(グリップ減る)をウエット寄りの摩擦係数で計算すると、冒頭の息子の疑問の答えがイメージ的には掴めるのでは…とオカンは考えた訳です。

例え方が正しいかどうかがはっきりせんので、数字は載せても仕方ないから省略しますが、結果車1台分くらいの差はふつうに出ました。

それを息子には、正直に、これが母の脳みその限界ということで伝えましたとさ。

 

一般公道、みんなそれぞれ車も違うし、考え方も違うし、運転技術も様々です。そんな種々雑多な車と人が、一筋の道の上で交通ルールを拠り所にして運命共同体になっている。

自分に都合のいいことばかり起きたなら、気味が悪い位と思って前後左右の情報収集に努めます。

音楽やラジオもも時には聞きます。その方が集中できる時もあるのも事実です。でも、切っている時が圧倒的に多いです。

待ち合わせ場所で車止めての一曲カラオケタイムは相変わらず(笑)窓閉めたか要確認(笑)