るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

損して得る

損してとくとれ、という言葉がありますが、あれ?「得」と「徳」どっちだっけ?得だったよな?と思って「得」と「徳」を調べたら、「得」は英語で言うとgetかな?手に入れる的な意味合い、「徳」はvirtue、美徳、とあります。徳を積む、の徳ですね。何故そんな言葉を思い浮かべたかと言えば、先日の2008年式CVTヴイッツ*でどうやって曲がり角を曲がるのが一番良いかなあと考えていたからなんですけど…。

 f:id:mamogame:20211206102152j:imageぱっと見似てる両者のおしり(笑)ハッチバックは似ちゃいますね。あまり奇抜なのもハードル高いし…

 

少し寒くなりかけた時って本当に車もタイヤも調子いいと感じます。お達者ヴイッツくんも絶好調です。とにかく真っ直ぐ走る分には、意に反してと言いたくなるくらい走って行ってしまいます。タイヤがオールシーズンで、トレッド部分がスタッドレス的なコンパウンドだからでしょうか、初冬なのに柔らかいタッチですし、気持ち良いことこの上なく。

 が、調子こいてると曲がり角でちょっと慌てます。ブレーキングして、ブレーキペダルの力を緩めてステアリングを切っていきたいのですが、トーゼンアクセルオフ状態なんですが、思ったほど減速しない、というかブレーキを緩めると惰性で加速感すらある。比較対象にも寄るかと思いますが…このままステアしたら、飛ばしているわけでもないのに、曲がれるが若干アウト側に荷重が寄りすぎる…という感じになります。

それを避けると遥か手前から減速を始めて、かなり減速してステアと同時か直前からジワジワアクセルオン、が一番安定する様には思いますが(現場の状況でタイミングは変わりますが)、MTに比べると減速区間が結構手前になるし、必要以上の減速になっていると感じることもあって、後ろを詰められていると大変ですね。

(曲がり角に限らず、速度制限が40くらいのとこだと後方がイラついてるなと思う事結構あるんです。いやでも、これでもいざという時に掘られないように?一応気をつかって速度管理してるんですよ、貴方一体何キロで走りたいんですか?っていうようなこと。)

歩行者等ある時はかなりの減速もしくは停止にになるので上記のような状態に近いので良いですが、逆に次の発進の時に若干余分に踏まないと出足が鈍いかなという事で後方に気を使います。とにかく一定のペースで走り続けたい傾向がより強いんでしょうね…そりゃそれができれば効率良いわな。

CVTが悪い、と言いたい訳ではなく、わからないなりに仕組みを調べて想像して、それに合った操作をすれば効率良く走れるんでないかな?と考えてるんですが…。MTのようなジワジワが使えない感じがして難しい。

 オーバルやサーキットの高速コーナーではまた違った方法*があると思いますが、私は公道ではその応用はあってもそのままでは使えないです。

まあ、走行時の荷重の配分って、制限40km/hの路上では周囲の方が知っていて気にしてなければ見てても気づかないかなあ?という程度の事が多いかも知れないけれど、ゆっくり走っても車、タイヤへの負担や、高速等で速度が高くなった時、有事、急に止まらなきゃいけなくなった時の制動効果にも変化があるので、一番大変な時に自分と車を助けてくれるなと思っています。

余談ですが、日本だけかどうかはわかりませんが、とにかく速度を出さない事ばかり叫ばれて、危険回避のブレーキだとか考え方が熱心に語られない、練習の機会が少ない気がします。車校のスペースじゃ無理だなと思うから難しいですよね。止まる自信がない人が練習するのに、狭いところでアクセル踏めって言われて踏めないよ。

しかし、そんなことが重箱の隅だと思えるアンビリーバボーな出来事も周囲で起きているので、それを見ながら自分も昔は考えなしだったなと過去を反省したりしますが…ちょっと考える糸口知ったくらいで慢心するべからず。今も自分の運転への自問自答と反省は続いていて、人間って楽&ズルしたい生きものだなと時々思います。

 

 大体、こういう事は運転していない時に詳しいことは考えた方が良くなってきます。運転中は自己観察にとどめて。成果を焦らなくても、日々運転してるんだから、少しずつ進歩しようかと。

大正解を焦らずに(成果にこだわるとなにかを見落とす)、間違いがない(無事故)のが良いのでは?と思っているんです。

元来考え事するタイプなんで、運転中に自分に「今考えるな」的な事は時折言い聞かせてる感じもします。

 

時々しみじみ思うのですが、料理も運転も下ごしらえってめんどくさいというか、感情的には割愛したい類のことで、それを手抜きしてもなんとなく出来上がるんだけど、きちんと前準備した時の料理の仕上げ時とコーナリングの後半はどっちも楽で気持ち良いんです。

って事で、日々小さな反省を繰り返しながら(笑)

コースやオーバルに行ったら、考えてただけで大して遂行できてないかも知れないし、人が驚くような成果を上げるには足りないものが多いとも想像しています。

それでもいいから(だから練習したいんだから)来年は一回くらいなんとかスクールに参加したいですね。スケジュール組めるかなあ、なんかこう自分以外のとこでもいろいろあって、去年も今年も密かにしていた準備が水泡と化しているのが残念です。まあ、人生何度もこういう時って経験あるから、また波が来たなあ…っていう感じですね、この数年は。

なんとかなるさあ。

 

 

 

以下ちょっと注釈っぽいものを。

*2008年式CVTヴイッツについて

このヴイッツは、父が19万キロまで乗って、乗り換えると言い出した時に、(10万キロあたりから管理に関わっていて、全然調子が良いのも知ってたので)現在出向中で遠方で寮生活を送っている息子ですが、当時就職手前だったので、距離から行けば下取りもほぼないし、手放すなら通勤用にお下がりしてくれないかとお願いをして残してもらいました。

息子の就職までの間にみんなの駅への送迎で私が運転しながら、ショックがへたってるからショックを交換したり、息子の通勤途中に止まらない様に、オルタネーターだけは流石に変えておこうかと車検時にリビルト品で交換してもらったり、白化しかけたプラパーツに保護剤塗ったり、最低限の手入れしつつるーさんと一緒に洗車&簡易コーティングもしてきた車です。

 一昨年晴れて通勤車となっていましたが、車持ち込み不可な出向に伴い車庫の住人に。

時々は乗っていましたが、ガソリン価格高騰を受けて、活躍の場が出てきました。るーさんと交代で出動してもらっています。

乗らないと調子悪くなるでしょうし、この冬は父の運転返上で父の車がなくなり、スタッドレスがワンセット浮いてるので、息子ヴイッツは元々オールシーズンタイヤ履いてもらってる車なのですが、浮いてるスタッドレスが勿体ないから、スタッドレス履いてもらう予定です。

 

*オーバルやサーキットの高速コーナーではまた違った方法があると思いますが、について

 

CVTや他の駆動システムとか動力源でもスポーツ走行は楽しめると考えています。やれる立場なら面白い挑戦だと思います。

ものが動く物理は変わらないのだから、アジャストする方法はあるはずだと、いろんなレースを見て思いますが、すごく考えないといかんと思うし、孤軍、少数奮闘は大変だろうなあと思っています。

 

私が違う方法と考えている事はスクールで習った事が元なので、ここでは書かない事にしています。ともかく荷重の分配を工夫するのはこれはどんな車でも一緒でしょうね。

習った事は、ちゃんとやれば最速だと思うけれど、聞きかじったくらいではそう簡単に実行できないです。中途半端に伝わって解釈間違ったまま高速コーナーで実行したらうまくいかないと思います。でも知った意味も練習した意味も大きいと思います。最速の方向性を知ってチャレンジしてみるとわかることがいっぱいあって、考えなしでただ速く速くって思わなくなります。