るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

今になってCVTのこと

CVT

continuously =継続的に

variable        =可変(変化しやすい)

transmission =トランスミッション

で、日本語だと無段変速機、となるらしいです。

昨日書いた通りで、我が家のじいさんの足車とじいさんのお下がりで息子の通勤車として2台存在している同年式同色のヴイッツ兄弟。どちらもCVT です。

ハイブリッドだ電気だ水素だというご時勢なので今更感漂いますが、世間に生息してる台数はきっと多いと思います。

るーさんが今待機中なので、ヴイッツやカングーを間借りしています。以前2年近くヴイッツを日常使いしていた時期があって、その時は良かったんですが…久しぶりにヴイッツに乗るとどうも操作のタイミングが合わない(笑)

改めて、どうやって走るのが良いんだろうなあと首をひねって、そもそもどういう仕組みだっけ、に始まって、本を見直したり、試しに検索してみたら動画も出てきました。

 すごくイメージ的な理解なので、解説をするのはわたしには少々無理があるかなと思いますが、ベルト式で(ベルトを使わないCVTもあるらしい)入力側と出力側のベルトの回転径を変動式にした事で変速を可能に、という理解で良いのかなあ?

「はぁーすごいなあ、こんなこと考える人がいるんだ〜」私は初めて図解付きで知った当時にそう思いました。

確認はできないですが検索して出てきた記事などからすると、ヴイッツくんはベルト式CVTかな?と思います。

後年開発が進んで改善が繰り返されているらしいですが、当時の既存のシステムより効率が良く変速の空白の瞬間や回転数落ちがないが、急加速(ギアを落として加速する感じ)は得意ではなく、MTの感覚で動かそうとすると、場合によっては回ってるだけでちっとも加速してこない時間がある様な感じ。

という感じの話も出ていますが、そもそもの得意分野は無段階の流れる様な加速、だとすると仕方ないんじゃないかなとも思います。

私自身は、加速は不満なく、田舎の時速40キロ制限だと逆に巡航がうまくいかない感じになります(笑)。それよりコーナリングが難しかったという印象がありました。

MTに慣れた自分の感覚でいうと、ブレーキングからコーナリングに入っていく時に、自分の予想よりも車が前に行ってしまうので、突っ込み状態になってしまいそうな時があったり、それを避けようとすると、遅すぎて迷惑?な域に入りそうな気がする…

改めてどういう仕組みだっけと考えてみたのですが…

MTならシフトダウンしてエンジンブレーキがある程度効いた状態でターンインできますが、CVTエンジンブレーキ感薄いし、短く鋭いブレーキングでブレーキをリリースするとMT乗りの思いよりギア高め状態かもしれませんね。

という所から考えてみて、公道の交差点では、別に必要以上に速く走る必要もないし、ブレーキングを終わらせて、ターンインの時にはアクセルペダルに足を置いて、じわじわスロットル開けながら曲がっていけるくらいで(CVTでなくてもそうしてる気もする。イーブン。)回転数をキープできていると、コーナリングは遠心力任せで駆動力使えず、にはならず、車やタイヤにも優しいかもしれないという気がします。

 まあ、一般向けのCVTでサーキット走る人もそんなに多くないかもしれませんが、速く走ろうとするとどうなるんでしょうね?

 自分が今走るなら実験してみたいのは、ブレーキングをかなり早めに開始して、細く長く減速を緩やかにして、減速の波の山の形も考えてみたらどうだろうかと。スロットルを開けてる時間が短くなっても、諸々で取り返せるのでは?

自分が唯一ヴイッツでミニサーキット走った時に、ショックがへたってた状態だったので、出来るだけゆったりしたロールのイメージで走ろうとしてたんですが、思い返すと、それで変速系にストレス感じなかったんですよね。激遅でもなかったと思います。

(今回調べている過程で知ったのですが、他メーカー他車種は知りませんが、競技用ヴイッツには「スポーツCVT」っていうのがあるらしいです。ラリー車に乗っかってるとか。何年前かなあ?カテゴリは忘れましたがヴイッツレースで上位にいる方がインタビューされているのをたまたまモタスポ系の総合番組で見て、CVT車両で走っておられるとの事で、走り方を考えれば全然やれるっておっしゃってましたが、どういうCVTなんだろうか?)

 

えー、特にCVTトヨタさんの宣伝をしたいわけではないのですが…CVTにしろ、ハイブリッドにしろ、燃費とか効率よく車を走らせる為に考え出されたものだとすると、元々MTで速く走ろうとしている事だって、効率よく車を走らせる事ですよね。だったら、走り方を考えてみたら、MTでなくても、速く走るという目的は同じなんだから、ある程度までは行けるんじゃないのかという思いがあります。

最終的に燃費考えずにギア下げて踏むとか、車作り込むとか、そういうことには敵わないでしょうし、ハイブリッドだって、乗り方次第では効率度外視になり得ますし。

 

突然ですがふと思うのが…自動運転に乗せられる時代が来るのか、いつ来るのかわかりませんが、そうなった時に、システムが作り出す「効率の良さ」というものを人はどういう風に感じるのだろう?ほんとうに人はそれを受け入れるのかなあ…。

きっと自分が運転しているうちは限定的にしかそういう場所はないだろうと思うので、その時その時に自分が手にできるものを一生懸命運転していようと思います。

話が飛びますが、最近近所でミジェット2をよく見るんですよね。事実上軽トラ。あれも良いよなあ…。