るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

合わせ技になっていた(ブレーキ操作)

 先日、ブレーキペダルを踏み込む操作の事を自分で書いていたんだけれど、ある日、車に乗っていてブレーキペダルを踏み込んだ時に「あれ⁈」と思いつつ操作はそのまま続いた。前の大きな車が何かの理由で急減速して、いつもよりちょっと強めのブレーキを踏む羽目になった時だった。

初動はかかとをつけて踏み込み始め、次にフロアマットにかかとが擦りながら、足全体でペダルを押している。で、その後かかとが止まり、足先を倒していって最後の微調整をしている自分。

車の止まり方としては特別問題は感じない。

実は以前にも同じ事で「ん?」と瞬間よぎった事があった様な気がする。

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一通り考えてみた結果思うには、普段のブレーキペダルの踏み込み具合が少ないので、それに足りるかかとの位置に自然となっているのだと思うが、状況と車の動きを感じながら、その先もかかとをつけて踏み込める様にペダルに足(かかと)が付いて行った結果だろうと思う。

うーん。これは「私かかとをつけてます」に入るのか…?と一瞬思いもするが、これはこれでまあ良いのでは?と思って笑ってしまった。かかとをつけるのは手段であって目的ではないし、かかとがついていない訳ではない。まあ合わせ技になってるのか、と。

自分がブレーキ操作でいつも意識していることは、まず最初の踏み始めでいきなり大きく踏み込まない事。その後も踏み込みすぎには注意してはいるが、初動のブレーキは加減に気をつける。

難しい事を考えているわけではなく、要するにいきなりドカンとブレーキペダルを踏み込んでも、そもそも路面とタイヤがグリップする程度でないと車が止まらない。のを理屈としても聞いたけれど、感覚的な事でそうだよなと思っている。強いブレーキや急ブレーキに限った話ではないと思っている。

ここでは書ききれないけれど、他にもより効果的にブレーキをかける方法というのはいろいろ教わって、そのひとつに、個人的な解釈での書き方になるのだけれど、理由があって、初動で急がば回れ的に、足先の動きを待つ、という辛抱をしようとする自分がいて、それは間違ってないと思っている。それをどういうスパンでどの様にやるかがその時の状況による。普段の運転操作の組み立ても、見直して、そもそも少ないブレーキで過ごせる様になったと思う

その上で今回の、かかとつけてかかとが擦りながら足全体で踏み込んでいって、かかとが止まって足先で微調整していた、というのは大正解ではないのかもしれないが不正解でもないんじゃないか?と思ったのだ。考えてやったわけではなく、無意識にそうしていた。

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じゃあ、もっと着座位置を前にすべきか、かかとの位置を変えるべき?といえば、それも通常時に困るしそっちの方が多いのだから、変えるのは違うかなあと思うので操作中にモードチェンジ(かかとの位置変え)できたんだからまあいいんじゃない?と判断した。

ともかく、周囲の状況をできる限り自分で取り込んで判断できれば、公道で強いブレーキをかける機会は減るものだと思う。だから、ある意味精進が足りないんだろーなー…。

 

余談だけれど、ドライビングポジションって操作にすごく関係があると思うけれど、本当に一言で語れない気がしている。人にそれを伺う機会は少ないのだけれど、その少ない機会の中でも本当に人によって悩みがそれぞれあって、あちらを立てればこちらが立たず状態になる事も多い様に思う。じゃあお金かけていろいろ改造して合わせ込むかと言えばなかなかそれも一般人には費用としても無理がある場合も多いと思うし、やり方としても全ての辻褄を合わせるのは難しいと感じる。

私の場合は時間をかけて何を最優先にするかを考えることになっていくと思う。でも、考えれば現状でそれなりになんとかなっていく場合も多いのかなと思うのと、もうちょっと市販車も調整幅があったら良いのになあという願望もあったりする。(私身長が160ちょっとあり、特別足は長くないし特別短くもない気がしますが、ルーテシアもジーノ(国産軽)もシートの前後はほぼ最前に近いです。膝も腕もつっかえないし支障はなく、これ以上遠くなるとクラッチペダルが大変です。)