るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

遂に我が家にもヤツが来て、過ぎ去って行った。

 先月の終わり、遂に我が家にも厄病神(コロナ)がやってきた。じいさんが参加した法事が原因だと思われるが、親戚の主催者が可哀想であった。参加者の半数近くが罹患したようだ。別に開催してはいけない訳ではない。

我が家はいずれも軽症であったが、結局5人中4人が発症した。

当然医者にかかる訳だけれど、この3年4年で随分進歩したなと思われる点と、変わらないんだなと思う点があった。

 症状が重くないため、かかりつけの町医者の発熱外来を受診して抗原検査、陽性、薬処方の流れ。炎天下1時間ちょっと車に缶詰。ここは変わらないというか変えようがないだろうなと思う。

ただ、スタッフさんのシステマチックさはやはりこの3年余りの蓄積で感謝しかない。

それぞれの医者にその日のキャパがあるのでいっぱいなら断られる。致し方ない。発熱外来自体は他にも多く設けられているので他をあたるか翌日まで待つか。

(我が家は1人は2回いっぱいになって丸1日以上待った。結局一気に増えれば溢れる状況は変わらないからならないに越した事はない)

陽性判定の後 「今は薬がありますから大丈夫ですよ」という医師の説明。

我が家に処方された薬は人により分かれた。

後発組は発症から3日以内服用開始で大きな効果を発揮する薬。最初のじいさんは違う薬だった。

両方服用期間は4-5日程度。

同時に症状に合わせて、飲み合わせも考慮したごく普通の風邪薬が処方された。

義務ではないが隔離期間内は各々それを守り、おおむねそれで良くなった。

家内消毒と掃除ををしまくり、順次入れ替わって行く発症者と終了者に合わせて隔離と逆隔離を考えた。結果1人だけ発症なく、後半は発症者が全員終了時点まで未発症者は出社するのに(会社は症状がなければ出社可との見解)自主的に薬局で買ったキットで抗原検査を連日したが一度も陽性は出ず。

 ワクチン接種の回数や時期は各々差がある。2回から6回。症状としては特にそこに強い因果関係が想像される結果では無かった。

 

私自身はじいさんが怪しいとなった頃に喉に違和感があったため、そこから終了まで一貫して◯ソジン(今は◯治か)でうがいをしまくった。

発症は防げなかったが症状は多分私が一番軽かった。最初のじいさんの時から計5回、自分と家族の発熱外来の車に缶詰めを全部同行している超濃厚接触者(笑)

じいさんは焼けるように喉が痛かったと話していたが、投薬後は割と早くおさまった。が、服薬中はずっと口の中が嫌な感じで味が分かりづらかったと言っている。服薬が数日で済んで良かった。

 

私の症状が軽かったのが、うがいのおかげなのか、うがい薬のおかげなのか、はたまた気合いなのか因果関係はわからない。

思えばヨード系うがい作戦は府知事の発言当時叩かれたが、私はうがい薬はひとつ余分に買っておいてあった。喉かどうかは知らないが知り合いの家族が後遺症で手術する羽目になったと聞いたことがある。少しでも被害を少なくするに越したことがない。

結局当事者になったらちっちゃな事でもできることを考えてダメ元でやるしかないのだと思って、その甲斐はあったと個人的には思う。

 

我が家では「被弾数を減らすぞ!」とゲームなどやったことのないオカンが言い、ゲーム当事者が「お…おぅ…」とうがいを励行していた。

 

一家でなってみて思うが、発症前に軽微な症状は何かしらあるし、発症状態でも初期は検査は陰性が出ることも。ということは、今回うちがもらってきた原因となった人(誰かわからんが)の様に人にうつしまくる場合というのは、それなりに自覚症状があってもおかしくない状況の方が多いのではないかと思う。

義理とか全体のルールも大事だけど、自分自身の体調を気にして、自分で判断して諸々行動を決める事も大事だなと改めて思うと共に、現場の医療従事者の方の長きにわたるご苦労に感謝した。