るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

YRS’s Trioval track その1 〜今回は前泊参加、どうする空気圧

 今年も残すところ2週間。

もうこの数年ほんとに色々あったが、昨年から今年にかけても、まあとにかくいろいろと自分が試される、人生に何度か訪れると思われる、献身と忍耐力が問われる日々だった。来年は全部が解決する訳ではないが、最近少しの光が差して来てる気がする、そんな年末となりそうだ。

家族一同、皆それぞれ大変なのだが、明るく過ごして来ている事はいい事だと思う。時に実にくっだらない話をして笑っているのだ(笑)そういう時間は必要だと思う。

 

毎年毎年、個人的には、なんとかどこかでユイレーシングスクールに参加して走ろうと年中考えているのだけれど、1年半ほど前の前回の参加から諸々噛み合う日が出て来ずに年末を迎えて、ようやくフジにいけそうな状況が見えて、開催日1週間程前に申し込んだ。

ところが、開催5日前になって、高齢者施設に入所している母の様子がおかしい(血圧、バイタルなどは正常)ので救急搬送すると連絡が。

元々この15年以上かけて脳梗塞が少しずつ進んできて、コロナ禍中に自宅介護が困難になり施設に入所。現状言葉や仕草でコミニュケーションがほぼ取れない状態で、起き上がれないし歩けないし、自発的行動もあまりない。症状の確認が詳しくできないので、外見が即座に命に直結しなさそうであっても時折救急搬送する事になる。

もし入院したら今年のスクール参加は無理だなあと思っていた。それは仕方がない事で、常に可能性がある話なので、特にうろたえる事もない。次の参加機会を待つしかない話。

結果、救命救急センターで5時間待った(運悪く緊急搬送が多発で緊急性薄い方は待たされた。ある意味たいした事ない証拠なので、変な安心感と共にひたすらに待ち)挙句に様子見で施設に帰って良しというお沙汰になって入院等免れたのだ。

あー…とりあえず行けるんだなぁと思って翌日からフジ行きの準備を始めた。

前回は午前3時半出発の日帰り参加をしたけれど、今回は前泊を目論み、ひと月前に宿だけは押さえてあった。カード会社のトラベルアプリで安くなる予約をして、カードのポイントでさらに費用を抑える。

宿泊場所は迷ったが、御殿場より少し相場が下がる様に見受けられたので沼津に。いつも新東名で沼津のPAまで来ると、ほぼ到着イメージで安心する沼津。

マップでいろいろ確認して、あまりあちこち動き回らずに迷わずに済む場所に宿泊。当日は集合時間の1時間前に出れば下道で十分間に合う。

 

そんなこんなで前日になった。

次の問題は天気と気温。

スクール前日は雨。南からの空気で温かく、翌スクール開催日は雨が上がって北の空気が入るという。だが、そういう時って、本当にいきなり寒くなる時と1日くらいかけてじわっと空気が入れ替わる時がある。気象の勉強をした訳ではないからどっちになるかわからん。

さて、タイヤ空気圧はいかにすべきか。秋から冬、変わる時は目盛2つ分位急に下がってしまう事も…

実は先日夫がバッテリー式のポータブルのエアポンプを手に入れた。バッテリー式なので持って行けるよと言ってくれたが、まだ使い方を理解していないのと、自身の走り方が確立していない中で走行開始以降で調整をするのは結構難しい。

走り方が悪くて負荷をかけすぎると変に上がったりするのは過去に経験済み(笑)。車の指定圧でスタートだったのに上がったからといってあまり抜いてしまうと、冷えた頃には必要以上に下がっていて困る。

日常の生活範囲でピンポイントの条件でなら、もう少し勘が働くが、スポーツ走行中となると訳が分からなくなる自分が想像される。(当日現地で同期生な紳士と空気圧の話をしていて、ポンプありますよ〜って言ってくださったので、嬉しかった。もしもの時は頼れる…)

 結局、出立時点では、いつも通り高めにしておくことに。温かい日になったら抜けば良い。

今年は傾向として、東海地区より関東の方に温かい空気が残りやすい気がするのだが(名古屋より東京の方が最高気温が高い、という事が多かった)、今回も結果そういう事だった様な気がするのだ。前日もものすごくぬるい空気だし、雨が上がった開催日朝も、風はあるが真冬の空気には遠く。午後になったら真冬が来るかと覚悟もしたが、思っていた程ではなかった。

 という状況で、空気圧的にどうなったかというと(笑)

 

往路。路面に轍があるとこが多いなあと思う新東名。静岡県に入る頃にはしっかり雨。

そして諸般の事情で、この1年で1500キロしか走ってないるーさんのタイヤ。車検でもお店で「タイヤ固いなー」。スクール当日同期生にも「固そう」と言われてるタイヤで高速の轍、高めの空気圧…雨。路面にステアリング取られまくり。

土曜の午後にガラガラの高速道路なのに…あー疲れた。やっちまったぜ(笑)

まあ疲れるが許容範囲なので我慢。

翌日早朝。朝イチで体感はそれほど冷え込んではない。計測して、指定圧の目盛1つ上。目盛半分抜いてみた。

そして、昼過ぎに空気があまり午前と変わらないなと思い、もう一度目盛半分抜く。多分これで冷感時指定圧ちょい下位だろうなあ、という想像。

 

今考えてみて、空気圧に関しては往路以外は概ね間違ってなかった様な気もする。

走行スタート時から午前いっぱいはとにかく車が走らない、アンダーステア&グリップしない感じが酷くてスロットルを開けられる気がしなかった。でもアンダーは操作の修正で解消できたので空気圧と関係がない。

タイヤが固いのは1年1500キロしか乗ってないから仕方がない…いろいろ事情あるのよ。でもアンダー修正後、踏み込めるので速度落差が増えたらグリップが出てきて、そこへスタッフさんのお手本同乗走行でタイヤを揉んでもらった感じになり、私が1人で乗ってるより早く温まったのではないかという想像をしている。

自分としては、スクールでは短いスパンの走行を繰り返して練習を積んでいくスケジュールなので、基本指定圧かちょい下位でスタートしてスクールから往路復路まで賄えるという意見なのだけれど、次回参加までに、ポンプの使い方を学習して、天候に変則的要因がある時は現地で走行前に調整できる様にすれば鬼に金棒とも思う。

その1はここまでです。

 

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参加当日沼津から国道を御殿場に向かう交差点の信号待ち。スマホのマップがナビ代わりになるのでスタンドに固定してあるので、ささっと撮影できた。

この辺の方達はいつも富士を眺められて羨ましい。