るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

YRS’s Trioval track その2 〜垂直荷重/

 トライオーバル(Trioval)というのは改めて調べてみると、トライ(tryではなくtriangleのtriで三角)とオーバル(oval、楕円)のハイブリッド、という解説がしてある所があった。おむすび型、と呼ぶ人もいる。アメリカの自動車レースのオーバルコースも、全て完全な楕円という訳でもなく、トライオーバルなコースもあると見た事がある気がする。通常のユイのオーバルはコーナーが2つで大きく180度ターンを繰り返して習熟を深めるのだけど、トライオーバルはそれにキンクが加わるコース。キンクコーナーはうまくやれば全開でいけるとのこと…

どうなんだろうなあ。うまくすれば手前のコーナーのトラクションを保ったまま全開で抜けられるって事なのか?

なんて事を今になって思っている。

f:id:mamogame:20231223101035j:image

待機中の車中から。この日は山頂付近に大体ずっと雲があった。

 

その1で書いた様に、諸々の事情と操作の問題でで序盤全くトラクションの恩恵にあずかれなかった私。

そこから後半の積極性が出始めるまでの間に自車に起きたことを整理して、何だかすごく頭がスッキリした。

加減速の速度の落差、前後左右のピッチとロール、垂直荷重。トラクション。全部言葉としての意味はこれまでも理解していた。でも、今回の参加でその相関関係が実感として感じ取れた瞬間があって、腑に落ちた、とまで言えるかどうかは次回自分がどう走るか、で分かるのでは?と思うけれども。

まず操作の修正でアンダーステアを消していけた。車が前に進みたがる。結果加速が踏み込めるからブレーキングからターンインした時に垂直荷重が増えたのが感じられる。まず自身でここが関連づけられたのが進歩。何年かかってるんだと思いもするが、るーさんでは5ー6年前と1年半前と今回で3回目?くらいなので毎回3歩進んで次までに2歩下がる感が…まあ。仕方ない。

とにかく、トラクションがかかった状態の経験が少なくて、トラクションリッチのイメージがなかったのだが…良いタイミングで、お手本同乗走行タイムとなったおかげで、イメージを持てた。車の方はこんなに踏ん張れるんだと、助手席でGに耐えながら考えた。

同乗走行でもうひとつ提案があった、ターンイン時の作業手順見直し。せっかく習ってきたイーブスロットルをより活かせる。イーブンスロットルでターンイン&コーナリング中にやることやってしまえ作戦。

この操作の修正で、自身としては操作のリズムがものすごく良くなって、ここ起点に他が整った。

車が傾く。でもまだ踏める。まだ踏めるのに踏んでない所がある。

そして車が傾くと起きることがシフトミス。自分が傾いちゃってる?やっちまったよ失速だよ。

んな感じであたふたしながらも午前よりは若干速くなって1日を終えられたのではないだろうか。

f:id:mamogame:20231223100841j:image

1日の走行も終盤に近づく。富士の山頂付近の雲がなくなって来た。

 

うーん。自分は速さで言えば速くない。割とまとまったなと思える走行もあったのでそこから思うに、もっと踏める所を踏んでいって、耐えていけば、もっとぬるっとしたというか、トラクションを逃さない走り方にできるのかなあ。

それは自身の筋力で耐えられるのかなあ?

 

そんな事を考えた。

その3はどうするこの先、です。