るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

なぜ車で速く走れないのか

 今年もトップカテゴリーのレースが始まったので、バタバタしながら片手間で見ているのではあるがぼちぼちと見ている。車の趣味になる前に長野五輪でスキーの回転や滑降の中継に見入っていた覚えはある。競争を見るのは好きなんだろうな。

でも実のところ、私自身は「速さ」にあまり執着がない。というか競争、というもので勝って良い思いをした覚えもあまりないので、勝てたとしてもその後が大変になる様な恐怖感を子供時代に持ってしまった。

あまり考えても仕方ないので、そういう感情は、大人になってからは理詰めで処理して、出来るだけフラットにする様に努めている。

 

速さの話。なぜ速く走れないのか。

運転が間違っているか、理解が足りない。必要なことができてない。

速く走ろうとしていない。

大雑把な言い方をすると、こんな感じ?自分の場合は両方だと思う。

 

我流の時は「速く走ろうとすれば何かが見えるかも知れない」と考えるしか無かったが、そこに疑いはあったので習う場所を求めていた。実際そう考えていた時はあまり良い事が無かった。運転の上手な人は身の回りにもいたけれど、言葉で教わるにはあまりにも自分が基本がなかったし、主婦は働いている人が休みの日の方が忙しい事が多いから周囲の人と同じ場所に行けなかった。諸々無理がある。

私自身は速く走りたいというよりも上手く運転したい、楽しく運転したいと思って車の運転を習ってみようとしたのだけれど、どうしても「速さを求めるかどうか」というものが付きまとう様になった。速さが嫌だとか、不必要だとは全く思わない。数字での速さが全てだとは思わないが、運転の進歩の最大の結果が速さでそれは多くは数字にも現れると思う。そして速く走りたい人の方が習う確率は高いというか、習えば速く走りたいと思うのが人情であり、自身も例外とも言えない。

自分が行っているユイレーシングスクールでは速さを至上命題としては求められているとは私は思っていない。スクール中もことさらに速さを要求はされない。速さを求める人には惜しげなく速さを追い求める指導もあるが、一緒に走る集団の中で問題を起こさず、理にかなった運転を理解し体得する手助けをしてくれる。速さにもいろんな種類があると思うし、何と比べるのかどういう速さを求めるのか。そこに明確な方針がスクール側にあると思う。

ただ、ゆっくり走っている自分を許していると成し得ない進歩もあるわけで、それを求めるなら速さも必要になると思って、遅遅たるものではあるが進歩を求めて続けている。

 

 ともかく、私の走りは速くない。ルーテシア3RSに乗る前は車が重め非力だったので比較対象がハッキリなかったけれど、今はそうはいかない。速いと思ったことはないけれど行くたびに思う。遅い、なのか速くない、なのか。

それが悔しいとはあんまり思わない。例えばこの間参加した時に毎回ぶち抜かれていた同車種はハイグリップタイヤとの事だったし、こちらはただのラジアルで、それまでの1年で1500キロしか乗れなかったカチカチタイヤだ。足回りが全く一緒かどうかもわからないし、タイヤや足回りの違いを知った所で、今の私に装備による速さの比較を自分が走りながらできるはずがない。

まずは自分がちゃんと走って後ろもしっかり確認するしかない。

追い越されて悔しいとかもあまり無い。ただただ現状を自分で解釈して納得できれば良いなと思うばかりだ。

 そんな感じで走っていて、やっとこさトラクションかかる状況に持ち込めて車を傾けてもアンダー出ないことに安心できた時に分かった事。

 

なぜ速く走れないのかのひとつの答え。

ラクションを得るためにはタイヤを路面に押し付ける速度落差が必要でもあると分かった。でもただぎゅうぎゅうブレーキ踏んで前後バランスを無視してもアンダーオーバーに繋がる。ストレートでしっかり踏んで、前後バランスを考えて減速をする。ストレートでしっかり踏むためのコーナリング

我流で散々アンダーステアを経験してきたので、トラクションを得る様な速度落差にセットでアンダーステアの恐怖感が染みついていたり、そもそも車を傾ける経験をして来ていない(我流の時はその手前でアンダーでて失速)ので、トラクションであそこまでタイヤが粘るという概念が無かった。

もっと速く走りたい、と周囲に言った事は殆ど無かったし、速さを求めていない感がおそらく私からは出てしまっているだろうから、無理に求められもして来なかったし、トラクションに関しては知らないことはやろうともしなくても仕方がない。思い返せば教えてもらって無いわけでも無かったと思うのだけれど、筋道立ててハッキリと理解するには至っていなかったのだと思う。

 

ともかく昨年末スクールで、トラクションの萌芽を自分で感じ取れて、そのタイミングで同乗走行2本でそこがハッキリして、遅さのひとつの原因が理解できた。

なんかこう、ある意味シンプルな事が分かってなかった自分にがっかりする様な、分かって良かった様な、そんな気持ちでいるが、それでもコース上にいないときは、コーナリングでロールするあの傾きは大丈夫だと思ってもちょっと怖い。

ただ、オーバルコーナリングしながら、大丈夫だ!あれ、ここで踏めるのに(アンダーが怖くて)踏んで無い自分がいる!って走りながら思っている自分がいるのに気がついた瞬間が一番面白かった。あたしバカだなー!って笑えて来た。

追いつかれたらすぐぶち抜かれていたのが、コーナー2つ分粘れる様になった。

なのでまた行って、本格的に我流のトラウマに別れを告げて、もうちょっとだけでも速く走れたら面白いなと思うわけで。

暖冬の雪

 いや、太平洋側の海沿いにしてはまあまあ降った。暖冬だけど、今年の寒暖差の激しさから、雨同様降る時はかなり降るぞと思ってはいたが。

 

 雪が降り始め、その日は降り始めが昼間だから我が家付近は当日よりも翌日朝が問題だと思っていたが、夜になっても路面の雪が溶けていた。このまま朝まで気温は下がりすぎないでくれと祈りつつ就寝。

我が家にスタッドレス車は1台。オールシーズンタイヤが1台。積雪凍結でオールシーズンは無理があると思う。朝は実質1台だな。

朝一出勤者が2人。2人とも雪道未経験。

出立時間に1時間の差があり、雪道でビビり散らかすのが確実な方が出立が早くて近いので送り、もう1人が自力で運転して出勤。

送った方は路面状況からすればすっかり日が登ればオールシーズンで迎えにいける、というプラン。

まず朝4時に起きてスタッドレス車を雪下ろし。

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雪道久々なので試走。気温が氷点下にはならず、ほとんどシャビシャビかウエット。助かった。

でも変な所が積雪だったり凍ってたり。

これはこれで、ノーマルタイヤで出てくる人がいると厄介なパターンなのだよな。

朝食出して早い方を送って、遅い方を送り出す。

洗濯を済ませて、オールシーズンタイヤ車を雪下ろし。流石にちょっと腰に来た〜。

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なんだか忙しい日だったが、夕方には路面は嘘のように乾いていた。こういう所はやはり暖冬の太平洋側地域なのだろうな。

 

自力で出勤した20代雪道初体験は、いつものルートが激しいアップダウンや陸橋などあるので、運転の注意点と周囲の車の挙動がおかしい時は近寄らないようにということを確認して送り出した。自身の試走で近所の陸橋は1時間前に確認済み。

後で本人が言うには、どうやら途中で前方が止まって動かなくなり、どうもおかしい、前方事故ったか?ということでスマホマップ見て他ルートへ行ったら途中まで路面真っ白だったらしく(笑)、その先も渋滞で若干遅刻。

こっちの都合とはいえ、雪下ろしに試走済み、温め済みの車。ゆったり構えてるが大丈夫?いつもとそう変わらない時間に出ればそうなる…ということは今回理解したかなあ?

他ルート入ったら路面真っ白、グリップない…良い経験したね。

(正確に言うと無いわけではなく、減っているのだと説明はしたが…だってタイヤと路面完全グリップしたら車動かなくなるでしょ…って。)

無事で何よりでした。

昔スキーに連れて行ってた頃のお父の運転に今更感心してました。父はスキー全盛の世代やからねえ(笑)

んで、だいたいこういう時に、彼が悪いわけではないが夫は仕事でいないのである。東海豪雨の時もいなかったし、夫の父に救急車呼んだ時もいなかったし。災害の時は職場に呼ばれる類の端っこの職業な気がする。主婦頑張ったのだ!

 

そしてやっぱりオールシーズンは世間でも言われている通りスタッドレスとは違いますね。オールシーズン雪道は試してないけど、自宅前で移動させただけでも全然違う気がしました。雪はスタッドレスですね。

オールシーズンは滝雨の時とかは頼もしい気がします。結構好きではありますので適材適所だね。

 

食洗機修理/今年のテーマは「不断な運転」

 1月も半分が過ぎて、ようやく冬らしい気候の日が続いて寒い。家が建ってから干支が一周を越えて、家電や住宅設備がいろいろ気掛かりなお年頃になって来ていて、あれやこれやと夫婦で考えたりしています。

 食洗機の点検ランプがつく様になったのは、もういつだったか忘れてしまったが、時限的につくようになっているらしいと聞いていました。特に問題もなく放置。で、最近、稼働させると唸り声を上げる様に。給水時に音が出る様な…さすがに交換時期か…と思い、そうかあ…20万くらいかかるんかなあ…便利だけれど本当に食洗機って必要か?から考え始めていました。

 それを聞いた夫が諸々調べて、一か八かやってみようと言い出したのが…

給水部分のポンプ周りのユニットを交換する、ということで…なんでも、ポンプが劣化して水漏れが発生して、回転系のベアリングが漏れた水で劣化、それが音の原因…というケースがあるらしく。部品を調べて仕入れたという…

(夫は電気工事士の職業ではありませんが、一応電気科卒です。素人仕事をお勧めする目的では書いていないので写真等は載せないです)

ビルトインの食洗機はそのスペースにユニットを乗せるレールを取り付けてそこにごっそりはめ込む形で入っている。それを抜いてユニットを交換するだけ、ですが。

一応下に敷物はしましたが甘かった(床が結構濡れた)し、果たしてこれで良いのかの確実な確証はありません。電気物で水回りなので、本来信頼できる業者か心得のある人に任せた方が良いと感じました。

ただ、その後問題なく静かに稼働しています。

 ここでお伝えしたいのは、点検ランプが点いたら点検期なのは事実だと思うことです。

開けてみてわかったのは、交換したユニットの水漏れは放置するといずれは床まで行く可能性があるのと、食洗機がおさまっている箱の下部は水漏れを受け止められるプラの受けになっていましたが、漏れた水が溜まって乾いた跡があり、湿気や錆の原因になると思われます。正直開けてみて正解でした。まだ今で良かったかも。音が出始める前ならもっと良かったかと。この先は漏れが多くなり食洗機下の床が湿ってくるのを発見するのが先か、壊れて動かなくなるのが先か、どちらにせよ大変ですし、そもそもちゃんと洗えてたのか…洗えてなくはなかったが…。

点検とポンプの交換は外注すると幾らかなあ?おそらく都合2回出張して頂く事になるので…でも食洗機本体よりはかなり安いと思います。

交換作業から数日、食洗機本体が後何年持つかわかりませんが、とりあえず延命にはなっている様です。

 

 そしてタイトルにありましたが、先日、わたくし個人の今年の運転のテーマが決定。「不断な運転」です。

先日、日常で運転していて、突然「今わたしできてなかった!」って思ったのがきっかけです。

多分、感触的に車と繋がってない途切れ感に疑問が出てきて、とりあえず修正かけてみて様子をみて、後で考えたらそういう事な気がする、という事になりました。

昨年末のユイレーシングスクール参加でトラクション有無での違いをより実感しまして、それを例えば食いつく系のタイヤを履いたりして知る前に、今までと同じタイヤで、自分で運転しながらトラクションが生まれ始めた瞬間を味わえた(その後お手本同乗でそんなもんじゃまだ足りないのも味わったが)のが非常に嬉しく。トラクションを作り出すのも、それを維持するにも、不断な運転は大切だと思う様になりました。

ユイレーシングスクールのコンテンツや指導の中で、操作の繋ぎ目の考え方は随所で見聞きしてきたのですが、なんかこう理屈だけではなく実感として、ふと、そうだ、不断は大事だと思っている自分がいます。やってるつもりでまだまだできてなかったんだと。

思えばスクール初参加の当日、宿からフジスピードウェイまでの山道を、たまたま居合わせた初参加のど素人主婦を先導して案内して下さったスクール常連紳士の先生の車の動きに「ここで習えば何かが変わる」と感じた時も、その後機会は少ないが一般道で先導していただく事もあった師匠の車の動きも、もちろんスクール中の動きも不断だったのだと改めて思うわけです。

コースか一般道かとか、車の装備には関係がなく、操作に途切れがないのがとっても大事なのだろうと。全て途切れがないというのは、あまりこだわりすぎてはいけない気もしますが、出来うる限り目指そうと思います。

 不断な運転とは。まず先の走行イメージができていて、それが車の実際の動きよりも若干先行している事(操作と実際にはタイムラグがある)が必要だと自分なりには思います。

途切れを生む要因としては、急、過大、もしくは雑な操作、無理をする、何かに気を取られる、想定外の事が起きる。それをできる限り減らす様にしようと思う訳です。普段から不断であれば、今まで教わってきた運転がより活きる筈です。

昨年末のスクール時トラクションがない状態から生まれてきた状態になってくる時に自分がやっていたことはまさにその修正だったので。

10年前より上手くなったし、不断と不断未満は一般道では傍目にはわからない気がするけれど、次に自分が取り組めば良いのはこれかなと。

日常運転は本当にコースとは違う意味でのマルチタスクだと思うので、不断な運転ってなかなか大変ですが、ともかく、より運転に集中して丁寧に操作する事をやっていこうと思います。

 

そして最後に…

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窓落ち…近年ルテ3rsで起き始めてますが…もしした時にこれって最後の砦に…なる可能性何割くらいあるのかなあ?微妙…

 

 

 

 

 

迎春/今年はクルマのスクールはどうする?

 明けて2024年、令和6年。もういろんな事があって、松の内が過ぎてきます。能登地震は一番大きいのは太平洋側のこの辺でも自分のスマホからアラートが鳴り、震源の場所を確認しつつ安全確保に動きました。揺れました。

思う事いろいろありますが、祈るしかありません。ん〜…なんだかお正月という気がしなくて、無理やり心を落ち着かせている感も実はありました。必要以上にテレビをつけない様にとか。できることは募金くらいかも。でも方法を選ばなくてはいけませんね。

 

 家庭が職場な私は正月休み期間は、仕事な人と休みな人がいるのである意味忙しく過ぎていきました。まあでも、どこかで一挙放送やるから睡眠時間削ってまでオンタイムで見なくても良いかなと思っていたアニメの一挙放送がやっぱりあって、台所に立ちつつ、大筋把握できたからそれで良し。くらいです(笑)

初詣はまだ…というか、年末にその1年のご加護に御礼参りする方式に変えてみたので、慌てることもないです。

集まれる人はみんな集まっちゃって生活して居るこぢんまりした家族なので、里帰りも必要なく、半期に一度のおやつ購入パシリを決めるジェンガ大会も無事終了(笑)

何だかいろいろで、この1週間が長かった様な早かった様な変な感じです。

 

話を変えて、相棒るーさんとの走る話です。

昨年末にユイレーシングスクールのトライオーバルスクールに参加して、垂直荷重、コーナリング中のトラクションの恩恵に与るいる感触が多少なりとも自分の運転でも感じることができたという話は昨年いろいろ書きましたが。

思い返すと、るーさんになってから、スクール行く度に同じ様な体験をしている様な気もするんです。頭の中での理解度は深まっているのですが、まさに3歩進んで2歩下がる状態で、日常の運転は進歩しているのですが、「速く走る」という事についてはここ3年(体調崩してお休みしてた3年含めると6年か!)、なんだかこう進歩がない。

 理由は簡単な事で、公道でるーさんで走る時に、トラクションを作り出して使うなんて場面を作り出さずとも、丁寧に走れば十分な訳で、練習しようとしてわざと使おうとは思えない訳です。(そういうことをしようとすると、必ず自身の周囲の確認に穴が生まれ、周囲の予想の範囲も越えるので、どこかで危険が隣り合わせになると思う。)

そうやって走れているのは、間違いなく今までユイに通って練習してきた賜物で、頑張った意味は間違いなくある訳ですが、トラクションを使った積極的な走りは、スクールに参加しないと進歩はないでしょうね。

近隣のサーキットに行けば練習できなくもない訳ですが、それをやってしまうと、私にはフジでやってるユイレーシングスクールに行く金銭的な余裕がない。

では、月に一回サーキット行くのと、年に2回フジのユイのスクールに参加するのとどっちが自分にとって有益かと考えると、スクール2回だろうと思う訳です。

 

正直、トラクションを使った積極的な走りは、車が傾き、タイヤのグリップの限界付近を目指す訳ですから、怖くないと言えば嘘になります。助手席にいて、信頼できない相手の運転でもしそれが行われたら、とにかく降りる努力をするでしょう。

ただ、自分でステアリングを握って、自分で垂直荷重を感じて走っている時はそれが面白かったりする訳です。アンダーステアよりずっと楽しいよ。ホント。自分がスロットル開けることで、地面をタイヤで押してる感覚があって、アンダー出てる時やトラクションに乏しい時はスロットルを閉じざるを得なかった所で「これならここをずっと適度にスロットル開けて行けるじゃないか。踏めるところで踏んでない。」と思ったりした訳です。

 他にも思う事があって、今年の抱負としては年に2回スクール参加をしてみようと思う訳です。

で、できるだけ早くトラクションを得られる走りに持ち込みたいです。昨年末はトラクションを使う領域に入れたのが遅かったので、最後の3-4回の走行が勝負で、その中で、ミスなく良い感じで(まだまだ薄っぺらいとはいえ)トラクションをほぼほぼ放棄する事なく1ヒートの時間内走れたのが1回の走行だけでした。それが自分の考えている方法で意識して持ち込めればまあ進歩したと言っても良いのかなあと思っています。

相次ぐ値上げに家族の動向、車や家のメンテナンスもあるので、実現できるかわかりませんが、なんとかしたいものですね。

 

それでは相変わらず長文独り言系な当ブログですが、今年もぼちぼち参りたいと思います。

みなさまの1年のご健康とご活躍をお祈りしております。

 

 

 

年越しと来年に向けて/〇〇〇スとの対面

 今年も後少し。あまり寒くない年越しとなりそうですね。今年は主婦的には良く小掃除できた年となりました。

小掃除が大掃除を楽にするというのは、ずっと以前から分かってはいた事なのですが…できなくてまとめて大掃除になっちゃうんだよね(笑)

結局、歳食ってあちこち痛いところが出て来ると大掃除が大変で、何処か傷めたりするくらいなら小さいうちにやった方が、と真剣に思えるという事なんでしょう。水回りは小掃除の効果が絶大ですね。

 外回りは、今年の前半に、大雨対策で雨水の流れを観察して流れが滞るポイントを見つけ出して治水をする事をしてました。概ね方向性が出せたので今後は様子を見ながら維持していくことになるかと思います。

 結局、上の二つをしながら、ここに住み始めて、本当に介護が忙しかったんだなと思いました。母が施設に入って2年以上になるかな。なんで今まで気づかなかったんだろう(気付いてたらもっと早くになんとかしてただろうな)ってことがこの2年いろいろある訳です。

そしてこの秋から夫と協力して、何度かに分けて庭木の高さを詰めました。素人仕事ですけどね。

干支が一周しますので、思えば結構伸びたんでしょうね。

高枝切りのミニチェンソーみたいなものを夫が中古品で手に入れて、夫婦で若干「あ⁈(苛)」的な空気も漂よいつつ(汗)、あーだこーだ言い合いながらの素人仕事。

猫の額的な芝も、随分ムラができて来たので、春からいろいろと改善策を試しています。芝をきれいにするのは大変な作業ですね。行き届かないわ。

一番大変なトイレと浴室と大窓の大掃除を早々にやっつけたので、後はできれば年内に、くらいでぼちぼちと。あー…洗車がまだですか。おー洗車!(苦笑)

 

来年は、何かしらの家電をひとつは買い替えていくことになるか、どの車かわかりませんが(みんな年季物なので)、どこかの中整備(重ではないかな)という話も出るかもしれないとも思います。

もうひとつやりたいこととしては、夫婦旅行です。チャンスがあれば家族旅行なんですが、どうも来年は家族は難しい気がします。もうずっと夫婦での旅行ってしてないんですよね。コロナ禍出向だった息子と荷物を取りに行った時一瞬旅行っぽかったけど(笑)

後は自分がクルマのスクールに何回行けるか、というとこですね。

他にも色々思うことあれど、書けることはこんな感じですね。

そして思っている事全部を成すには、資金が…どれだけ選択できるか。頑張ります。

 

そして、先日驚きました。

外仕事してて玄関から家に入ろうとしたら…我が家の玄関先の鉢植えに鳥がいる…

脅かさないように身を屈めて2メートル位まで近づきました。その状態のまま数分。

スマホも家の中でなので写真も撮れない。

相手は擬態しているつもりらしく動かず。

家に入れない…(笑)家に入りたいだけなんだが。

 

結局ゆっくり近づき「ごめんよ、通らせてよ」と言いながら家に入りました。

1メートル切ったら逃げましたが。

 

後で必死こいて調べましたが、どうもウグイスだった様です。ウグイスはいわゆるウグイス色じゃなくもっと地味な色というのは聞いた事がありますが本当ですね。地味な色合いの小さな鳥でした。いやー貴重な体験。

 

自然豊かな田舎だと喜びたい気持ちもあるのですが。今年に入って、少し離れたところの小山が開発で禿山に。別のところでは道路開発でひと山木が伐採。

居場所がなくなって、行動範囲が我が家の近くの山になったのか、今まで聞いた事のない鳥の声が毎朝響く様になりました。山がなくなるってこういう事なんだなと複雑な心境です。

 

我が家の敷地にウグイスがふと立ち寄ってくれるということは、来年の春には例年通りウグイスが向かいの山で鳴いてくれると期待しています。

 

ではでは、みなさま、諸々お気をつけて、良いお年をお迎え下さいませ。

感謝しつつ好きな事をエッセンスに〜YRS’s Trioval track その3

トライオーバルスクールに参加していたその日の午前中、ちっとも車が進まない時、「もうこれでユイ通いやめようかな」とは全く思わなかった。「絶対操作に原因があるよなあ、納得いかない」とは思っていた。

ココロの重心を真ん中に戻して、運転に修正をかけて車が走り始め、操作が整い始めた頃に思ったのは、もうちょっと参加機会を増やせる様に何か努力できないだろうか、だった。

 

 最初にユイレーシングスクールに参加してから多分もうすぐ9年が経とうとしている。そもそも、ここまで必死に運転のことを考えているのには、本格的に「運転」に興味を持ってから何年か紆余曲折の末、ユイレーシングスクールの門をくぐるまでの間に深い疑問を持った事の答えを、自己満足にしかならないかも知れないが、それでも得たいと思って来たからだと思う。

ある程度の所までは得られている。

短い言葉で説明するのは無理がある。運転技術も勿論なのだけれど、考え方の方もなんだろうと思う。

初参加の時の申し込みコメントに「ちゃんと運転したいです」と書いた事を覚えているが、ずっとその「ちゃんと」を追いかけている。ひとつ進むたびにゴールはひとつ遠くなる(笑)新しい課題と目標が自分の心から湧いてくる。

 

 

 10年以上前、車が自分の趣味だと思う前、本当に「無私」で生きていた時期があった。幼少から家庭的な苦労が多かったので、出産後は人一倍家庭運営と育児には必死だった。周囲は褒めて下さる方も多かったけれど、ある時、今思えば本当に抜け殻になりそうな時があった。それを止めてくれたのが車の趣味だった。

夫が車が好きで、それに伴走していただけだったけれど、何とかやりくりして自分の相棒を持つ。ある種必須ではないことを、純粋に自分が楽しいと思えるという理由だけで頑張る。という事がひとつくらいあっても良いのではないか。そう思わせてくれたのが、黄色いプントアバルトだった。

プント入手前、子育ても大変だし、お金も大変だからと、車趣味は夫に任せて自身の車趣味度を削ぎ落としてしまおうと決めてみたものの、そう決めた中で運転の楽しさに気付いてしまった。ブーメランでマニュアル小型輸入車に走った。30代後半の話。その後プントを経て前の相棒を得て、これはちゃんと運転しないと楽しむのが難しいと思ったが、そこからちゃんと習える環境で、ちゃんと教えてくれるスクールに巡り合うのに1年以上を要した。(今思えば、プントの時に運転習おうと思えたらベストだったなあ…たらればだけど)

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趣味から生まれるエクストラパワーを実感して驚いた。人間って、本当に無私だけで生きてると、どこかで独りよがりになっていく気がする。自分以外の人のためを思っているはずなのに、消えない心の奥の理不尽な不安や不満が、自身や周囲を蝕む。

自分のために過ごす時間の大切さを知った時だった。今回参加している途中にその感覚を思い出した。

みんなで一緒に走ることは、決して自分のためだけに走っているわけではない。自身の向上を目指すのと共に周囲と仲良くしていく事も含めて勉強。でもそれも含めて自分のための趣味の時間。

 

今の若者は本当に大変だ。子供達が働く年代に入り、その様子を見ていて、明らかに自分たちの世代の若い頃とは違う。労働環境であったり、給与であったり、問題を感じて憤ることもある。

運転力の向上が実生活に役立つとはいえ、私は家庭において今何をすべきだろう。参加の間が空いてしまうのはそういう思いも根っこにある。

若者の車離れ、そりゃそうだろう。保険料ひとつとっても現状との矛盾を感じる。

物理的な時間の余裕のなさもそうだけれど、上も下も教育やその中の失敗をしている暇も余裕もない。そんな会社が多くあるような気がする。

 そういう思いをずっと家で受け止めてきたこの何年間かだった。昔も今も生きることは大変だけど、何かしらこの先、生き方を考えて何かしら方向を見出して行かなければ、過去の時代の幸せのモデルには無理があるのではないかと思っている。私自身幸せの雛型は昔から信じていなかったのに、親をやっている間にどこかで染まっていたのか。

でも我が家にとって、家族各々にとって何が将来の幸せにつながるか、今はわからない。若者は急に人生が動くし、そもそも我々親に今更できる事があるのか必要なのか。今も過去も私の家族への関わり方はどうなのか。いろんな事を考える。考えるが、実際できることは、ただ見守ることと、不用意に手出しをしないという、母親には結構辛抱のいる状況だ。もうあの子たちの人生なのだ。

 

おそらく、私がこの先運転の練習を続けていく事は、(判断だとか情報収集だとかいろいろ足りてないけれど) 日常で家族が今までのようにインスタントに感じられる様な上達があまりないと思う。

それでも、自身の趣味を続ける意味と、参加への努力の余地はあると思っているし、家族各々が自分なりの楽しみをお互いに優先し合える環境を作れたら幸せだ。

 

今回と前回の参加で気付いた事が2つある。

ひとつは、参加すると疲れてしまうかと心配したが、逆に体調が良くなる。

独りで長距離を行き帰りするので、自分が体調を崩す事で誰かに迷惑をかける事がない様に、すごく気をつけて自分を気遣ってはいるが、体に良い意味での刺激ではある様だ。数年前に体調崩して一時は本当に弱ったけど、必要と挑戦と工夫が回復を生み出すものだと思う。

 

もうひとつは、タイヤとガソリンが減らなくなった。それはある意味速さと比例する部分もあるのだから、速さを求めれば全てが良いこととは言い切れないが、以前と比べて遅くなったという訳ではないと思っていて、今後参加が続けられれば、どうなるのか、ある意味面白いと思う。

往路復路のペース配分は確実に安定して以前より楽になって来た。

まあただ、タイヤがあまり減らないのは、近年タイヤのエコ化が進んでいる様なので以前と比べられるのかよく分からないし、他も条件が揃い切らないし、燃費も測ってないし、あまりハッキリしないから感覚的な話ではある。

(ハイグリップタイヤは私には高いと思うし、日常には勿体無いので買わない。となるとエコ要素のないタイヤというのが選べない状況になって来てる。エコ要素で減らない部分があるのだとすれば、感触などあまり好きとはいえないが受け入れるしかないんだろうな。そもそもタイヤを語れるほどの経験がないから、その時の状況を感じ取ろうとしているだけか)

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さあ、来年は何回行けるかな。

家が建って干支が一周。家電と住宅設備のモンダイもやって来るぜ!

がんばれるーさん、がんばれ私、みんながんばれ、でも頑張りすぎるな!

 

YRS’s Trioval track その2 〜垂直荷重/

 トライオーバル(Trioval)というのは改めて調べてみると、トライ(tryではなくtriangleのtriで三角)とオーバル(oval、楕円)のハイブリッド、という解説がしてある所があった。おむすび型、と呼ぶ人もいる。アメリカの自動車レースのオーバルコースも、全て完全な楕円という訳でもなく、トライオーバルなコースもあると見た事がある気がする。通常のユイのオーバルはコーナーが2つで大きく180度ターンを繰り返して習熟を深めるのだけど、トライオーバルはそれにキンクが加わるコース。キンクコーナーはうまくやれば全開でいけるとのこと…

どうなんだろうなあ。うまくすれば手前のコーナーのトラクションを保ったまま全開で抜けられるって事なのか?

なんて事を今になって思っている。

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待機中の車中から。この日は山頂付近に大体ずっと雲があった。

 

その1で書いた様に、諸々の事情と操作の問題でで序盤全くトラクションの恩恵にあずかれなかった私。

そこから後半の積極性が出始めるまでの間に自車に起きたことを整理して、何だかすごく頭がスッキリした。

加減速の速度の落差、前後左右のピッチとロール、垂直荷重。トラクション。全部言葉としての意味はこれまでも理解していた。でも、今回の参加でその相関関係が実感として感じ取れた瞬間があって、腑に落ちた、とまで言えるかどうかは次回自分がどう走るか、で分かるのでは?と思うけれども。

まず操作の修正でアンダーステアを消していけた。車が前に進みたがる。結果加速が踏み込めるからブレーキングからターンインした時に垂直荷重が増えたのが感じられる。まず自身でここが関連づけられたのが進歩。何年かかってるんだと思いもするが、るーさんでは5ー6年前と1年半前と今回で3回目?くらいなので毎回3歩進んで次までに2歩下がる感が…まあ。仕方ない。

とにかく、トラクションがかかった状態の経験が少なくて、トラクションリッチのイメージがなかったのだが…良いタイミングで、お手本同乗走行タイムとなったおかげで、イメージを持てた。車の方はこんなに踏ん張れるんだと、助手席でGに耐えながら考えた。

同乗走行でもうひとつ提案があった、ターンイン時の作業手順見直し。せっかく習ってきたイーブスロットルをより活かせる。イーブンスロットルでターンイン&コーナリング中にやることやってしまえ作戦。

この操作の修正で、自身としては操作のリズムがものすごく良くなって、ここ起点に他が整った。

車が傾く。でもまだ踏める。まだ踏めるのに踏んでない所がある。

そして車が傾くと起きることがシフトミス。自分が傾いちゃってる?やっちまったよ失速だよ。

んな感じであたふたしながらも午前よりは若干速くなって1日を終えられたのではないだろうか。

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1日の走行も終盤に近づく。富士の山頂付近の雲がなくなって来た。

 

うーん。自分は速さで言えば速くない。割とまとまったなと思える走行もあったのでそこから思うに、もっと踏める所を踏んでいって、耐えていけば、もっとぬるっとしたというか、トラクションを逃さない走り方にできるのかなあ。

それは自身の筋力で耐えられるのかなあ?

 

そんな事を考えた。

その3はどうするこの先、です。