るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

主婦の休暇はサーキット(の駐車場のオーバル)で〜その1〜

 何年かかけて、五百円玉貯金をしていました。懐かしいポストの形の貯金箱に。

五百円玉入れるのってちょっと勇気要るんだよね(笑)

冬が終わり、春がきた頃、ん?今年は体調が良さそうだ。そんな体感がありました。

貯金箱の底のゴムを取って中身を確認。

スクール2回分の受講料に足りますな。

そこからは参加前提で日々を過ごしてきました。タイミングが合えばすぐ動けるように。

 

しかし世はキャッシュレスへとまっしぐら。

参加費用を振り込みに備えて口座に入れておこうと思ったが、ATMで両替どころか自分の口座への預け入れを硬貨で受け入れてくれなかった!

すっかり時代遅れのオカンは機械の前で瞬間ぽっかーんとして時代の流れを感じました。

 

f:id:mamogame:20220517105759j:image

 

 

 

 

思い返せば遡ること4年弱。2018年の秋に右手の中指にちーさな赤い点。

ん?吹出物?

これに始まった「抗酸菌」感染。これが大変だったけれど勉強になった経験でした。

 

ひと月くらいかけて徐々に赤みが広がり、指が痛み始め、皮膚科だけでは感染かどうか確定できないから整形でも見てもらってと言われ整形外科へ。「腱鞘炎」としてステロイドと麻酔の入った注射。しかしこれが大誤診。

ステロイドは強力な炎症どめだが、免疫力は低下する。実は抗酸菌感染だったのだから、ステロイドにより一時的な鎮静の後、菌の巣は大きくなった。中指から手首まで。

不審に思い別の整形外科へ。大きな病院を紹介されて、年明けに手を切開手術、菌が巣くった手の筋膜(腱の周囲を覆う膜)を除去。外科手術では全部は取りきれないのでその後投薬と説明が。

肩から先の麻酔で意識あり。見えないだけマシだが、なかなか痺れる経験だった。

執刀医師とスタッフの緊張と弛緩のメリハリが凄い。医者の世界を垣間見た。

ひと昔前は、手は複雑で、こういう手術は出来なかった聖域だそうで、直後からのリハも、幸運にも手の専門のリハの先生がいらした。

筋膜がないと腱が滑らないので腱同士がくっついてしまう。指が動かなくなる。それを阻止するべくリハに通う。

その間に切除した筋膜から採取したものから菌種を特定。培養して増やすそうだが、抗酸菌はとにかくゆるーい菌で成長が遅い。特定に足る所に増えるまでひと月を要した。

抗酸菌とは、土や水にいる常在菌みたいなものをまとめてそう呼ぶらしい。なので私が感染したのはその奴らのうちのどれか。普通は免疫で廃除される類いで移らないらしい(人人感染はないということか)。近年女性が肺感染を起こす事例が増えてきているとネットの情報では見た。(肺感染は点滴投薬で目安2ヶ月入院と医師から聞いた)

その皮膚感染。過去の事例が乏しいらしく、特定の薬がない。事例の少なさから「これが効いたらしい」の世界。コロナの初期の頃みたいなものかもしれないね。

リハのお陰で、中指の先が最後まで曲がらないが日常にほぼ支障もなく、字も右手で書ける所まで戻った。

しかし。投薬治療の途中で、薬の影響でベッドから立ち上がるのが辛いとか、筋肉のこわばり、おそらく心筋も弱っていて、血行不良からくる下肢の浮腫。

原因を実は断言はされていないが(隠していたということではなく複数の先生の連携なので、なんとなく患者医師全員がお互いに察してしまって誰からも断言がなかった感じ)検査と対処を元に自己調べすると、薬の副作用だと思う。薬って基本劇物なんだよね…。

 

幸い滅菌(といっても陰性確認だからゼロじゃない。言い方として反対はしないがゼロコロナはお題目に過ぎんと思う)がそのタイミングで終了できて、心筋の検査も異常とまではいかず。

あとは「日にち薬」

何かあったら来てくださいと言ってはくれるが、事実上自己管理しかないのは聞かなくても想像がつき…

 

何故感染したのか

何故ここまで副作用が出たのか

今回の医師の対応に疑いはないが、自分が持っている掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)のためのステロイド投与や積年の疲労、整形で処方された、腰痛をやりすごすためのロキソニンの常用、今回の抗生剤の臨時増し増し投与(担当医が毎度薬剤師に一筆書きます)と、過去に緊張性頭痛に整形外科が出してたミオナール長期使用もひょっとして関係あるかな。自己調べで確証はないが自分なりの理解。諸々の複合だからそれを確認できる場所は思い当たらない。

要するに、感染以前に抱えていた不調を改善する事が必要と判断。

腰痛はそれ以前に通い始めていた接骨院で根本の体のバランスを整える定期施術と日々のストレッチで。

掌蹠膿疱症は医者通いとステロイドをやめて(元々先生と相談しつつ減らしてきてた)、今までの薬を調べて、同じ方向性の薬で市販薬程度の強度で問題がないかを長期に渡って試しているが、それも今年に入って過去10数年で1番調子が良い。

緊張性頭痛は物事の捉え方を見直して、自分で作り出すストレスをコントロール

薬は使う時もあるけどあくまでスポット的に。

 

考えた、頑張った。

 

やっとだよ。

 

2018年までのユイレーシングスクール通いで、何か起きるには原因がある、原因を突き止め対処すれば改善できる、という経験をしてきた事が、立ち向かう姿勢として役に立っていると、本気で思う。

わからないことも、調べると意外に出てくる。嘘っぽいのもあるけど(笑)

 

筋力が落ちて自力でしゃがめないとか

しゃがんだら何かにつかまらないと立ち上がれないとか

横断歩道を渡るのに倍の時間がかかるとか

1時間助手席にいたら、車降りる時に体がこわばってるとか

そんな風だったけど

今は小走りはできる。

車はずっと運転してたけど、ルーテシアはちょっとの間我慢してた時もあった気がする。

 

f:id:mamogame:20220517130236j:image

これも自分でできた。ヘッドライト磨き

(真っ白とか真っ黄色まで行ったら磨く機械がないと辛過ぎだと思います。商品名で探すと作業動画出てきます。)

 

f:id:mamogame:20220517130609j:image

これも自分で塗れた。

いろんな作業をやってみた。

筋肉は裏切らない(それは心筋もだと信じる)

継続して接骨院で基本メンテしてもらって、私は筋トレはきつすぎて腰をかえって痛めるので腹筋のEMSをワンクールだけしてもらって、とにかく日々ストレッチと、必要な作業は工夫をしてトライをする。し過ぎない程度の負荷をかける。ちょっとずつ無理をする。

それで今のところまで戻ってきた。

筋肉は60超えても発達させられると聞いた。

趣味でなければムキムキになる必要は別にないと思うけれど、筋トレというよりストレッチやバランスチェックは効くなという実感。

伸ばしてみてビックリ‼️という場所はいくつかあったけど…

ただ、接骨院の先生曰く、間違った情報は多いらしい。自分は発信はやめておこうw

 

ということで、最初は6月の半ばの土日のスクール両方参加で豪遊?というのもかんがえたが、遊びだけど遊びでない、真剣に走りに行くのだし、いきなり2連はきっと体が保たないと思い、参加の翌日からの今週は、78にしてお仕事現役のうちの爺さんが「家出するわw」って言い残して4連泊でドサ周り(流しの専門家とでも言えば良いのか)に出かけたので家事負担が減ることだし、それなら暖めていた日帰り参加計画を9割高速バージョンで行ってみよう、とスクール開催の数日前に思い立った。

 

とはいえ4年ぶり?

日帰り…まず間に合うだろうか

車は速くなってる

あー痺れるプレッシャー…

寝付けない

どうにか寝たが3時間ですっぱり起きて二度寝しても仕方ないから予定の1時間前に出発!

f:id:mamogame:20220517105534j:image

 

つづく…