るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

車という乗り物がどうなるかよりも不安なこと

 るーさんの車検が終わり、ほっとしている。

良心的価格でやっていただいて、夫にも助力いただき、個人的お財布はペラペラだけどw、野望はまだ諦めていない(笑)

 

しかし…最近、道路を走っていて、この先道路を走ることがもっと危険になるのではと不安になる。先日も、目の前であわや追突という事態に。

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信号機のある三叉路の交差点…図にあるトラックが先頭で信号待ち。1トントラック、自車共に左折のウインカー点滅。信号が青になりトラックと自車が発進したが、トラックが歩行者目視で停車。そこへ右折して来ていた小型車が突っ込みかけた。トラックの荷台の下に鼻先が入った状態でギリギリ当たらなかった。どうして右折がそこへ突っ込んで来てるのか、後続車のワタクシの車はさほど離れておりませんが!(図よりもトラックと自車の間は近かったかな)

大変な事にならなくて良かったと思ったと同時に、私は目の前で起きた事態をチラとでも予測できたのでは?私自身は果たして周囲の状況を良く把握できていただろうかと反省した。おそらくトラックの向こう側の歩行者のおばあちゃんは見えなかったとしても、対向から入って来た小型車のドライバーの表情は見れなくはなかった。

 

 近年車の変化が著しいけれども、同時に「どうしてそうなる?」というちょっと想像できないタイプの事故の話題も多い。

事故でなくても日常、1.ぶつかる程じゃないけれど結構目の前に出てこられて合流される側がブレーキを踏む
2.真っ直ぐ走ってない
3.ショッピングセンターの駐車場でひと区画分まるまる使って斜め横断する
こういうのが凄く多いと思う。

1は確信犯もあると思うけど、もっと怖いなと思うのはおそらく、こちらの進み具合をあまり理解せず(こちら飛ばしてる訳でもないですよ)。悪気なく「出られる」という判断だった様に見える時。

2は本当に多い。大丈夫かコイツってマジ思う。今の車はドライバーが直進をステアリングから感じるのが難しいという構造的な問題もあるという人の意見も聞くけど、それにしても酷い人が意外といる。

3は、空いてる時に意外と多いから、空いてるから良いかなと思ってるんだろうけれど。

まず駐車場内そのペースって…

その上、こっちと行き先被って、あらぬ方角から出て来てこっちを目視してビックリってどうなのよ。

自分の日常だとこういう感じのことが起きているけれど、ニュースで最近話題になり始めたのが、運転支援機能、オートクルーズなどを過信して高速道路の工事規制の設置物にノーブレーキで突っ込む、弾き飛ばす等の事故が増えている…とのこと。私が初めて見聞きしたのは今年に入ってから。

現場の高速隊の方々も最初は理由がわからなかったそうなのだけれど、調べていくとそういうことらしい…と。

起きるべくして起きた様にも感じるが…

私は自車のオートライトやオートクルーズ機能はほぼ使った事がない(笑)おそらくつけ忘れ消し忘れもなく、速度キープも、機械の方が優秀なんだろうけれど、使い方に慣れるのに時間がかかるし頼る方が私には逆に難しい(笑)ので緊張する。

レンタカーでラインキープ機能のある車に乗った時も、インフラ次第で簡単にラインを検出していないのをみて、結局まだまだ自分次第なのだから自分で頑張ろうと思った。

自動運転、運転支援、電動、ハイブリッド、水素燃焼に水素発電…いろいろあるし、どれかが正しくてどれかが間違いとか思わないけれど、使う方がしっかりしないとダメなんだとつくづく思う。

 今の運転支援機能は楽をする為じゃなくて、先々の無人自動運転社会を目指すための試金石なんだろうなと思う。楽じゃないよ。

 

因みに、上述の1〜3の「オイ!」に自分がならない様にする私なりの解決策としては

 

対1.合流した時はチラとルームミラーで自分の合流作業を検証する、の繰り返し。

結局合流したい車線の車の時間あたりの移動距離のイメージをしないと自分が出られるかどうか判断できないのだからそれを鍛えるしかない。

対2.パワステのせいも少しあると思うが他にも理由があって真っ直ぐがわかりにくい車も多いらしい。ではどうするか。

真下を見ながら真っ直ぐ歩くのが難しいのと同じで、近くを見すぎるとますますふらつきやすい。

遠くを見られれば解決に近づくが、遠くを見られない理由の一つは、近くに不安があるから。直近の操作に不安があるから近くを確認したくなる。

情報収集を広範囲にして、近くの状況は既知、処理済みの状況で走れればもっと真っ直ぐ走れると思う。自分は今はフラフラまではしてないと思ってはいるが、100パー確証は持てないので私も現在努力中。

まずとにかく当たり前なんだけど運転に集中する。忙しい日々の中でついつい人は車というパーソナル空間で日々の不安に打ち勝つべく脳内整理をしようとする。リラックスしようともする。

そもそも本能的に「私だけは大丈夫」と思いたくなるらしいヒューマン。不安と安心の矛盾の中で生きるヒューマンが物理の法則を使うのは大変な事なんだよ。大変なことやってんだから真面目に精一杯取り組むしかない。って感じに私は思っている。

対3.駐車場斜め横断。

ルールは時に馬鹿馬鹿しく見えることもあるが破る確たる理由がなければ受け入れる。

一度だけ免停食らった事がある。40キロ制限の赤切符2回。その時に本気で馬鹿馬鹿しくなって、真剣に考えた。

ユイレーシングスクールでレースを経験し、その後テレビ等でレースを観戦するようになって改めて思ったけど、ルールはみんなが守るから成立する。それは大切な事。全てにフィットするルールも難しいのはある程度仕方がない。だから大概受け入れる。許容範囲を常に何処かで考えて日常にするのが迷いがなかった。

 

結局、運転は簡単なことではないので、常に検証と反省と改善しかないし、それは興味を持たないと発生しない思考回路だと思う様になった。

本質的には年齢だけが問題ではない。高齢者に事故が増えている原因は他にもっといろんな事があるはず。外圧で返納させても根本解決はしない、今日の中年は未来の年寄りだ。自分で自分を見つめる高齢者になるにはどうすれば良いのだろう。

 

運転好きには先々が不安。車で走ることが、今よりもっともっと大変になって、あんなに気を遣って走るならもう良いか…という環境になるかもしれない。社会がそうなるのと自分が死ぬのとどっちが速いか。どっちにせよ、この先徐々にもっとカオスになる気がして、車趣味から離れる自分も頭の片隅に想定し始めた自分がいる。

先々に趣味ではなくなっても、運転してる可能性はあるので、そうなったらもうなんでも適応するつもり。

 

故に今は野望は少しずつでも実現させておくべく日々頑張るのだ。