るーさんと駆ける 

RENAULT LUTECIA3RSに一生懸命乗っています。こそっとkangooもいます

巣立ち間近/何故車好きなのか

 初夏の居候つば十郎一家2023は子供たちの巣立ち間近である。今日は午前が天候が悪かったので巣立たないだろうと見ている。(朝のうちに巣立っておいた方がその日1日練習して体力がつくのじゃないかなと思う。)

朝から晴れそうな明日からが好機だと過去の様子を見ていると感じるが、どうだろう雛1号2号3号4号ちゃんたちよ。

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巣立ち間近になると親鳥が喰われそうな勢い(笑)

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写真が粗いのでPCでは見づらいかも。すみません。

親鳥が大体1日にひとつ卵を産むらしいのだけれど(1号と4号は4日も成長度合いが違うんだよなあ)、1号だと思われる子が巣のへりにとまって羽ばたき練習を始めると数日以内で巣立ちが始まり、2日位で全員巣立ってしまう。最初の子が飛べそうなのに1〜2日もたついてるうちに後続が成長して、2日位でなんとか全員巣立てる、という位でちょうど良いのかもしれない。昨年のつば十郎一家の巣立ちはそんな感じで5羽が巣立った。

巣立ってしまえばどれがどれやら。そもそも巣立った子が翌年同じ場所に帰ってくる割合は1割ちょっとだという話もある(地域なのか巣なのかはその情報からは分からなかった。そもそもツバメに足輪をつける事自体が大変だしそれを確認する事自体も途方もない努力だよなあ)。まあそんな薄い付き合いなのだよ。その割にはカラスに目を光らせるお人好しな人間(笑)

さて。日がな1日眺めているわけにもいかないので、巣立ちの瞬間は見れないだろうなあ。気付いたら巣の中身が減っていて、あたりを見回すと尾の短い拙いのが見つかるかどうか?くらいの感じだろうと思う。

ともかく寿命が1-2年の生き物の成長スピードはエグい(笑)。

人間はある意味弱っちいなあと思う。

 

かたや弱っちい人間の私めは、るーさんとスクールに走りに行きたいが、なかなか都合が合いそうにない。

ジリジリする気持ちと「私何のために走るんだろう」という思考も生まれてくる。やりたいと思っている事がなかなか実現しない時に陥りやすい感じね(笑)。そういうマイナス思考への耐性も年の功なのかちょっとはできているので、良い機会だから、改めて気持ちの整理をしてみようと。結果走りに行きたい事自体は変わらなかったのだけど(笑)

 

そもそも、私はなぜ車が好きなのか。

生い立ちや環境、自身の気性もあって若い頃から特別趣味らしい趣味がなかったり、結婚後子育て看病看取り介護の手伝いなど生活、家庭人生の醍醐味が一度に集中して出かけることもままならず。

一番取付きやすかった趣味が車…当初は趣味というよりは生活の手段の一部だったのだろうが…夫が車好きで、忙しい移動に車は欠かせないし、趣味心をくすぐる車が家にあったという事がきっかけという事になろうか。

夫も車以外の趣味がない訳ではないが、同じ様な状況なので結果車に絞られて行ったのかもしれない。

 

では、車の何が好きなのか。

これは以前から思っていたが、興味の対象は自分に関しては造形や歴史、ではないと思う。

そもそも、結婚した時に家にあった車はロードスターマニュアルミッション。車を運転しなければひとりで出かけられない…わけでもないが割と不便な環境だった。

そこで「運転できないから夫にお任せ」とならなかったところは、少しは負けん気があったのか。本質的に運転自体に興味はあったのかもしれない。免許取得時にAT免許がなかった時代だったのも今となれば幸いしたか。

ともかく、当時マニュアルミッション乗れたらかっこいいよね、と思っていた事は確か。

まあとりあえずマニュアルで運転できる様になると、今度は同じマニュアルでも車によって感触が違うことや、ある意味ATよりも運転しやすいという事も感じる様になって来ていた。

そうなってくると楽しんで運転したいという発想が生まれた。

 そんな頃小さなイタリアン、黄色いプントアバルトを手に入れる機会が重なった。

手に入れなければもっと堅実な人生があったのか、手に入れたから今のある種の充実と節約wがあるのか。(節約してるのは車のせいだけじゃないけどさ)

ともかく今に後悔はないかな(笑)

あれから15年ジタバタして、何度目かの人生階段の踊り場(考え事をする時間があるという意味で)にいる今思うのには、

車の造形に好き嫌いはない訳じゃないけれど、造形が好きでも乗り味がどうしても好きになれないなあという車はある。

逆に、造形は特別好きだという事では無いが、乗り味が非常に良く、良い車だと思える相棒車が手元にある。

ネット上の車好きコミュニティに一応籍を置いていたり、車好きが集まる場所に行くと、自分が車好きと言うことがはばかられると感じるくらい、自分の車に対する知識は薄い。

車に興味が全く無い人よりは知っていることもあるが、私が知っていることは、手元にやってきた我が家の車たちの維持をする過程で必要に駆られて知ったことばかりで、何となくの理解。そしてロマンとか憧れというものがあまり存在しない。

多少手がかかる輸入車は許容する努力は惜しまないが、限度はある。お金がかかりすぎても無理だし生活に使えないと困る。私にとってるーさんはその辺のライン上にある感じかな(笑)

ジーノさんも特別好みでは無いが日常の足として不満はないし運転は予想以上に楽しめるのでありがたい。

故に私は車の何が一番好きかといえば、運転が好きなんだろうと思うのだ。

 

サーキットで一番になりたいという気持ちはあまり無い。タイムアップを追い求める気持ちも大きくは無い。ただ、向上心はあるし、公道で現代の車の性能の半分も使えないと思う。

速さと言うよりも、使える上手さを求めるのであれば、とっても古い車や操作系にアシストなしの車を持って公道で日常に使う、という方法もあると思う。まあただ、その古い車が高い。維持に関しても日常に使うのには現実的では無い。それこそロマンと金銭無しには成し得ない気がする。(それがある人がやる分には羨ましい限りです。)

 結局、巡り会えたルーテシア3rs、巷ではもうこういう(2リッターNAリッター100馬力ってことかにゃ)車は出てこないなんて声も聞くし。

んでこの車持ってたらコースも出れたら良いよね、何とかしたいっ…

 

ってことです。

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うちにいてくれてありがとう、るーさん。

うちに来るまでに大事なエンジンちゃんを元気にしてくれた様な気がするお店の社長さんとメカさんにも感謝。足は必死に捻出したお金で直してもらったし。無駄遣い乗りしないでいられるのはジーノさんのおかげ。

いろいろ考えてみて、これがダメならこうしてみよう的発想で。お預け期間が延びちゃうけど頑張ってスクール参加機会を伺うとしますか。